AGC旭硝子本社前と横浜工場前で連帯行動

 12月9日、旭非正規職支会支援共闘会議は、AGC旭硝子に対して、朝の京浜工場(横浜市)ビラまき、昼の本社申し入れと抗議行動、夕方の京浜工場宣伝行動と、一日韓国の旭非正規職支会と連帯して行動した。

 AGC旭硝子本社への申し入れ行動は、担当者不在。他の部署の社員が対応に出て来たが、担当が違うので勝手に申入書を受け取るわけにはいかないの一点張り。このような対応を一貫して続けるAGC旭硝子。絶対に許さない。

 申し入れ後に書留郵便で社長宛に送付した。

 申入書は以下の通り。

申入書
2019年12月9日

AGC株式会社
代表取締役兼 社長執行役員 島村 琢哉 様

旭非正規職支会支援共闘会議
議長 山本 弘行

当会は、貴社に対して、下記の通り申し入れます。

1  2019年8月23日韓国大邱(テグ)地方裁判所は、旭非正規職支会組合員について、貴社グループ会社AGCファインテクノ韓国株式会社の違法派遣を認め、会社側に”雇用の意思を表示せよ”と判決しました。この判決に直ちに従うように、本社がAGCファインテクノ韓国株式会社に指導してください。

2  2019年2月15日韓国大邱(テグ)検察庁は、AGCファインテクノ韓国株式会社及び原納猛社長(当時)、請負会社GTSを、「違法派遣」の容疑で起訴しました。現在裁判が進行していますが、原納猛元社長は裁判の出廷を拒否しています。原納猛氏は、AGCファインテクノ韓国株式会社の社長に就任する前は、電子カンパニー技術開発本部本部長を務めていました。貴社本社の人事異動で同社の社長に就任したのであり、貴社には監督責任があります。原納猛氏が裁判に出廷するように、貴社が責任をもって指導してください。

以上

 昼休みを中心に、本社前で抗議行動を行う。遠く群馬県からも会員がかけつけてくれた。旭支会の訪日闘争、支援共闘会議の訪韓闘争を通して、私たちの団結は強く確かなものに育っている。

 最後に怒りのシュプレヒコールを全員でAGC旭硝子本社に叩きつけた。

 その後、旭支援共闘会議の事務局会議を行い、今後の闘いについて討論を行い、当面の方針を確認した。

 それから可能な仲間は横浜市鶴見区にあるAGC京浜工場に向かった。ここで地元・神奈川の仲間と合流して、京浜工場前で宣伝行動を行うのだ。

 この日、朝から神奈川の仲間と事務局の仲間で、事前にビラをまいた。とても受け取りがよく、用意したビラは早々になくなってしまった。午後は具体的に支援につなげるような宣伝行動を行おうという目的である。

 はじめての取り組みで、そう簡単に成果が出るわけではない。それでも、カンパをしてくれる人も現れた。粘り強く継続することを確認して終わった。

 終わってからは、みんなで軽く「反省会」。いつも訪日団を迎えた時に朝食をとる食堂へ。朝とは違って夜は赤ちょうちんが出ていた。労働者の店。おでんと焼き鳥がうまかった。

今年8月、韓国大邱(テグ)地方裁判所は、4年前に解雇された旭非正規職支会組合員について、違法派遣を認め、会社側に”雇用の意思を表示せよ”と判決しました。2月に韓国検察庁が、AGC旭硝子韓国子会社を違法派遣で起訴したのに続くものです。

 最低賃金ギリギリの賃金で、土日も休めない、風邪を引いても休めない、昼食時間は20分、ミスをすると懲罰で赤いチョッキを着せられる。文句を言おうものなら解雇が待っている。こんな会社で、請負労働者が労働組合をつくって要求したことは、わずかばかりの時給の賃上げと作業服と弁当の改善でした。

 労働組合結成から1ヶ月後の2015年6月、AGC旭硝子は、労働組合をつぶすために、請負会社との契約を突然解除して、178人全員をメール1本で解雇させ、会社を解散させました。

 旭非正規職支会は、このような野蛮な仕打ちに対して、AGCの違法派遣の責任を追及し、職場復帰して工場に労働組合の旗を立てるために闘っています。5度目の寒い冬を迎えています。

 韓国の非正規労働者は、非正規労働者のみじめな現実を、労働組合と団結の力でひっくり返そうと立ち上がっています。日本の非正規労働者の未来をも背負って闘っています。

 ともに立ち上がりましょう!

 彼らの闘いを勝利させる力はあなたの中にあります。旭非正規職支会支援共闘会議に加入して彼らの闘いを支えてください。

 日韓の労働者の団結の力で、諸悪の根源=非正規職を撤廃させましょう!

 日本経済新聞「こころの玉手箱」欄に9月末からAGC島村琢哉社長の記事が5回にわたって連載された。この中で島村社長は、小学生の時に、「ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために」という言葉を知って、自分が変わった。通っている教会の礼拝中に考えるのは「世界で働く5万4千人のAGC社員の幸せだ」と語っている。

 しかし島村琢哉は、この言葉とは裏腹に、リストラを断行することで社長にまでのしあがった。現在は旭非正規職支会の偽装請負と解雇・不当労働行為の責任を居直っている。もっとも「世界で働く5万4千人のAGC社員」の中には、リストラで解雇された労働者も、旭非正規職支会をはじめとした世界の非正規労働者も入っていないのだろう。「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」なんて、ふざけるな。

 AGCは、旭非正規職支会が抗議で工場前のアスファルトにペイントでスローガンをスプレーしたことに対して、アスファルトを全部はがして舗装し直す土木工事を行い、費用の約5百万円を支払えと旭支会に請求して裁判をおこした。この裁判で、アスファルトをはがさなくても、ラッカースプレーできれいにペイントは落とせることを暴かれて、AGCは追い詰められている。まさにいやがらせ。AGCはとんでもないブラック企業だ。

 ブラック企業をぶっとばすのは労働者の団結と闘いだ。韓国の非正規職撤廃の先頭に立つ旭非正規職支会。これに日本の労働者の闘いと団結が結びついた時、ブラック企業に勝利することが出来る。

 みなさん、ともに立ち上がろう!旭支援共闘会議に加入・支援をお願いします!

9/6第5次遠征団とともにAGC本社を弾劾!

9月6日㈮。

旭非正規職支会第5次遠征団の滞日最後のAGC本社への申入れ・抗議行動。

11時に東京駅丸の内北口に集合して早速AGC本社に申し入れ。

対応に出てきた総務部中村主任は、3日前と同じように、韓国法人が適切に対応している、本社は対応する立場ではないと、オウムのように繰り返す。オスイル副支会先頭に、ミンドンギ法規部長、ソンドンジュ文化体育部長が次々と追及する。怒りを抑えながら。特にこの日は韓国検察庁から違法派遣容疑で起訴されると退職して雲がくれしてしまった原納猛(はらのたけし・当時の韓国法人社長)について問いただした。人事も雲がくれも本社の指示は疑いようがない。答えられない、と逃げる中村に対して、勝利するまで何度でもやってくると決意を叩きつけた。

外に出て、全体で怒りのシュプレヒコールを叩きつける。

本社は責任を取れ!

判決に従え!

島村社長は出てきて謝罪しろ!

横断幕を広げて座り込む。交代でマイクを握りアピールを行い、ビラをまく。夕方まで持久戦。

連日予想以上に受け取りがよく、ビラが足りなくなって、あわててコピーに走る。

警備会社の警備員も最初は敷地に入るなとうるさかったが、あまり言わなくなる。彼らも労働者。アピールに共感するのがわかる。

夕方。

本社に対するシュプレヒコールを再度あげて、東京駅丸の内北口の方へ横断歩道をこえて移動。

丸の内から退勤する労働者に対して、ビラまきとマイクアピール。

仕事をおえてかけつけた労働者も宣伝戦に加わる。

今までで最大の人数になる。これだけの人数がいると、退勤の人渦にも負けない。ここでも旭支会の仲間がマイクを握る。

安倍政権によって韓国に対する敵意があおられる中、中には、敵意を示す人もわずかにいた。

しかし、労働者はひとつ。日韓の労働者の国際連帯で社会を変え、戦争を止めよう、というアピールは、大きな共感をつくり出し、明日への希望をつくり出した。

旭非正規職支会支援共闘会議は、絶対にAGC旭硝子のふざけた対応を許さない。必ずや国際連帯の力で、旭支会の職場復帰を勝ち取る決意だ。

第5次遠征団、AGC旭硝子本社に迫る!

2019年9月2日、韓国・亀尾(クミ)市から、旭非正規職支会の第5次遠征団が来日した。オスイル副支会長、ミンドンギ法規部長、ソンドンジュ文化体育部長、取材で同行した労働解放闘争連帯のイヨンドク氏の4名だ。

ソウルを発つ第5次遠征団。左からオスイル氏、ソンドンジュ氏、ミンドンギ氏、イヨンドク氏。

9月3日には、11時に日本の旭非正規職支会支援共闘会議のメンバーとともに、東京駅丸の内北口・新丸の内ビルのAGC旭硝子本社への申し入れ行動を行った。事前に旭支会、支援共闘会議の双方から、話し合いに応じるように文書で申し入れていたが、「会うことはできない」と回答が返ってきていた。

しかし、これこそ許すことができない。新丸の内ビル1階のAGC本社の受付で来訪を告げる。

取り次ぎを受けた担当の総務中村マネージャーは、電話口に支援共闘会議の代表を呼んで、会わないという。支援共闘会議山本議長が、韓国からわざわざ来ているんだから話ぐらい聞いてくれという。5分か10分しか時間がない、その時間で切り上げることを条件に、と一方的にいって、2名で下りてきた。

旭非正規職支会のオスイル副支会長を先頭に3名の組合員が、地位確認裁判の判決に従うべきだと、会社に迫る。中村マネージャーは、韓国法人が適切に対応している、本社が何かをいう立場にはないと、繰り返す。まったく許せない。3組合員が次々と会社に迫るが、答えは変わらない。時々時計を見て、時間である、これ以上は対応できないと、最後はガードマンに囲まれて逃げ戻った。

旭非正規職支会遠征団と支援共闘会議は、即座に、AGC旭硝子本社に対して、断固たる抗議行動に入った。

本社前と東京駅丸の内北口周辺は、怒りのシュプレヒコールと弾劾の嵐に騒然となる。「AGC旭硝子は話し合いに応じろ!」「判決に従え!」「組合員を職場に戻せ!」「島村社長は責任取れ!」の声が響き渡る。

ビラの受け取りはかつてなくよい。がんばってくださいと声をかけていく人も多い。

抗議行動は17時まで、本社前で闘い抜かれた。

AGC旭硝子は判決に従え!労組破壊・違法派遣の責任取れ!

韓日労働者の国際連帯で社会を変えよう!

 8月23日、韓国大邱(テグ)地方裁判所は、4年前に解雇された旭非正規職支会組合員について、違法派遣を認め、会社側に”雇用の意思を表示せよ”と判決しました。2月に韓国検察庁が、AGC旭硝子韓国子会社を違法派遣で起訴したのに続くものです。

 最低賃金ギリギリの賃金で、土日も休めない、風邪を引いても休めない、昼食時間は20分、ミスをすると懲罰で赤いチョッキを着せられる。文句を言おうものなら解雇が待っている。こんな会社で、請負労働者が労働組合をつくって要求したことは、わずかばかりの時給の賃上げと作業服と弁当の改善でした。

 AGC旭硝子は、労働組合をつぶすために、請負会社まるごとつぶし、178人全員をメール1本で解雇させたのです。

 旭非正規職支会は、このような野蛮な仕打ちに対して、労働者の誇りにかけて、5年目の解雇撤回闘争を闘いぬいています。現在、韓国から3人の組合員が、AGC旭硝子本社に対して、「判決に従え!」と申し入れるために来日しています。私たち、日本の旭非正規職支会支援共闘会議は、日本のAGC旭硝子本社の責任を追及して、ともに闘います。  安倍政権による、韓国への敵意をあおる政治が行われています。韓日の労働者が団結して、労働者が人間らしく生きられる社会をつくること。ここに私たちの希望と展望があります。みなさんのご支援をお願いします。

途中で韓国の闘争勝利の連帯メッセージ写真を撮影。

韓国MBS放送も取材に来た。

また同じ3日夕方、 関西合同労組、大阪北部ユニオンなど旭非正規職支会支援共闘会議の関西の仲間は、AGC関西工場(尼崎事業所)に同じビラをまいて、宣伝戦を行った。

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安倍政権が、韓国に対するウソとデマで敵意をあおる中で、労働者の国際連帯の力で安倍を打倒しようという強い思いで、支援共闘会議はともに闘う。さらにみなさんの合流をお願いしたい。次は9月6日(金)11時から18時30分まで宣伝戦を行います。東京駅丸の内北口~新丸の内ビルに集まってください。

MBCニュースデスク こちらで見られます。

http://imnews.imbc.com/replay/2019/nwdesk/article/5479785_24634.html?menuid=nwdesk&fbclid=IwAR1ZBZM4oa7Vdh_5J2SI7yB8UhyqtQA_LR0FY65UcZxR2z_Fumpk9fe_kro