9・4旭非正規職支会支援共闘集会で連帯広がる

 旭非正規職支会支援共闘会議は9月4日、文京区民センターにおいて、支援連帯集会を開催しました。日本本社から派遣されたAGC韓国社長(当時)・原納猛に対して、派遣法違反で懲役6カ月の有罪判決を勝ち取った旭非正規職支会の闘いは、解雇撤回・非正規職撤廃へ向け、大きな闘いの山場を迎えています。民主労総の10・20ゼネスト闘争の先頭で非正規職撤廃を掲げて闘っています。支援共闘会議は日本での連帯闘争を大きく作り出す決意を込めて集会を勝ち取りました。
 韓国・ソソンリでのサード配備反対集会に参加している旭非正規職支会チャ・ホノ支会長とリモートで結び、挨拶と報告をもらいました。チャ・ホノ支会長は最初はAGCを不起訴にした検察に対して、テントを張り、ロビーを占拠して、拘束されてもあきらめずに闘い、ついに起訴させて、製造業で初めて懲役刑判決を出させた、少数でも民主労総は強い力をもっている、われわれがどんな精神と決意で闘うかによって変わる、韓国サンケン労組と連帯し最後まで力強く闘うと決意表明を受けました。
 またサンケン労組を支援する会からも多数が参加、代表して大畑さんから、旭とサンケンは共通する闘い、韓国で連帯して闘っている、日本でもいっしょに闘わなければならない、と連帯の挨拶を頂きました。
 基調報告を清水事務局長(群馬合同労組)が行い、日本での支援連帯は、同じような非正規職の闘いを作り出し、労働組合と団結を取り戻す闘いにしなければならないと訴えました。外注化と闘い外注職場で非正規職労働者の組織化を前進させる動労千葉から報告と決意、最後に元在日政治犯で、再審無罪を勝ち取った金元重顧問から、小さくても韓国のろうそく革命のような闘い方をしようとまとめの提起がありました。
 さらに闘いを前進させるためにみなさんのご支援とご協力をお願いします。

広島で上映会成功

 ひろしま労働学校は、広島県労働組合交流センターの事業として14年目に入っています。
 ひろしま労働学校はマルクス主義の学習を中心に、労働現場の闘いの一助になるテーマで行ってきています。これまで、日韓連帯(=国際連帯)のテーマは、11月訪韓闘争の報告という形で何度か取り組んだことはありました。
 今第14期(2021年度)は、日韓連帯をテーマとし、参加者の拡大も目指して、公開講座として「あなたは蜘蛛を見たことがありますか」の上映会を企画しました。はじめて参加した労働者や、新聞に載った上映会の紹介を見て参加した労働者の参加も得て、大成功することが出来ました。
 映画の上映が終ったあと、コメンテーターの広島連帯ユニオン・宮原執行委員長より「映画を見る3つの視点」を提起しました。
 第1の視点は「旭非正規職支会の闘いについて」、旭硝子(現・AGC)という企業の犯罪性と、旭非正規支会の歴史、日韓労働者の共同闘争としての旭硝子闘争。第2の視点は「韓国の非正規職撤廃のたたかいの歴史的位置」、第3の視点は「立ち上がった労働者一人ひとりの姿」、映画では「ごく普通の労働者が自分たちの労働条件に怒り、労組を結成し、解雇されても団結 を守り、たたかいを継続し、ついに勝利を手にしていく」姿が写し出されている。日本の労働者にとっての意味をぜひ議論できればと思うとの提起を受けて、参加者で討論を行いました。

討論より

【A】
 初めて見た感想で、日本の労働運動と決定的に違うなという所をちょっと何点か、個人的な感想ですけど述べたいと思います。
 1つ目に、学生が学校のそういう教育課程の一環で、労働者の現場を通して労働について学んでちゃんと連帯に貢献する、そういう所を見て、私は非常に感動したんですよ。日本でもやっぱりそういう労働について学ぶというのは、労働と大学、労働と授業みたいな本当に形の上で、教科書に全然載ってないようなことを、労働者の現状とはかけ離れているという、そういう所しか私は知らないので。そういう現実とは対照的に、学生の方から
労働者の闘争現場に入っていくと。そういう連帯のあり方というのは、私は日本の労働者もこれは学んでいかなければいけないんじゃないかと思いました。
 2つ目なんですが、旭支会の労働者のこの七十数分の中で結構出てたのは、いろんな被解雇者が出て、多くの労働者が闘争現場を訪問して激励し合っているということなんですね。これはもうすごい連帯うらやましいという提起もあったんですけど、これは私も同じことを思ってまして、やっぱりユニオンとかでもいろんな労働者がいるんですけど、なかなかお互いの闘争現場に行ったり、職場を行き来するということはあんまり、なかなかそういう大々的な闘争のあった時ぐらいしかそういう、あんまり多いとは言えないと思うんですよ。そういう本当にお互いの闘っている場に入って励まし合うという、そういうところをもっとやっていきたいなというふうに思いました。
 最後3点目なんですけど、結構この韓国の労働者のなんかすごいいいなと思うのは、家族の話が出るんですよ。その中身が、本当に私もすごい経験があるんですよ、家族問題なんですよ、労働運動やっていくと。常に理解されない。もうあきらめて、解雇になったら次の職場を探す。そういうことばかり繰り返していると、労働者勝てないんだというふうに思いながらも、やっぱり一方で納得できない自分がいるんですけど、本当に彼らはつらいことが毎日毎日ずっとあったと思うんですよ。1日に6人も死んでいく、こういうことがずっと続いていくと。そういう中でも、本当に起こっていることはシビアなんですよ。そういうことがあるにもかかわらず、ああやって闘いを引き継いでいくという、このドキュメンタリーの映画を日本でも労働者が作れるようなそういう所に持っていきたいというのはもちろんあるんですけど、まずはやっぱり彼らがどういう闘いをやっているかということを、私たちがちゃんと学んで、ちゃんと職場で実践していくということが大切ではないかなというふうに思いました。
 さっき言われた、もっともっと外に出ていくと。私も職場の中を見るとやっぱりおもしろくないと、その前提として仕事がおもしろいと思ったことは実はない、やらされていると。そういうことで、労働者が主体性を発揮できるような運動にしていくということがやっぱり重要だと思います。今日はこういう機会をありがとうございました。

【B】
 映画は初めて見たんですけど、映画の最初の方で、火力発電所の事故で死んでしまったキムヨンギュンさんのお母さんが、あれ相手は政府の労働者かね、なんか制服を着てる姿の男の人に向かって、これは国がシステムとしてどんどん非正規にしていったと、で、安全対策なんか何もとってないのは分かってて、それを放置していたじゃないかということをまず詰め寄ってたと思うんです。ただ子どもが死んだ悲しみだけじゃなくて、ちゃんとなんでこんなことになったのかという所で闘おうとしているなと思って、で、映画の最後の方で、1周忌の場面じゃないかと思うんですけれど、政治と企業がグルになっちょると、グルになって持たざる庶民を殺してるじゃないかと。だから、持たざる者が闘うしかない、この世の中変えるしかないんだという決意を述べてたんですよね。これ本当にものすごい闘いをしてるなと思って、ちょっと感動しました。
 もう一つ同時に、そういう非正規で命の危険にさらされるような働き方をさせられている、亡くなったそのお子さんと同じ職場の同僚たちのそのまた親御さんという人たちもいらっしゃるわけでしょう。その人たちが、彼女の訴えをどういうふうに受け止めたのかなと、私はそこにちょっと関心があったんです。やっぱり仕事がこれしかないんだからしょうがないみたいな感じで黙ってたら、本当にもう殺されてしまうという、そういう思いを持って一緒に闘っていけるような運動ができたらいいなというふうに思うんです。やっぱり労働災害とか過労死とか、その家族の人たちとの関係というものを労働運動がどう作っていくかというのは非常に重要かなと思ってます。

受講レポートより

【1】
 家族の話、家族ぐるみのたたかい。この団結をくずさないためのたたかいをしっかりして、労組がかたまっている。いっしょに食事して、踊って、まだまだ、私たちは・・・と思いつつ、国鉄1047名闘争はそうやってきたから長くたたかえたんだなあとか思いました。
 チャホノ氏以外は新規雇用しますなどという条件は本当に許せませんが、あたりまえのように支会は拒否します。資本の手口や考えることは、進歩がないな、と思いました。

【2】
 AGC闘争については、よく耳にするけれどあまりちゃんと頭に入っていませんでしたが、映画がわかりやすかったです。超優遇された日本の資本が韓国の労働者を見せしめのように切り捨てているのは、本当に植民地あつかいで許せないです。
 それでも長期にわたる闘いを明るさを失なわず続けていることにとても感銘を受けます。日本の労働者が見習うべきところだと感じます。前に「人として生きよう」とい映画を見たとき、見おわって逆につらいような気持になったのを思いだしました。“苦しくても耐え続けることが素晴らしいこと”と言われているみたいな、そこの印象だけが残ってしまって・・・。団結して闘うことは、よろこびであり楽しいことなのだと、労組は労働者をはげます存在であってほしいです。

【3】
 支会長だけでなく現場組合員が、家族のことなど悩みを卒直に言って、生き生き語りながら、連帯しながら、解放的に闘っている姿がすばらしい。楽しそうだなと思いました。
 全教組も法外労組あつかい。旭非正規職支会も和解の内容は組合代表であるチャホノ支会長は雇用しない(労組を絶対認めない)というもので許せない。日本でも関生のようなまっとうな労働組合活動が犯罪とされている。でもそれは労働組合が資本にとって最も恐れる存在ということ。韓国でも日本でも同じ闘いをしているのだと思うし、資本、それを支える国家とは非和解だと改めて感じました。

【4】
 旭非正規職支会の闘いについて、組合員の人間味が出された良い映画だと感じました。どんなことを考えながら闘っているということが、組合員同志でも共有されているのだと思います。非正規職撤廃という闘いを全労働者の普遍的な闘いにして行く内容を持っているのは、分断に対して徹底的に闘っているからではないでしょうか。非正規の闘いについて、討論できたのは良かったと思います。

【5】
 労働者のプライド(ほこり)をかけて闘っている姿に胸が熱くなりました。インタビューの中で、初めて現場でシュプレヒコールをあげた初日が忘れられないとありました。管理職が何も言えなかったという経験をした 〜 それは労働者に力がある、解放されたという実感ができたんだと思いました。その経験が労働者には必要で、以前(昔)ストをした人達の話を聞くと、本当にうれしそうに「やったよー!」「おもしろかった」と言われます。
 解雇をもってしても、それを上まわる、つき抜けるような解放感をもてたら闘う労働組合はよみがえるのではと思えました。

【6】
 「持たざるものが社会を変えていくしかない」というお母さん(キム・ミスクさん)の言葉が胸にせまった。
 普通の労働者が闘う中で仲間を拡げながら、家族関係ものりこえながら、日常として闘争を継続する姿がリアルに伝わってきた。
 非正規労働者が社会を変革する主体であるという事が、韓国の闘いを通じて実感できる映画であった。

【7】
 映画で印象に残ったのは、冒頭でキム・ヨンギュンさんの母親キム・ミスクさんが雇用労働部長官を前に、国を弾劾している場面です。この弾劾を黙って聞き、最後に「二度とこうした事故が起こらないようにします」と言わざるをえなかった。その場では完全に力関係が変っていたように思います。そういう力関係の転換を日常の闘いを通してつくり上げていく中で、労働運動をよみがえらせていくことができるのではないかと感じました。
 また旭非正規職支会のそれぞれの労働者の発言、生き様を見て、動労千葉の分割・民営化に抗してストに立ち上がっていく頃の闘いとオーバーラップする印象も受けました。新自由主義の下で、闘い抜いていくこの日韓の闘いとその結合は重要だと思います。正規・非正規の分断を打ち破り、全世界の労働者の闘いで新自由主義を打倒していきましょう。
 そのために労働運動・労働組合の再生が必要で、日常不断に職場で闘い抜くことの重要性を改めて感じました。

【8】
 非正規職撤廃の闘いなど、厳しい現状の中でも労働者が生き生きと闘い抜く姿に感銘を受けました。コロナ禍で往来困難ですが、国際連帯の意義と重要性を改めて思います。
 AGC資本がチャホノ支会長を除いて正規雇用する、民主労総と金属労組に発展資金を出すと提案したのはまさに分断であり許せません。
 旭支会が自分たちで闘うだけでなく、闘争現場にかけつけて、クモのように網目を張りめぐらすのは「労働者の闘いの原点」でもあり、世界の労働者の心を捉えると思います。

【9】
 非正規職撤廃は、階級闘争の重要テーマであることを上映学習会を通じて確認した。
 世界的な新自由主義攻撃は、労働者の権利をどんどんふみつけ、より強搾取と労働者を人間扱いしない、とりわけ、もうからない、安全、衛生、教育や、労働の環境を劣悪にしていく。
 だからこそ、資本、権力と闘う労組の建設とその連帯として労組ネットワークが死活的であることを実感した。
 企業に殺されたキム・ヨンギュンさんの無念を、その母が「国の政治よって当たり前のように命が奪われていきます。一人一人の命がどれだけ大切ですか。政治と企業のグルになって持たざる庶民を殺しています。結局は持たざる人が変えなくはてはなりません。命をふみにじり、権利を奪う資本家たちを許せません!」というのは、全ての労働者階級の思いだと感じた。

【10】
 最近テレビのCMでよくAGCが流れています。わざわざ海外に工場をつくるのは、より安く、より好都合に事業を展開するため、低賃金で、労働法などの規制から自由になるため、そのことが映画からよくわかりました。かつての植民地支配に至った歴史と何が違うのでしょうか。
 一方で、非正規労働者が自らの手で、労働組合を結成し団結を守り抜きながら、人間らしく生きられる社会を目指して闘っておられる姿には、とても心が晴ればれするものを感じました。実際には、民主労組を非正規職中心の組合へ現場からつくり変えていくという過程とも重なったと思いますが、その底力は、高空篭城や門前闘争など粘り強い現場での闘いであるということがわかりました。
 日本でも非正規が増大し、賃金や労働時間、労働条件などが悪化していますが、今日の映画をみて「決して絶望ではない」と思えました。

【11】
 初めて視聴したかんそう を何点か述べます。
 一つ目に、学生が教育過程の一環で旭支会の労働者との連帯を表明した点です。日本でも大学の労働法の授業で「労働」を客観的に論じられる程度のもが大半であり、とても労働者の現状を伝えきれていないのが現実です。それとは対照的に、学生が労働者の闘争現場に入る姿勢は、日本の労働者も学ぶべき連帯の在り方だと思います。その連帯への反動としての、旭による学生への損害賠償請求は、絶対に許しません。
 二つ目に、旭支会の労働者が、多くの労働者の闘争現場を訪れて激励し合っている点です。ユニオンにも様々な業種の組合員がいますが、日常的にお互い現場(職場という意味でも闘争現場という意味でも)を行き来する機会は、多いとは言えない状況です。その様な現状から日本の労働者も一歩、踏み出して大きな闘いにしていく気概を持たなければと切に思います。
 三つ目に、闘争に立ち上がった労働者の表情が非常に生き生きとしている点です。家族との関係から過酷な労働現場の状況に至るまで、非常に辛い経験をしているのにもかかわらず、闘争を続けようと奮い立っていることです。最も労働者の現状を示しているテーマであり、今後も重要な論点になりうると思います。

旭・サンケン支援 今こそ日韓連帯の大運動を!

 韓国・大邱(テグ)地方法院金泉(キムチョン)支庁でのAFK(AGC旭ファインテクノコリア)の不法派遣に対する刑事裁判の判決が2021年7月14日に近づいた。6月2日には亀尾(クミ)の工場前のろう城場で水曜文化集会が盛大に行われた。当時の日本人社長に懲役6カ月の求刑が行われている。責任を取って韓国の刑務所に服役してもらいたい。そしてすべての組合員を正社員として雇用して、職場に戻させなければならない。

 韓国では、サンケン電気(本社・埼玉県新座市)の子会社が、偽装廃業を行い、組合員全員を解雇したことに対して、決死の闘いが行われている。2016年にも事業場を閉鎖して組合員全員解雇を行ったが、解雇撤回闘争に勝利して翌年職場復帰、この時に、雇用問題は事前に協議をすると確認をしたにもかかわらず、コロナで組合員が来日できないことを見越して偽装廃業で全員解雇をしたのである。

 全労協を中心に支援する会が作られ、粘り強く献身的に日本での連帯行動が組織されてきた。昨年来、サンケン電気のこの暴挙に、組合員の分も日本の支援が闘おうと、全国で、本社・工場・営業所を包囲する行動が闘われてきた。そして、5月10日、本社門前行動を闘っていたサンケン労組を支援する会のメンバーが不当逮捕され、起訴されてしまった。彼はなんとサンケン電気の株主なのだそうだ。6月25日の株主総会を前に、批判を封じ込めるためにでっち上げ逮捕・起訴を行ったのだと合点がいく。許せない。

 こうした中で、韓国の労働組合の、日本企業による労働組合つぶしと闘う連帯・連携が進みだしている。この流れを、日本の労働組合・市民運動の連帯に結び付け、今こそ日本から日韓労働者市民の支援連帯の大運動を作り出さなければならない。韓国の労働者が必死に闘い、作り出してくれたこの機運を本物にしなければならない。その中から、日本の新自由主義と対決する労働運動の新たな飛躍を実現しなければならない。

 6月3日、旭非正規職支会支援共闘会議から群馬合同労組の2名が、サンケン電気本社の早朝門前行動に参加をした。門前行動には韓国のサンケン労組の組合員が、オンラインでつながり、同時通訳で直接サンケンの労働者、そして和田社長に対して訴えた。群馬から旭非正規職支会支援共闘会議の仲間がかけつけてくれたと紹介してもらい、清水事務局長がマイクを握って訴えた。とりわけAGC子会社の社長に違法派遣で懲役6カ月の求刑が行われ、7月14日に判決が出るという話に集まった支援が沸く。和田社長、悪事をやって無事で済むと思うな!と。

 現場の思いは真剣だ。何としてもサンケン労組の仲間の闘いに応えたいと。現場には、連帯と共闘の機運があふれている。旭非正規職支会支援共闘会議はともにサンケン労組の組合員が職場に戻れるように、ともに闘う。

AGC京浜工場で宣伝行動

神奈川の会員からの報告です……

12月16日、横浜市鶴見区にあるAGC京浜工場で朝ビラを行いました。

工場門前に3枚の横断幕、そして合同労組かながわののぼりを立てたので、かなりの注目で、バスの中からもみている人も多くいたようです。

工場敷地内は、建屋の新築などが進んでいて、工場労働者だけでなく、事務系や技術者などの多くなっている感じを受けます。

ACG資本の新たな戦略ということもあるのか、と思います。

来年は、映画上映会(交流会)の計画し、もう一歩、組織化に踏み出していきたいと、思っています。

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AGCは2020年12月10日付で「代表取締役の異動について」とのプレス発表を行い、島村琢哉社長が2021年1月1日付で代表権を持たない会長職に異動する理由に関して、「ガバナンス体制刷新」としました。旭非正規職支会の闘いは、重要な局面に入りました。日本でともにAGCを追い詰める闘いを強化しましょう。

https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/cnd0xj/

旭闘争5周年!決意大会が盛大に!

2020年7月10日、不当解雇から5周年を期して、AGC亀尾(クミ)工場前のろう城場にて「非正規職撤廃、不法派遣粉砕、旭闘争5周年金属労組決意大会」が開かれた。日本の旭非正規職支会支援共闘会議からもメッセージを送付して連帯した。韓国から届いた記事を転載する。

▲金属労組が7月10日午後、慶北・亀尾のAGCファインテクノ韓国(旭硝子)工場前で「非正規職撤廃、不法派遣撲殺 旭闘争5周年 金属労組決意大会」を開いて、旭硝子による詐取の不法解雇と不法派遣を糾弾している。クミ=변백선 ピョンベクソン

http://www.ilabor.org/news/articleView.html?idxno=7558  (金属労組ニュース 2020.7.12)

金属の旗を掲げ、旭工場に堂々と戻る

10日、旭非正規職闘争5周年金属労組決意大会…労組、”現場復帰これ以上遅くならずに力を集める”

 「労働組合の旗を掲げ、現場に戻ろう」「不法派遣、旭硝子は今すぐ直接雇用しろ」  金属労組が7月10日午後慶北亀尾AGCファインテクノ韓国(旧旭硝子ファインテクノ韓国・以下旭硝子)工場前で、「非正規職撤廃、不法派遣粉砕、旭闘争5周年金属労組決意大会」を開いた。大会に参加した労働者たちは声を一つに旭硝子の不当解雇と不法派遣の犯罪を糾弾した。

▲労働・市民社会団体が7月10日午後、慶北・亀尾のAGCファインテクノ韓国(旭硝子)工場前で「非正規職撤廃、不法派遣撲殺 旭闘争5周年 金属労組決意大会」終了後旭非正規職支闘争を応援しようと、「旭闘争5年必ず勝利しよう!」という横断幕を広げて写真撮影をしているクミ=변백선 ピョンベクソン

 

▲ キムホギュ金属労組委員長が7月10日、「非正規職撤廃、不法派遣撲殺 旭闘争5周年 金属労組決意大会」で大会挨拶をしているクミ=변백선 ピョンベクソン

 キムホギュ金属労組委員長は大会挨拶で「旭硝子労働者たちが職場から追い出されて5年だ。」「早くに現場に戻らなければならないにもかかわらず非常に遅くなっている」と無念さを表した。

 労組亀尾支部旭非正規職支会組合員たちは旭硝子社内下請け会社で働き、2015年6月30日メールで解雇を通告された。

 キムホギュ労組委員長は「旭硝子労働者たちが亀尾工団アスファルトに撒いた花の種が旭硝子工場の中へ飛んでいき、野の花としてパッと咲かせなければならない時」「6年目に入った旭闘争の月日がこれ以上遅れないよう金属労組がしっかり力を集める」と約束した。

▲金属労組が7月10日午後、慶北・亀尾のAGCファインテクノ韓国(旭硝子)工場前で「非正規職撤廃、不法派遣撲殺 旭闘争5周年 金属労組決意大会」を開いて、旭硝子による詐取の不法解雇と不法派遣を糾弾している。クミ=변백선 ピョンベクソン

 支会によれば、2015年解雇当時旭硝子に3つの社内下請け会社があった。この中でGTS労働者たちが2015年5月29日労組を結成した。元請けは6月GTSと請負契約を解消した。GTSで働いていた社内下請け労働者178名はある日突然職を失った。請負契約はその年の12月20日までだった。

 元請けは契約が6か月余り残った状況で突然GTSと契約を断った。労働組合ができてからひと月後に起こったことだ。支会は、「労組破壊の目的で下請け契約を解除した明白な不当労働行為」だと説明した。

▲チャホノ旭非正規職支会長

 チャホノ支会長は「ガラスをつくる工場ということで特殊手袋をはめなければならない。ガラス生産で世界で指折りの旭硝子が安全装備の手袋さえ非正規職労働者に対しては差別的に支給した」といい、「正規職が使って捨てた手袋をゴミ箱から拾って使うなど、これは本当におかしいと思い労働組合をつくった」と話した。

 支会は現在社側の不当労働行為・不法派遣などについて、法廷闘争を行っている。不当労働行為は最高裁に、不法派遣は高裁に係留中だ。支会の「労組破壊のための会社契約解除」の主張を1、2審裁判所は証拠不十分だと判断した。不法派遣(勤労者地位確認訴訟)は、昨年8月1審大邱地裁金泉支院が支会の手をあげた。

 この日決意大会には金属労組非正規職事業場と慶州・亀尾・浦項支部拡大幹部たちが参加し、旭非正規職支会組合員たちと共に行動した。

 チェジェソ金属労組慶州支部長は、「同じ金属労組であり慶北地域同志として、旭労働者たちの苦闘を取り除く闘いに最後まで共に闘う」と約束した。

 ファンウチャン労組浦項支部長は「今日ここに集まった同志たちの怒りを集めて金属労組全体の闘いで闘争をつくりだして行こう」と声を高めた。

▲金属労組の現場律動隊が、律動公演を初披露している。 구미=변백선

▲旭闘争5周年金属労組決意大会を開催した中央に大会参加労働者たちが旭非正規職支会と一緒にやろうという気持ちを伝える花の植木鉢を籠城テント前に並べている。구미=변백선
▲大会参加者たちが旭非正規職支会を応援しようとチャホノ支会長に闘争基金を渡している。
구미=변백선

http://nht.jinbo.net/bbs/board.php?bo_table=online1&wr_id=655

(ペエジュ 労働解放闘争連帯(準)2020.7.14)

”旭闘争5年休まず、精一杯闘い抜いて来た”

 亀尾旭非正規職支会闘争5年、金属労組決意大会が開かれた7月10日、故ムンジュンウォン烈士の遺族がその集会に参加した。ニュースではパクウォンスン市長焼香所がソウル市庁前に設置されるという放送が流れて来た。集会参加者たちは去る2月韓国馬事会の弾圧に抵抗したムンジュンウォン烈士のソウル光化門市民焼香所をソウル市が公権力で踏みにじったことを思い起こさせた。

 烈士の遺族は悪夢のような記憶に表現できな苦痛を抑えなければならないところ、旭非正規職支会集会参加を躊躇することなく、怒りと闘争で非正規職撤廃を共に叫んだ。このように5年を駆け抜けて来た非正規職労働者たちの闘いは、決然とした団結と連帯の中心にある。

 金属労働者たち、あちこちで闘う労働者たち、病院労働者とトルゲート労働者たち、連帯する市民、映像を取る労働者、ヘチャン僧侶、別の世の中を夢見るご飯車’おひつ’など、500名が集まった。労組をつくったからとメールで解雇を通告されて5年、旭非正規職労働者たちの闘争の5年間は、大会名そのまま「休みなく精一杯闘って」来た時間だった。休みなく連帯し、休みなく団結した。だからあちこちで闘う労働者たちが朝まで降り注ぐ暴雨にも関係なく闘って来た。

 燕尾服を来た亀尾市立合唱団労働組合幹部たちの事前公演で集会が始まった。参加単位の紹介は金属労組地域支部の場合、支会事業場を省略し紹介したにもかかわらず4ページを超えた。それでも司会者が抜かした単位2か所は別に紹介しなければならなかった。事業場の数字で言えばそこそこの規模の地域集会より多かった。旭同志たちが満5年を休まず連帯闘争をしただけに集会参加者たちも様々で多かった。そして真剣だった。

 事実先ず到着したのは人ではなく’植物’だった。集会前に旭非正規職支会が闘争5周年籠城場を飾るプログラムとして植木鉢を送ってほしいというポスターを出した。連帯する数百の気持ちが集まり、旭労働者たちが作った植木鉢置き場を一瞬のうちにぎっしり埋め尽くした。集会に直接持ってきた植木鉢は、置き場がなく歩道に置かれた。そうして300余個の植木鉢が新たに籠城場に合流した。闘争基金の通帳も満たされたという。そして闘争基金を手渡す集会プログラムの時同志たちは列を作った。

 旭非正規職同志たちが作った歌が、旭工場の前に響き渡り、金属労組の律動隊同志たちが文宣【訳注:読み「ムンソン」:「文芸宣伝」の略。律動。】を行った。多くの同志たちがマイクを握り、率直な連帯発言を続けた。文化労働者は熱の入った歌を歌った。連帯したヘチャン僧侶が旭闘争支持に加え、労使政野合を廃棄しようという主張も拍手を受けた。労使政野合廃棄、キムミョンファン辞退を訴えるプラカードが自然だった。集会を終え、同志たちのために食事を準備したご飯車は、ごはん一粒まで誠意を込めた。

 旭集会に行くために徹夜仕事を終え、2時間ほど眠り参加した労働者、月次有給休暇を使って来た労働者、自分のことで精一杯の闘争にもかかわらず旭闘争は必ず来なければと参加した労働者、何日も準備したことと努力を惜しまなかった労働者…不思議と集会に参加したすべての人たちの顔に笑みがあった。メールで解雇され、満5年街頭にあってもあちこちで労働者が倒れても、力を集め闘っても不十分な状況で、民主労総委員長が労使政野合まで企む状況にも、人々の顔には笑みが広がった。これが’旭同志たちの力’だと思った。

 下請けには、硝子作業用手袋も与えない現実、正規職がごみ箱に捨てた手袋を拾って使わなければならない非正規職の切ない思いをしたことのない人はわからない。労組活動を行ったからとメールで解雇されて以降5年の歳月を過ごしたことがない人にはわからない。しかし誰よりも旭非正規職支会同志たちが笑っていた。チャホノ支会長は、「満5年を闘うとは思わなかった。われわれはよくがまんし、折れることなく野の花として根を張った。これから進んで行く道は遠い」と言った。旭非正規職同志たちの毅然とした態度が数百名の労働者の中に、数百個の花植木鉢の中に輝いた。

 毎日、毎週討論し自分たちと違う労働者の闘いを見て何をするのか討論し、また振り返り何をどうしていくのか討論しながら続けて来た満5年には誰よりも勤勉で率先垂範する連帯と団結、同志愛がしっかり詰まっている。旭非正規職5年の闘争には生きている連帯があり、烈士の精神があり、民主労組の精神と原則がある。5周年決意大会で再び感じ学んだ。労働者は一つだ!非正規職撤廃しよう!民主労組死守しよう!力強く闘って来ただけに、これまでの5年を超えてどこへどのように進んで行くのかを旭同志たちが示している。

[同行取材]’20年来の友人パクムンジンのそばへ’痛い体にも歩くキム・ジンスク指導委員のクリスマス

ガン闘病中のキム・ジンスク指導委員、嶺南(ヨンナム)大学医療院の向かって180km徒歩行進

この23日、昨年から、がん闘病中のキム・ジンスク(59)民主労総釜山本部指導委員が釜山から大邱まで100km以上の距離を歩くという消息がツイッターを通じて伝えられた。 彼は’、労組破壊の真相究明と元職復職’を向けて170日以上、大邱(テグ)嶺南(ヨンナム)大学医療院の屋上から高空籠城中の同志パクムンジン(59)保健医療労組の執行委員に会うために道を乗り出すと明らかにした。
朴指導委員は2006年嶺南(ヨンナム)大学医療院州5日制の実施などを要求し、三日間ストを行った翌年解雇された。 一緒に解雇されたこれらのうち7人が、裁判所判決によって復職されたが、朴指導委員を含めた3人は救われなかった。 その間1000人に迫っていた嶺南(ヨンナム)大学医療院支部組合員は70人に急減した。 これらは、労組の原状回復、解雇者復職に向けて13年間戦っている。
金指導委員が歩くというニュースが流れると、人々が集まった。 金指導委員を大切にする労働者、市民、朴指導委員の闘争勝利と高空籠城終了を祈る人々が一緒に歩くことにしたのだ。 道クリスマス1日彼らと同行することにした。 徒歩行進参加者たちは25日正午から四時間半の間、17km以上の距離を歩いた。

日差しが降り注ぐ、京釜(キョンブ)線、三浪津駅の前に四十人余りの彼らが群がって集まった。 五歳の子供から定年退職した60代まで多様な年齢層の人たちだった。 簡単な準備運動をして記念写真を撮った彼らは、「嶺南(ヨンナム)院解雇者原職復職」「嶺南大医療院労組脱退源泉無効」という文字が書かれた蛍光黄色のベストを着たまま、歩き始めた。

行列の一番前には金ジンスク指導委員とシム진ジンホ金属労組韓進重工業支会長がいた。 後に従う人たちは、それぞれ気楽な速度で歩きながら話を交わした。 行列にはソウル、釜山(プサン)から来た労働者たちと大邱(テグ)から来た市民たちが入り混じっていた。 休日に休みたい気持ちに勝って出た彼らは、「キム指導委員が歩くのに気になって出た」 「パク指導委員の高空座り込みを終わらせるよう力添えをしたかった」と口をそろえた。

大邱(テグ)で市民団体活動をしているというチャン명ミョンスク氏は、「友達と一緒に来た。 「朴指導委員とは知り合いの仲だ。 高所ろう城がもう178日目になるんだけど、してくれるのがなくて歩くことでも一緒にしようと出た”と話した。 カトリック信者という彼は、「今日イエスさまが生きていたら、どうされただろうかと思った。 クリスマスにこの地に生きているイエスである労働者たちと一緒に過ごすのがよさそうだった」と明らかにした。

釜山本部のイ 조직ミョンウィ組織局長は、「パク指導委員は真夏に入ったが、真冬になった。 数日後には日が変わる”とし「政治がすべてを解決できるわけではないが、その気になれば解決するために出ることもあるのではないか。 労働者の声に政府が耳を傾けてほしい」と述べた。

朝日グラスのチャ헌ホンホ非正規職支会支会長は、「朝、目が覚めたら来ないといけないと思って、そのまま駆けつけた」とし、「徒歩行進で連帯できて幸せだ。 韓国の労組も多くの連帯を受けている。 その連帯をお返しする心」と話した。 そして、「金指導委員は本当にすばらしい。 有名な方だが、出世の道を探さず、労働者のそばにいらっしゃる。 彼女について歩くという意味もあるようだ」と感想を述べた。

韓進重工業支会のチャ해도ヘド組合員は、「キム指導委員が歩くと聞いてきた。 「数十年一緒にやってきた。 この徒歩行進も終わる日まで一緒にする」とし、「金指導委員が闘病中にこの程度でも気力をつけて人にも会って活動するとは幸いだ。 今回を機に、とんとん拍子に出て活動もすることを祈っている」と語った。

徒歩行進の参加者たちはゆっくり歩いて三浪津邑の松芝市場を通り、弥田川沿いを歩いた。 一時間に一度は足を止めてくたびれた足を休んだ。 準備してきた水を飲んでゆで卵、餅と果物を分けた。 疲れたりするが、顔からは笑みが絶えなかった。

同日会った金指導委員は少し青白かったが、強健な姿だった。 彼は徒歩行進の間,疲れずに人々の間を歩きながら疲れずに歩き回った. 知人たちと喋り、笑ったりもした。 休む時は多くの人と一緒に写真も撮り、自分が作った 만든パク문ムンジン頑張れ’扇子を手に持って撮影を頼んだ。 全快したわけではなさそうに見えたが、我らの心の中の ‘塩の花木’は相変わらずの姿であった。

近況を尋ねると、彼は「痛かった」と答えた。 抗がん治療後、体力が落ち、髪の毛も抜け、最近は黄疸に関節炎まで患ったという。 それなのに、なぜ釜山から大邱まで歩くことにしたのかと尋ねると、「パク문ムンジンをよく知っているので、じっとしていられなかった」と答えた。

闘争する女性労働者として、友達として二人は20年余りの歳月を一緒に暮らしてきた。

金氏によると、2人は1996年、釜山(プサン)病院労組闘争の現場で出会って知るようになり、同年輩と親しくなったという。 1997年~1998年には一緒に45日間、インド、ネパール旅行を通いながらとても戦ったが、依然として友達とした。 キム指導委員は笑い話を交え、「友達がいないのが残念だった。 現場を歩き回るとまた会うことになり、あれほど戦ったのを忘れて、再びサンティアゴ巡礼の道でも行こうと言った」と語った。

二人みんな解雇の痛み、高所ろう城の痛みを知っている。

キム指導委員は、「私は解雇者なので、解雇者の気持ちは誰よりもよく知っている。 私は嶺南(ヨンナム)大学医療院民主労組の過去を知る人だ。 1千人を超える組合員がい、闘争の盛り上がりは大変なものだったが、今は、組合員が100人にもならないように減少した。 13年間、それをすべて見守ったパクムンジンは、果たしてどんな気持ちイオッゲッナ。 私も2011年以降、韓進(ハンジン)重工業に複数労組の作られていてそんな過程たちを体験した。 以心伝心で始めたと思えばいい」と語った。

この2011年金氏が韓進重工業整理解雇を防ぐため、影島造船所85号グレーンに上がって309日、高所ろう城する間、朴指導委員は、数回の現場を訪れたという。 朴指導委員は来たという話もなく、クレーンの下で黙々と席を守り、金指導委員は写真で友人の姿を確認してきたことを知るほどだったという。 本当に「COOL」だが、「粘り強い」間柄だ。

キム指導委員に今回の徒歩行進で、「友人に心の借りを返すのか」と尋ねると、「そういうことになった」と答えた。 彼は、朴指導委員の高所ろう城が100日を超えた二ヵ月前から、争いが長くなるという考えに徒歩行進の準備をしてきたという。 歩く区間を少しずつ増やして練習し、足の筋肉をつけるために運動もした」と話した。 出発数日前には「もう歩けるだろう」と思い、そのため旅に出たという。

「パク指導委員を応援する多くの方法のうち、なぜ歩く仕事を選んだのか」と尋ねると、キム指導委員は「双竜車の同志を見てそうしている」と答えた。

この2011年7月、金属労組双龍(サンヨン)自動車支部の組合員は韓進重工業整理解雇事態の解決を促し、京畿道平沢で出発して釜山(プサン)まで計400Kmに達する徒歩行進をした。 韓進重工業より先に整理解雇の苦痛を経験した彼らが、同病相憐れむ心で道に出たのだ。 当時、双龍車の労働者たちが大邱(テグ)を通って釜山に向かった時、朴指導委員も参加したという。

キム指導委員は当時、そのことが「一番感動した」とし、クレーンの上でツイッターを通じ、水ぶくれができた足の写真、雨に濡れながら歩く写真を見て、「双龍車の仲間たちの気持ちがどうだったか分かった」と語った。 続いて「今、私もそんな気持ちだ。 実は今の私にできることもあまりない。 それでゆっくり友達に向かって歩いてみることにした」と付け加えた。

24日、双龍車の会社側は最後に復職しなければならない無給休職者47人に’期限なしに休職を延長する’と通告した。 この話を聞いたキム指導委員は、「熱が入りすぎている。 「私はもともと悪口を言わず、本当に上品な人だが、我慢できない。 資本家は犬畜生だ」と一喝した. また、双龍車の労働者に「さらに持ちこたえなければならない時間だ。 私たち身も心も壊れずに。 頑張ろう。ファイト!」とエールを送った。

キム指導委員は徒歩行進による「連帯」がパク指導委員に力になると確信した。 彼は”連帯より大きな力がどこにあるかよ?”と”2011年私も座り込み158日目に希望バスが来る前にはほとんど報道が行われなかった。 闘争する組合員同士がやせ衰えていた。 そして、「金汝鎮(キム여ヨジン)と突然外部勢力が来て希望バスが来たため、政界も関心を持ち、聴聞会、国政監査を経て問題が解決した」と述べた。 さらに、「徒歩行進をすれば、社会とマスコミで嶺南(ヨンナム)大学医療院の高空籠城問題に関心を持つようになり、そうすれば中断されている会社側との交渉も進展があるだろう」と期待を示した。

長い徒歩行進の末、嶺南(ヨンナム)大学医療院で朴指導委員を会ったら何をしたいかと尋ねたところ、金氏は”確かに何をして、建物の下で顔も見て’私行く’してこよう”すると、”あ!靴も一足買ってって言ってるだろう”とにっこり笑った。 彼は「私たちが実際に会えば、それほど親しくはない。 ムン규ギュヒョン神父とムン정ジョンヒョン神父が一緒に座り、 ‘私たちあまり親しくはない’とおっしゃるのと似ている」と述べ、記者の笑いを誘った。

参加者たちは、密陽(ミルヤン)の川辺に沿って密陽市内まで長い堤防の道を二時間以上歩いた。 午後3時40分ごろカンドゥクギルに立ち止まった彼らは再び休息を取った。 靴と靴下を脱いで裸足になり、円形に囲まれてウォーミングアップ運動を始めた。 司会者は「こんな出会いは初めてだ」というスローガンを叫び、「歩きながら感じた感じを体で表現しよう」と提案した。 参加者たちは、手を高く上げて足を蹴って回転するなど、各自のやり方で気持ちを表した。 金指導委員も興じて参加した様子だった。

正午に始まった徒歩行進は4時間30分が過ぎた日が暮れるころ密陽(ミルヤン)駅広場で終わった。 金氏は3日目徒歩を完走した感想を尋ねられると”あ、遠い。 嶺南大医療院が 밀密陽(ミリャン)쯤ぐらいだったらいいのに」と話し、笑いを誘った。 行進参加者たちは記念写真を撮りながら、達成感と連帯の喜びを分かち合った。 最後に「パク문ムンジン同志、がんばれ!」「嶺南大医療院労組、がんばれ!」を広場に響き渡るように大声で叫んだ。

https://www.vop.co.kr/A00001457193.html

AGC豊田工場にて宣伝行動

9月27日、東海合同労働組合の旭非正規職支会支援共闘会議の仲間たちが、AGC旭硝子豊田工場前で宣伝行動を行った。

青年部の仲間・上本さんからの報告を掲載します。

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本日、東海合同労組は、先日に来日し、旭硝子本社前闘争を闘い抜いた、旭非正規職支会との連帯闘争として、旭硝子豊田工場前で、情宣活動を行いました。

私については、旭非正規職支会支援共闘会議のビラの読み上げと、韓国地方裁判所で出された、「旭硝子は、旭硝子非正規職支会の解雇を撤回し、直接雇用せよ」とする判決の内容を明らかにしました。
そして、旭硝子本社の責任を追求し、旭硝子豊田工場で働く労働者に対して、旭硝子非正規職支会と共に闘うことを訴えました。
併せて、11・3労働者総決起集会への結集を訴えました。

青年部の仲間からも、旭硝子豊田工場で働く労働者に向けた、日韓労働者の団結と、国際連帯で社会を変える方針が打ち出されました。

旭硝子豊田工場前での、旭硝子非正規職支会連帯闘争、無事に貫徹できました。

11・3、関生弾圧粉砕の労働者総決起集会へ、共に闘いましょう☆