2021年3月24日、韓国・亀尾(クミ)市にあるAGC韓国工場前で、恒例の旭水曜文化祭が行われ、たくさんの労働者・市民が集まって、盛況でした。チャホノ支会長とぺテソンさんのフェイスブックの投稿からシェアします。
3/30(火)には、AGC(旭硝子)の第96回定時株主総会が東京會舘で開かれます。一日も早く、22名の組合員全員が正社員として職場に戻れるように、日本の支援共闘会議も全力で宣伝行動を行います。結集をお願いします。
AGC第96回株主総会宣伝行動
AGC第96回定時株主総会
2021年3月30日(火)午前10時(受付開始 午前9時)東京會舘 3階 ローズ
宣伝行動は3/30 8:30から東京會舘南側正面玄関前で行います。
記者会見のご案内
和解協議でAGCが労組支会長の雇用を拒否
平井社長の責任で不当解雇を撤回し、
旭非正規職支会の組合員22人全員を正規職として雇用せよ!
3・30AGC株主総会行動と記者会見のご案内
記者会見 3月30日(火)午後2時~
厚生労働記者会・記者会見場
私たち旭非正規職支会支援共闘会議は、解雇撤回・正規職雇用を求めて闘う韓国・民主労総金属労組傘下の旭非正規職支会を支援している日本の労働者です。
旭硝子(現AGC)は2004年、特恵待遇(工場用地の50年間無償貸与、15年間の地方税免除)を得て、韓国・亀尾市に進出しました。同年、日本では製造業への派遣労 働が解禁されましたが、韓国では今も製造業派遣は禁止です。AGCの韓国法人・旭硝子ファインテクノ韓国(AFK)は、工場内で下請け会社の非正規職労働者を働かせました。これは、いわゆる偽装派遣であり、すでに2019年2月、AFKは不法派遣で起訴され、刑事裁判が進行しています。労働者地位確認訴訟でも2019年8月の一審で組合員22人とAFKとの雇用関係を認める勝利判決をかちとっています。こうした労組の闘 いに追い詰められたAGC本社は、ついに昨年12月に和解協議を求めてきました。
しかし2月23日、2度目の和解交渉でAGCの代理人「法務法人太平洋(テピョンヤン)」は、「雇用する。しかし支会長はだめだ」と、チャホノ支会長を除いた組合員の新採用という形での正社員雇用を提示すると同時に、この機に退職するなら3億4千万㌆ (約3230万円)の解雇期間補償金を出すというものでした。
旭支会は、代理人に「組合員22人全員の雇用が前提であり、協議案は受け入れること はできない」と表明し、最後まで闘う決意を明らかにしています。私たちはこの労組の決意に応え、日本でAGC本社に対する行動に取り組んでいきます。
来る3月30日、AGC第96回株主総会(午前9時30分受付開始、10時開会、会場:東京會舘)には、会場前で宣伝を行います。株主に事態を知らせ、平井良典新社長に組合員22人全員の 解雇撤回・正規職雇用を求めます。
AGC株主総会行動の取材と共に記者会見へのご参加をお願いします。
連絡先:旭非正規職支会支援共闘会議
事務局次長 鎌田由子
asahihiseiki@ybb.ne.jp
090-9016-0272