2015年6月29日の解雇から間もなく9周年を迎えます。
労働組合をつくったが故の不当解雇であることは動かしようがありません。
無責任と居直りを続けるAGC本社と平井良典社長を許しません。
6月6日(木)15:30からAGC本社への抗議申入れ行動を行います。みなさんの結集をお願いします。
6月29日、亀尾(クミ)市のろう城場で解雇9周年の決意大会が開かれ、日本の支援共闘会議から3名で参加を決定しました。韓日の国際連帯の力で旭支会の勝利をともに勝ち取りましょう。
解雇から9年!正規職として全員を戻せ!
AGC(旭硝子)平井良典社長は責任を取れ!
韓国での派遣法違反・労働組合破壊を謝罪せよ
2015年5月29日、亀尾(クミ)市にあるAGC韓国工場の非正規(下請け間接雇用)労働者たちが、労働条件を改善するために労働組合【旭(硝子)非正規職支会】を結成しました。労働者は最低賃金で、昼休みは20分しかなく、ミスをすると見せしめに懲罰の赤いベストを着用させられる劣悪な状況でした。改善を求めて、下請け会社GTSの労働者138人(178人中)が労働組合に結集して闘い始めました。
しかしそれから一か月後、AGC韓国はGTS労働者全員に突然の解雇をメール1通で通告しました。工事で工場を臨時休業にしたその日でした。GTSとは契約期間途中で契約解除、会社を解散させてしまいました。
現在も、旭非正規職支会の組合員22名が、解雇撤回と職場復帰を求めて団結して闘っています。悪質な派遣法違反で働かせてきたAGCに、組合員全員を正社員として職場復帰させることを求めています。今年、6月30日に解雇9周年を迎えます。
AGC〈旧名は旭硝子(あさひがらす)〉は、創立117年の三菱グループの中核企業で、世界最大規模のガラスメーカーです。建築材料、自動車向けなどのガラスを中心に、現在は電子部材やその他の化学関連素材を製造・販売しています。2023年の総売上高は2兆円をこえるグローバル企業です。本社は東京駅丸の内北口・新丸ビル30階にあります。現在の社長は平井良典氏で、横浜市港南区在住です。
旭非正規職支会は、不当な解雇を撤回させるため、非正規労働者の未来のために、あらゆる困難を乗り越えて、闘いぬいてきました。私達は、日本で支援共闘会議を結成してともにAGCに解雇撤回を迫ってきました。
解雇から9年、収入も絶たれた非正規労働者が闘う困難を考えてください。労働者の未来をかけた闘いを、韓国の労働者が支援して支えてきました。日本の私たちも、ともに支えなくてはなりません。
韓国での裁判では、AGCの違法な派遣も、労働組合を敵視した不当労働行為も認定され、最高裁で、組合員全員を正社員として戻せという勝利判決を待つばかりとなっています。
責任は日本のAGC本社にあります。一切話し合いにも応じようとしません。平井良典現社長の責任は重大です。みなさんのご支援、抗議の声をどうぞよろしくお願いいたします。
抗議先 AGC本社代表電話 03-3218-5741
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AGCの人事部長が東京レインボープライドを応援しています