サード反対闘争に共にする労働者たち

http://socialism.jinbo.net/bbs/board.php?bo_table=news&wr_id=552&me_id=9&me_code=&fbclid=IwAR05NpVKnH8UrtJUrPEI2VSRxKDv2phtND-vrrNwycKm9erNQOpuICC1xEg

労働者闘争に共にする人なら誰でも分かる労働組合の中に旭非正規職支会がある。 労組を作るやいなや解雇された自分たちの復職のためだけでなく、すべての労働者の団結と連帯の先頭に立つ姿で私たち皆に手本になる同志たちだ。 旭非正規職支会の歩みが届くところは通常の「労働組合闘争」範囲を越える。 数年間、サード反対闘争が繰り広げられる小城里もその一つだ。 旭同志たちの連帯事例を見ながら、労働者運動がサード反対闘争のような政治争点にどのように対応するのか共に考えてみよう。

第15回汎国民平和行動

9月2日、慶尚北道星州郡小城里(キョンサンブクド·ソンジュグン·ソソンリ)でサード撤回平和会議の主催で、第15回汎国民平和行動集会が開かれた。 8月18日、米キャンプデービッドで韓米日3国の支配階級の軍事的結束を固める首脳会議が開かれ、これを糾弾するかのように集会の舞台には「サード撤去! 韓米日軍事同盟の構築に反対!」というスローガンが大きく掲げられた。 社会主義に向けた前進会員たちも同日の集会に参加し、「韓米日軍事同盟反対」のスローガンを叫んだ。

2017年4月26日、サード装備が初めて小城里に搬入されて以来、6年が経つ間、色々な反戦平和運動団体、宗教団体、学生団体、政党などが地域住民たちと共に戦ってきた。 闘争現場に掲げられた数多くの垂れ幕を見れば、サード撤去、平和、民族自主など小城里闘争を支持する個人と団体の熱望を読み取ることができる。 朝鮮末期の東学農民運動を連想させる「斥洋斥倭」のようなスローガンも目についた。

この間、亀尾旭非正規職支会が着実に小城里闘争に連帯してきたという話を聞いたが、この日もやはり旭同志たちが席を取って座っていた。 亀尾で労働者共同闘争の気風を生かしているKEC支会、韓国オプティカルハイテク支会の同志たちも共にした。 オプティカルハイテク労働者は食い逃げ資本の日東電工を糾弾し雇用保障を促す署名を受け、集会参加者が列をなして署名に参加する姿も見られた。

サード反対闘争に共にする労働者たち

民主労総統一先鋒隊のように民族主義指向が強い労働者がサード反対闘争に参加する場面は見慣れた方だが、旭非正規職支会のような闘争事業場労働者がこの闘争に継続的に連帯する姿は多少見慣れないように感じられる。 それで旭同志たちがどんな考えでこの闘争に連帯することになったのか、ここで何を体験したのかもっと聞いてみた。

旭非正規職支会のチャ·ホンホ支会長は、国家権力の恐るべき暴力を最初に挙げた。 9年間闘争中の旭労働者自身も資本家の悪辣な振る舞いだけでなく、警察と裁判所を前面に押し出した政権の体系的な弾圧を体験してきた。 だが、それさえも小城里住民たちが体験してきた圧倒的な暴力に比べれば何でもないということだ。 THAAD配備を強行する間、地域住民は政府から何の説明も聞くことができなかった。 支配者が騒ぐ民主主義はここに存在しなかった。 抵抗すれば一方的に暴行を受けて引きずり出された。 闘争する労働者を踏みにじるまさにその国家権力がここでは住民の抵抗を踏みにじる。

この姿を見て旭労働者たちは小城里闘争に連帯することに決めた。 その過程がただ「自然に」なされたわけではないという。 チャ·ホンホ支会長は「非常に意識的な努力」が投与されたと強調する。 支会で几帳面に討論し教育を配置し集団的決議を作っていく過程を経た。

共に前進する

このような連帯は反対に小城里住民たちが労働者闘争の現実を理解し労働者運動を支持するよう導く役割をした。 住民たちが直接旭非正規職支会決議大会に参加することもあり、2017年には「闘争事業場共同闘争」の光化門高空籠城場を訪問し力を与えた。 整理解雇、非正規職撤廃のために命をかけて戦わなければならない労働者の姿を見ながら、住民の間では「労働者の権利が尊重されない大韓民国が民主主義を完全に実現できない」という話が出回ったという。(関連文)

政権が先頭に立って助長する労組嫌悪十字砲火に対抗して労働者闘争に対する社会的支持と連帯を強化できる道がどこにあるのかちらっと見せたようだ。 この事例は私たちにもう一度重要な質問を投げかけてくれる。 組合員だけの賃金と雇用のための偏狭な要求を越えないまま労働者運動が社会的孤立から脱皮できるだろうか? 抑圧される民衆の権利のために先頭に立って闘争せずに労働者運動が「世の中を変える」力を引き出すことができるだろうか?

小城里の住民たちは苦労して闘争を続けている。 闘争する労働者たちも状況が難しいのは同じだ。 だが、そうであるほど自分の事業場の中だけに縮こまるのではなく、正反対に、より広い視野で連帯運動を作ってこそ、より強力な支持を引き出し、より力強く戦うことができる。 旭非正規職支会の同志たちがまさにその証拠だ。

方向をはっきりと

小城里闘争に連帯する労働者たちは言うまでもなく、この闘争が勝利することを願う。 韓半島での帝国主義競争と戦争危機の高まりは労働者民衆皆の生命と生存を脅かすためだ。 しかし、この地域だけの闘争では勝利できないという事実もよく知っている。 第15回汎国民平和行動の代表スローガンが鮮明に提起されたように、この事案は単に特定地域からTHAAD装備を撤収させるのに止まる問題ではなく、韓米日軍事同盟構築の試み自体を破らなければならない問題であるためだ。

旭不法派遣無罪、その耐え難い判決の軽さ

http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html

韓国大法院前にて抗議記者会見

旭不法派遣無罪、その耐え難い判決の軽さ
1。 2月17日、大邱地方裁判所第4刑事部(部長判事イ·ヨンファ)はアサヒグラス(エイジシーファインテクノ韓国株式会社、以下「アサヒグラス」)と株式会社ジーティーエス(以下「GTS」)およびGTS所属労働者間の法律関係が勤労者派遣に該当しないとし、アサヒグラスとGTSなどに派遣勤労者保護などに関する法律(派遣法)違反罪を認めた1審判決を破棄し、彼ら全員に無罪を宣告した。 実に荒唐無稽で衝撃的な判決だ。
2.当該判決の法理的問題から探ってみよう。
第一に、今回の判決は生産指示書、定期的な作業依頼書などを通じた業務指示、現場代理人を通じた作業指示などを全て勤労者派遣の徴票とは見なかった。 これは確立された判例法理に真っ向から反する判断だ。
第二に、今回の判決はアサヒグラスの指揮·命令という勤労者派遣の徴票を大部分請負人の指示権と検収権行使と評価した。 日常的で持続的で相当な指揮·命令関係を請負人の指示権と検収権と把握することは既存判例法理に反する。 それだけでなく、こうなれば製造業の直接生産工程の偽装請負に免罪符を与えることになり、派遣法が刑害化される深刻な問題が発生する。
第三に、今回の判決は一連の最高裁判例傾向と掛を異にする極めて異例的な判決である「KT&G事件」判決(さらにこれは製造業直接生産工程ではなく支援設備運営業務に関する判決である)を特定し明示し、これを基準と判断した。 これは決まった結論を導き出すための強引な法理展開であり、結果的に先に言及したような深刻な法理誤解に帰結してしまった。
第四に、一連の最高裁判例傾向を総合すれば、製造業直接生産工程で社内下請けは事実上「不法派遣」と認められる状況で、今回の判決はこれに正面から逆行する異例の判決だ。 今回の判決は製造業の直接生産工程に蔓延した社内請負形態の偽装請負を事実上認める派遣法に正面から反する立場を提示したものと評価される。
これは派遣法制定以前から広範囲に存在した製造業直接生産工程での社内下請けが派遣法制定で突然禁止されてはならないという個人の信念を具現した判決ではないかという疑問を抱かせる部分だ。 実際、該当判決文にはこれと関連した非常に異例的な判示が見えもする。
第五に、今回の判決は勤労者派遣可否を判断するにあたって「業務別勤労者数にともなう比重」を考慮しなければならないという、今まで全く提示されなかった非常に恣意的な判断基準まで提示した。 また、今回の判決は製造業直接生産工程の特性をむしろ勤労者派遣を否定する要素と評価した。 さらに、今回の判決は形式的契約と正規職管理者の証言など、会社側に偏った信憑性のない陳述に主に依存して判断する深刻な問題も明らかにした。
3。 アサヒグラスの不法派遣と関連しては雇用労働部と検察はもちろん裁判所も「雇用の意思表示訴訟」1審·2審、直接雇用義務不履行にともなう損害賠償請求訴訟1審、刑事裁判1審判決で全て不法派遣を認めた。 その過程で数十人に対する証人尋問、数千枚に達する膨大な客観的証拠、3回にわたる現場検証など十分な証拠調査と弁論が行われた。
ところが今回の刑事控訴審裁判は数回裁判が空転し、2人の証人尋問以外に特別な証拠申請などもなかった。 約6ヵ月間、この程度の公判だけが進められた後、突然裁判所が一貫して認めた不法派遣を否定する判決を言い渡したのだ。 判決に対する最小限の信頼も持てない部分だ。
4。 2020年2月4日、CJB清州放送で14年以上いわゆる「形だけのフリーランサー」として勤めたイ·ジェハクPDは労働者性を証明するために訴訟を提起したが、とんでもない1審敗訴判決直後、自ら命を絶った。 当時の判決は法理誤解と事実誤認を越えて粗悪極まりなかった。 該当判決は控訴審で正され結局破棄され、イ·ジェハクPDは労働者性を認められたが、彼は今この世にいない。 実に嘆かわしいことだ。
このように裁判所の判決は、時には一人の命を左右するほど重い。 そのため、判決は真実を確認し、法理に忠実であることはもちろん、人間に対する愛情を土台にしなければならない。 今回の刑事判決で真実と法理、人間に対する愛情、そのどれ一つを盛り込もうと努力した痕跡を発見することは難しい。 むしろ労働者の叫びのように判決の基本も発見しにくい、耐えられない軽さだけが確認されるだけだ。
2015年7月、下請け業者であるGTSに対するアサヒグラスの契約解除とこれにともなう集団解雇以後、非正規労働者は9年間街頭で、そして法廷で切迫して激しく戦っている。 今や最高裁判所は彼らの声に正当に答えなければならない. 今回の刑事判決は最高裁で正されると信じている。 必ずそうならなければならない。 これ以上非正規労働者が街頭で絶望せずに生産の現場に一日も早く復帰できることを切実に願う。
李龍宇(イ·ヨンウ)弁護士(民弁労働委員長)

12・16AGC本社抗議行動へ!

 11月23日、AGC韓国(AFK=旭ファインテクノ韓国)の不法派遣罪を問う刑事裁判の控訴審が1年3か月ぶりに始まった。日本の本社人事で当時社長の任についていた原納猛(はらのたけし)は一審が争われた3年間、一回も出廷しなかった。そして懲役6か月の有罪判決を受けた。反省も何もあったものではない。そして控訴審。やはりAGCの態度は変わらない。AGC・平井社長は恥を知るべし。“SUITS OF THE YEAR”もらってる場合ではない。

https://www.agc.com/news/detail/1203205_2148.html

12月16日(金)AGC本社抗議行動を行います。

みなさんの結集を訴えます!

裁判所、「AGC旭硝子は解雇者に賃金64億ウォン(約6億5600万円)を支払わなければならない」と判決!

8月19日、韓国大邱地裁はAGC旭硝子に対して、計64億ウォン(※約6億5600万円)を旭非正規職支会組合員22人に違法解雇の損害賠償として支払うことを判決した。会社の時間稼ぎはもう通用しない!

ニュース民から転載します。

https://www.newsmin.co.kr/news/76717/?fbclid=IwAR0xMuxjFk3IF9BCnWwy9I_ZD9HeDgx2b2elVqznADRpZzVUG1zULVPvBUw&ckattempt=1

裁判所、「旭硝子、解雇者に賃金64億ウォンを支払わなければならない」
Byパク·ジュンヨプ-2022-08-1911:11



 裁判所が亀尾朝日グラス(AGCファインテクノ韓国株式会社)が解雇労働者に計64億ウォン(※約6億5600万円)余りを支給しなければならないと判決した。 不当解雇期間に支給しなかった賃金を支給しなければならないという趣旨だ。

 19日(注:2022年8月)午前10時、大邱(テグ)地方裁判所金泉(キムチョン)支所第1民事部(チャン·ジェウォン裁判長)は、旭硝子解雇者22人が会社を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、原告勝訴判決を下した。

裁判所は「被告が原告に請求した金額のうち64億130万ウォンを認容する」と判決した。

解雇者たちが請求した賃金の大部分が認容された金額だ。 解雇者たちは会社を相手に提起した勤労者地位確認訴訟1審で勝訴した後の2019年10月、旭硝子を相手に不当解雇期間に支給しなかった賃金64億900万ウォン余りを支給せよと訴訟を提起した。

解雇者たちが請求した64億900万ウォン余りは解雇者たちが旭硝子下請け業者所属で在職した当時に受け取れなかった賃金と解雇後に受け取れなかった賃金に分かれる。旭硝子在職期間に下請け業者賃金ではなく旭硝子賃金を支給しなければならず、解雇以後2020年12月までの賃金も支給しなければならないという内容だ。

金属労組の旭非正規職支会は判決文を確認した後、会社側に対する仮執行可否を決める計画だ。

金属労組旭非正規職支会のナム·ギウン首席副支会長は「長い時間がかかったが幸いであり、歓迎する」とし、「もう一度解雇者の闘争が正当だということが確認された」と話した。

パク·ジュンヨプ記者

地位確認訴訟高裁勝利の宣伝戦

旭非正規職支会チャホノ支会長からシェア!闘争!

====

久しぶりに宣伝物を配った。正規職労働者の雰囲気が変わった。 宣伝物をよくもらう。 新しく来た若い警備が宣伝物の配布を妨害して喧嘩をして謝罪される。 正当な労組活動という概念不足。 少しずつ変わると信じている。

<宣伝物>

裁判所の判決、履行せよ!

7月13日、大邱高裁は控訴審裁判で「旭グラスは解雇者を直接雇用せよ」という判決を下した。 民事2審を通じて旭硝子の不法行為が明白であることを再度確認した。 会社はひたすら時間ばかり稼いでいる。 結局、解決しなければならない問題が引き続き積もっていく。

8月19日は賃金損害賠償の宣告がある。 金泉裁判所でアサヒグラスが解雇者に支払わなければならない2020年までに賃金60億に対する損害賠償宣告がなされる。 今や会社は草刈りガマでも鋤でも止められない状況になった。

裁判所の判決は履行せずに持ちこたえたからといって問題は消えない。 労働組合を相手にするために使った費用と不法は隠すことができない。 裁判所の判決を無視して受ける社会的指弾はさらに大きくなる。 方法は労使が向かい合って円満に解決しなければならない。 労働組合はいつでも解決する準備ができた。 対話は開かれている。

旭硝子は裁判所の判決を履行し、円満に解決するための努力に最善を尽くせ!

賃金ピーク制で奪った賃金を直ちに返せ!

2015年から非正規職労組を相手にするために途方もない費用が使われた。 その費用を満たすために正規職労働者の賃金を数年間凍結した。 数百億のお金をとんでもないところに注ぎ込み、労働者の賃金は引き続き凍結した。 今年やっと物価上昇分にもならない2.75%を賃上げと引き上げた。

会社は賃金ピーク制が違法だという最高裁の判決が出ると、急いで55歳から適用していたものを58歳に変更した。 それさえも過ちを認めて変更したのは幸いだ。 しかし、不法ではないと主張している。 不法でなければ、あえて58歳に変えることがあるのか。

賃金ピーク制で奪った賃金を直ちに返せ。 訴訟する前に自ら返さなければならない。 企業が法を守らなければ数多くの労働者が被害を受ける。 旭硝子はより常識的な企業に、少なくとも法は守る企業に生まれ変わることを望む。

金属労組亀尾支部旭非正規職支会

解雇から7周年!勝利へ進撃!

2022年7月13日、韓国大邱(テグ)高裁勝利判決を喜ぶ組合員たち

 2022年7月13日、韓国大邱(テグ)高裁民事部は、旭非正規職支会組合員が提起した勤労者地位確認訴訟1審で、敗訴した会社側が提起した控訴審裁判の判決公判を開き、「控訴を棄却する」と判決した。亀尾(クミ)市にある旭硝子(AGCファインテクノ韓国株式会社)が非正規職解雇労働者たちを直接雇用しなければならないという判決である。2019年8月下した原審と同じ判決だ。昨年8月、会社側の派遣法違反刑事事件も有罪判決だったので、民事・刑事で旭硝子の不当解雇が認められた。

 裁判所は、「審理と現場検証も行った。被告(旭硝子)が1審判決に誤りがあり、誇張されたとした部分も、十分に審理した」とし、「最高裁が判断する派遣法勤労者に対する使用関係基準で見ると、原告たちに使用権を行使した」と説明した。

 この日判決直後、大邱高等裁判所前で開かれた記者会見で、解雇者側弁護士のイヨンウ弁護士は、「民事・刑事過程から裁判所と捜査機関がかなり徹底して内容を調べた。異例の現場検証も何回も行った。このように確認された内容が今日の勝訴に帰結した」とし、「会社が上告審に行っても、長い期間の注意深い判断があるので、予想するに、審理不続行で4か月以内に終わるだろう」と話した。

 続けて「製造業社内下請けで、請負として偽装した形態の雇用が認められないことを確認した。劣悪な地位の間接雇用労働者が容易に解雇される現実に裁判所が終止符を打ったもの」と付け加えた。

 チャホノ金属労組旭硝子非正規職支会支会長は、「解雇された労働者が長い時間苦痛を受け、闘った、今日の判決は、至極当然の判決」と言い、「旭硝子が裁判所の判決に従って直接雇用を履行すれば、すべての事は終わる。あらゆる特恵を受け、大韓民国の法を守らない日本企業旭硝子は今日の判決を必ず履行しなければならない」と話した。

 (以上、韓国『ニュース民』より https://www.newsmin.co.kr/news/75328/?ckattempt=1

 いよいよ解雇を撤回させて、全員が正規職として職場に戻る局面に突入した。韓国非正規職撤廃闘争の大きな勝利が勝ち取られようとしている。

 これに先立って、日本の旭非正規職支会支援共闘会議は6月30日、解雇7周年、解決から逃げ続けるAGC旭硝子本社に対する抗議行動とデモを闘った。目覚ましい日韓労働者連帯の力で勝利した韓国サンケン労組を支援する会の仲間も多数かけつけてともにデモに立った。

6・30AGC本社デモ
6・30AGC本社抗議行動
AGC本社前で連帯写真

 韓国では、巨済(コジェ)にある大宇(テウ)造船で下請け非正規労働者の決死のストライキとろう城闘争が闘いぬかれている。韓国の非正規労働者と労働者全体の未来をかけた命がけの闘争だ。これに民主労総も金属労組もすばらしい支援連帯闘争を組織している。その先頭に旭非正規職支会が立っている。この闘いの連帯のために旭非正規職支会は自分たちの7周年闘争を延期した。しかし、大宇造船闘争の画期的地平をわがものとして、7月10日、7周年闘争が感動的に勝ち取られている。

巨済・大宇造船工場前に集まった労働者(7/8)

狭い檻に自らを閉じ込めてストとろう城闘う大宇造船非正規労働者
AGC韓国工場前で解雇7周年集会。並んだ旭非正規職支会組合員たち
AGC韓国工場前のろう城場で解雇7周年集会。

 労働者はひとつだ。日本の労働者も韓国の労働者とつながり、さらに闘おう。7月21日、AGC旭硝子本社抗議行動への結集を呼びかけます。

6・30解雇7周年AGC本社抗議行動へのチャホノ支会長のアピール

山本議長はじめ旭闘争支援共闘会議の同志の皆さん、そして共に参加してくれた同志の皆さんありがとうございます。

今日は旭非正規職労働者が7年前、メール一つで解雇された日です。

旭闘争満7年になる日、日本で同志たちが忘れず、こうして闘争してくれてありがとうございます。旭闘争7年を耐え抜き闘うことができる力を今日同志たちが示してくれています。

7年前、旭資本がメールで178名もの労働者を解雇するとは思いませんでした。メールで解雇の通告を受け、びっくりしました。もっと驚いたのは、私たちが7年を闘うことができるとは思っていなかったことです。旭資本も驚いたことでしょう。また、旭資本は日本の同志たちがこうやって共に闘うとは考えもしなかったでしょう。

資本は私たちをたった1度驚かせましたが、私たちは今まで資本をたびたび驚かせて来ました。民主労組の力であり、労働者闘争の力です。

旭資本は1年前に21名を雇用するという立場を明らかにしました。旭資本は拒否されて以降、現在まで何の立場も明らかにしていません。どんな対話も行われていません。でも大丈夫です。時間が長くなったからといって、急いではならないと考えます。早く終わることより、正しく終わることが重要です。

旭闘争は韓国の非正規職闘争にとって意味ある闘争です。少数の組合員が闘っている闘争ですが、旭闘争は重要な道を作っています。日本の同志たちの献身的な連帯を学びながら、韓国で旭非正規職労働者は必ず必要な闘争に最優先で駆けつけ連帯の精神を示しています。

長期間闘っていても、資本に屈せず、22名の組合員が団結し、民主労組の精神を守り、闘っています。

旭資本が固辞している理由は、ひとつです。労働組合が恐ろしいからです。工場内で労組を絶対受け入れたくないからです。

グローバル企業、旭資本は反労働組合と労働組合に対する嫌悪を持っている企業です。グローバル企業らしくない非常に閉鎖的な企業です。労働に対する認識も浅薄です。

旭硝子は結局私たちの闘いを通して変わります。だから旭闘争は単に韓国で22名の解雇者の闘争ではありません。より大きな価値と意味がある闘争です。

旭闘争は必ず勝利します。旭闘争の勝利は私たちすべての勝利になるでしょう。その日まで同志の皆さん、健康に気をつけてください。ありがとうございました。

7/21(木)AGC本社抗議・申入れ行動

東京駅丸の内北口に15:30集合、その後新丸の内ビルに移動

「落書き」でチャホノ支会長に懲役10カ月求刑!

 5月19日開かれた集示法違反·共同財物損壊容疑裁判で検察はチャホノ支会長に対して懲役10カ月というとんでもない不当な求刑を行った。不法派遣罪でAGC韓国社長(当時)は懲役6カ月判決。それに抗議したチャホノ支会長が懲役10カ月とは!絶対に許せない。無罪しかない。AGC本社は即刻解雇撤回して、全員を正社員として戻せ!

 5・26AGC本社抗議行動から6・30AGC本社包囲デモへ!

▲2019年6月19日亀尾市山東面旭硝子工場前

https://www.newsmin.co.kr/news/72868/?fbclid=IwAR0M5Wd33LdeQ998qITHaau-dOY7Qm1yZIzGcdSDuFEqt3KAzAClbiUziW4&ckattempt=1

(ニュース民記事から転載)

検察、アサヒグラス不法派遣は懲役6カ月···解雇者は懲役10カ月?
チャホノ支会長、”悔しさに抗議してラッカーを塗ったのが不法派遣より大きな罪なのか。”



Byパク·ジュンヨプ-2022-05-1918:49

検察が亀尾旭硝子(AGCファインテクノ韓国株式会社)解雇者である金属労組のチャ·ホンホ旭非正規職支会長に集示法違反·共同財物損壊疑惑で懲役10ヶ月を求刑した。 検察は集会の原因と見られる旭硝子の派遣法違反に対しては、代表者に懲役6ヵ月を求刑している。

大邱地方裁判所の金泉支所(ソ·チョンウン裁判長)は19日、チャ·ホノ支会長など労組関係者5人の共同財物損壊などの容疑に対する結審公判を開いた。

この日検察はチャ支会長に集示法違反·共同財物損壊疑惑で懲役10ヶ月、残りの労組関係者には共同財物損壊疑惑で300~400万ウォンの罰金刑を求刑した。



検察はチャ支会長などが2019年6月、亀尾市山東面のアサヒグラス前で集会を開催した後、申告された位置を抜け出し会社正門前まで移動してスローガンを提唱した点、ラッカースプレーを利用して道路などに文字を刻んだ点などが集示法に違反する行為だとしチャ支会長を起訴した。 特にラカチルは共同財物損壊にも該当するとし、チャ支会長と共に他の労組関係者4人も起訴した。

検察の求刑に車支会長は虚しい心情を明らかにした。 集会の原因になったアサヒグラス不法派遣には検察が派遣法違反で懲役6ヶ月を求刑したためだ。

チャ支会長は「懲役10ヵ月というが、到底理解できない。 あきれる。 私たちが今まで戦う理由が労働組合を作ったと178人が携帯メール解雇されたため」とし、「検察はアサヒグラス不法派遣には懲役6ヶ月を求刑した。 無念にも8年間路上にいて、それに抗議しようとラッカーを塗ったのが不法派遣を犯して大きな利益を得た不法行為よりも大きな罪なのか。 してもひどすぎる」と話した。

続けて「不法派遣問題が続く理由がまさにこのためだ。 検察は不法派遣を正すよりは被害者が戦うことを処罰することに関心がある」と指摘した。

今回の事件の宣告は7月7日だ。

一方、最高裁は2020年ラッカースプレーで会社道路の床に文句を刻んだ類似事件で、ラッカー塗りが道路の効用を害する行為とは見難いとし、財物損壊罪が成立しないと判断した経緯がある。 最高裁は「道路の床に記載された文句に会社役員実名と侮辱的内容が含まれているが、道路利用者が本来の使用目的どおりに使用できないほどに達したと見るには足りない点、原状回復にそれほど多くの時間と費用がかからない点などを総合すれば、文句を書いておいた行為が道路の効用を害する程度に達したとは見難い」と判示した。

レイバートゥデイ記事

「不法派遣より集会の方が悪い?」 検察の「偏狭な物差し」
不法派遣代表は懲役6月求刑、抗議した解雇者は懲役10月求刑

▲資料写真、チョン·ギフン記者


検察が不法派遣疑惑が認められた元請け代表よりこれを糾弾した解雇労働者に高い刑量を求刑し批判が出ている。 労使の犯罪行為に対する検察の見解が公正性を失ったという指摘が出ている。 労働界は不法派遣犯罪処罰意志が弱いと批判した。
アサヒグラス非正規職集会·落書き
不法集会と財物損壊容疑の適用
22日法曹界によれば検察は19日大邱地方裁判所金泉支所刑事2単独(ソ·チョンウン判事)審理で開かれた結審公判で金属労組アサヒグラス非正規職支会長のチャ·ホンホに懲役10月を宣告してくれと裁判所に要請した。 一緒に裁判に付されたオ·スイル首席副会長を含む4人には罰金300万~400万ウォンを求刑した。
チャ支会長らは不法集会を開催し、会社所有の物を壊した疑いが持たれている。 彼らは2019年6月、慶尚北道亀尾のアサヒグラス本社前の車線で会社を糾弾する集会を開いた。 検察は支会が当初申告した場所を離れて会社正門前まで移動し約11~12分間スローガンを提唱し集会およびデモに関する法律(集示法)に違反したと見た。
また、ラッカースプレーで会社前の道路に文字を刻んだ疑い(暴力行為など処罰に関する法律上の共同財物損壊)も適用した。 検察は控訴状に「あらかじめ準備して配布した多様な色のラッカースプレーを利用して会社前の道路·歩道·正門の柱に『朝日は戦犯企業』などの文字を刻んだ」とし「修理費5千200万ウォン相当がかかるよう道路などの効用を害し損壊した」と指摘した。
検察は控訴状に組合員の犯罪履歴を詳細に記載した。 チャ支会長は03年と07年、集示法違反罪でそれぞれ懲役1年6月、執行猶予3年を言い渡されたことがある。 すでに処罰内訳があるという点を強調したものと解釈される。
一方、車支会長側は無罪だという立場だ。 この日の裁判でチャ支会長らを弁護したタク·ソンホ弁護士(金属労組法律院)は「集会によって公共安全や秩序に脅威を与えたことはない」とし「集会申告書に記載された通り移動し集会を平和的に終えた」と主張した。 チャ支会長も最後の陳述で「毎年集会を進行し、警察も違法な行為だと言ったことが一度もない」と強調した。
特にスプレーで落書きしたことは犯罪行為に該当しないと抗弁した。 最高裁の判決を根拠に提示した。 最高裁は2017年と2020年共同財物損壊などの疑惑事件で落書き行為が道路の効用を害さず原状回復に大きな費用がかからないと判断した経緯がある。
「不法派遣」4年ぶりに元請け起訴され有罪
支会長「不法派遣厳罰の意志はない」
同日、検察の求刑は不法派遣の疑いで起訴されたアサヒグラス代表に下した求刑量と比較される。 検察は昨年5月、ハラノタケシ前アサヒグラス代表と下請け業者ジーティーエスのチョン·ジェユン前代表にそれぞれ懲役6月と懲役4月を求刑した経緯がある。 車支会長の求刑量より少ない。
検察の捜査も遅々として進まなかった。 支会組合員らは2015年5月、労組設立1ヶ月ぶりに解雇された。 アサヒグラス韓国子会社エイジシーファインテクノ韓国が下請けであるジーティーエスとの契約期間が6ヶ月残っているのに契約を解約して発生したことだ。
これに対し支会はその年の7月、元·下請けを告訴したが、検察は2年が過ぎて不起訴決定を下した。 支会の抗告で大邱高等検察庁が再起捜査命令をすると、最高検察庁検察捜査審議委員会の起訴意見の末、2019年2月になってアサヒグラスを起訴した。 告訴4年ぶりに裁判に付されたわけだ。
裁判所は元請けの不法派遣疑惑を認めた。 アサヒグラス代表は昨年8月、1審で懲役6月に執行猶予2年を、ジーティーエス代表は懲役4ヵ月に執行猶予2年を言い渡された。
労働界は検察の求刑が二重の物差しだと批判した。 チャ支会長は「不法派遣疑惑は懲役6ヶ月を求刑し、これにより被害を受けた労働者がデモしたという理由で懲役10ヶ月を求刑したことは公平性に合わない」とし、「不法派遣犯罪を厳罰しないので企業が継続して違法行為をするのではないか」と指摘した。 チャ支会長などに対する宣告公判は7月7日に開かれる。

MBCニュース『「文字一つで解雇」旭非正規労働者らが7年間立っている会社前のテント』

MBCニュース

「文字一つで解雇」旭非正規労働者らが7年間立っている会社前のテント

前社長に懲役刑が言い渡されたが、会社控訴により裁判は進行中

7年前、文字一つで解雇された欧米の旭硝子工場の労働者たち。

今は会社名がAGCファインテクノに変わりましたが、この工場の前には、7年間テントが張られています。

「7年前にここで解雇された非正規職労働者たちの座り込みろう城です。

これまで裁判所が、会社に彼らを直接雇用せよという判決を下し、不法派遣で前社長に懲役刑が言い渡されたが、会社が控訴し、裁判は依然として進行中です。

職場に戻る希望を抱いて長期闘争を続けている旭非正規職の労働者たちに、ド・コンヒョプ記者が会いました。

◀記者▶

テントでの座り込みを、アサヒ非正規職支会の組合員イ·ヨンミンさんとチャ·ホンホ支会長が守っています。

座り込みの壁には、全国各地から応援のキャッチコピーが貼ってあります。

2015年にメール一つで解雇されてから7年目、178人の社内下請労働者のうち22人は依然として会社を相手取って復職を要求し法廷闘争を繰り広げています。

財政事業と全国各地から集まった後援金を合わせて、1ヵ月百万ウォンの生計費として今まで耐えてきました。

◀イ·ヨンミン/朝日非正規雇用支会組合員▶

「僕たちより行ったらもっと大変なところも 見えたりするんですが、僕たちに またこういう力をくれるお話も」

その間、会社を相手取った2件の訴訟1審で裁判所は解雇者たちの手をあげてくれました。

労働者の地位確認訴訟では、「元請の旭硝子は、解雇者を直接雇用せよと言いました。

解雇者の告発で始まった派遣法違反の刑事訴訟では、6年後の2021年、前任の日本人社長と下請会社の社長に懲役刑が宣告されました。

しかし、会社側が判決を不服として抗訴したため、裁判は続いています。

未払い賃金54億ウォンを要求して起こした損害賠償訴訟は3年目の2月10日、1審の判決を控えています。

最高裁判所まで行けばどのくらいもっとかかるか分かりません。

会社側の法律代理人は、韓国最大法務法人キムアンドチャンです。

◀チャ·ホンホ/朝日非正規雇用支会長▶

「裁判を最大限迅速に進めるのが私は基本だと思います。 迅速かつ公正に。 これが司法府の基本的な役割でもあります。 長く引きずっていくことは結局は被害者たちだけをもっと苦しめることになると思います。”

ただ昔のように平凡な日常を取り戻してもらいたいというのが彼らの唯一の切実な望みです」

◀イ·ヨンミン/朝日非正規雇用支会組合員▶

「ずっと同じ考えだから、一度出勤してみよう。 まだ僕ら···。 メール解雇された日···。 まだ社員証を持っています。 社員証を持って見せながら入りたいです。”

MBCニュースもコンヒョプです。 (映像取材:イ·スンジュン)

【ニュース民・写真特集】旭硝子(AGC)労働者2015年5月から2021年8月11日まで

【写真】旭硝子(AGC)労働者2015年5月から2021年8月11日まで

By チョン・ヨンギル – 2021-08-1123:47

[編集者注=11日午後1時40分、大邱(テグ)地裁金泉(キムチョン)支部刑事1単独(金ソンヨン裁判長)は、派遣労働者保護などに関する法律(派遣法)違反罪で原納猛(はらのたけし)元旭硝子(AGC)代表の懲役6ヵ月、執行猶予2年、チョン・ジェユン元ジーティーエス(GTS)代表の懲役4ヵ月、執行猶予2年を言い渡した。 旭硝子とGTS法人にもそれぞれ罰金1,500万ウォン、300万ウォンを言い渡した。 旭硝子(AGC)の解雇労働者が告訴して6年ぶりのことだ。 <ニュースミン>は旭硝子(AGC)の労働者たちが2015年労組を結成した5月から報道した写真を集めた。]

http://www.newsmin.co.kr/news/61117/?fbclid=IwAR2Ynqxzh40_5ynhi4lQLmt8jlI6JgkGWTrN9JuToPmdS8i7k1Lk7INtxkw

2015年4月 旭硝子、社内下請労働者に辞職勧告

15年5月29日、労働者140人あまり、旭社内下請労働組合結成(関連記事=欧米非正規職労働者として希望されるだろうか?) 旭社内下請労組を結成)

▲2015年5月、旭硝子工場前に掲げられた垂れ幕

2015年6月15日、旭社内下請労組、下請会社ジーティーエス(GTS)と初の団体交渉(関連記事=【インタビュー】 チャ・ホノ旭グラス社内下請労組委員長)

▲2015年6月17日 チャ・ホノ旭社内下請労働組合委員長

2015年6月30日旭硝子、下請業者ジーティーエス(GTS)に7月31日付け請負契約の解約を通知

2015年7月1日、旭硝子、下請け会社GTS労働者に出勤中止通知、工場前のテント立てこもり突入

▲2015年7月2日に突入したテント座り込み現場の写真 [写真=旭硝子社内下請け労組]

2015年7月3日 希望退職受付開始

2015年7月29日 ジーティーエス整理解雇通知

2015年7~8月 旭硝子非正規職労働者、不当労働行為、派遣法違反で告訴

OECD多国籍企業ガイドライン違反で陳情

平成27年8月旭硝子大量解雇事態解決のための亀尾(クミ)市民署名3万4千人

▲2015年8月、旭社内下請労組と亀尾地域の市民社会団体が、旭硝子大量解雇事態の解決を求める全市民署名運動の記者会見を開いている。

2015年9月5日、「旭社内下請労組闘争勝利連帯ハンマダン」東洋セメント労組、現代重工業社内下請支会、現代自動車非正規職支会、韓国ジーエム群山非正規職支会など全国の社内下請非正規職労組300人余りが参加

▲2015年9月5日午後4時30分、慶尚北道亀尾市山東面(キョンサンブクド·クミシ·サンドンミョン)の旭硝子工場前で「旭社内下請労組闘争勝利連帯ハンマダン」文化祭が開かれた。

▲2015年9月5日午後4時30分、慶尚北道亀尾市山東面(キョンサンブクド·クミシ·サンドンミョン)の旭グラス工場前で「旭社内下請労組闘争勝利連帯ハンマダン」文化祭が開かれた。

2015年9月9日、緑の党、「非正規職弾圧旭硝子圧迫」を国際連帯要請

2015年9月10日 旭硝子国会産業通商資源委員会国政監査

2015年10月1日 旭硝子国会環境労働委員会国政監査

▲2015年10月1日、国会環境労働委員会の国政監査に出席したキム·ジェグン·旭硝子本部長。

2015年10月5日、旭社内下請労組が亀尾市役所前で座り込みに突入

▲旭社内下請労組は、亀尾市が事態解決に乗り出すまで、旭硝子工場前での座り込みとともに市役所前での座り込みを続ける計画だ。 [写真=旭社内下請け労組]

2015年10月13日 亀尾市労使民政実務協議会、旭硝子問題解決のための懇談会開催

▲懇談会では、旭硝子、GTS、労組がそれぞれ1人ずつ証人として出席したが、積極的な解決策よりは質疑応答の水準にとどまり、「労組をやらなくてはならないのか」という質問も出てきて残念だった。 亀尾市は「早急な解決に向けて関係機関の協議を続けていく」としているが、労組は「形式的な場で協議会を持続するのは意味がない」という立場だ。

▲2015年10月、亀尾市役所前の旭硝子労組座り込み場。

2015年10月22日、大量解雇事態の解決を促した旭硝子の解雇労働者が亀尾市役所前で南ユジン亀尾市長の車両にぶつかり病院に入院

▲旭硝子下請け会社の解雇労働者が対話を求めている途中、ナム·ユジン亀尾市場の車両にぶつかった。 [写真=旭社内下請け労組]

2015年10月30日亀尾市、旭社内下請労組に立てこもり現場撤去通知…電気も切るよ。

平成27年11月16日旭社内下請労働組合、金属労組加入。 金属労組旭非正規職支会に名称変更

▲2016年1月、旭非正規職支会組合員のアン·ジンソク。 テント立てこもりの現場で

▲2016年1月、旭硝子工場前にて

▲2016年1月、旭硝子工場前にて

▲2016年1月12日、大邱(テグ)参加連帯の姜錦洙(カン·グムス)事務処長(左)がチャ・ホノ金属労組旭非正規職支会長(右)に連帯基金を渡している。

▲2016年1月12日、大邱·亀尾市民社会団体が非正規職解雇闘争200日を控えた旭硝子の座り込み場を訪れ、労組(金属労組旭非正規職支会)に連帯基金200万ウォンを渡した。

▲2016年3月15日、旭硝子大量解雇事態解決のための総選挙実践団結成の記者会見を開いた。 [写真=金属労組旭非正規職支会]

2016年3月25日、中央労働委員会、旭硝子の不当労働行為判定

▲2016年2月12日の旭硝子工場入口写真。

2016年4月21日亀尾市、旭硝子労組の立てこもり現場を強制撤去

▲2016年4月21日午前、亀尾市が旭硝子非正規職労組の座り込み現場2カ所に行政代執行を行った。

▲2016年4月21日午前、亀尾市が旭硝子非正規職労組の座り込み現場2カ所に行政代執行を行った。

▲2016年4月21日午前、亀尾市が旭硝子非正規職労組の座り込み現場2カ所に行政代執行を行った。

▲2016年4月21日午前、亀尾市が旭硝子非正規職労組の座り込み現場2カ所に行政代執行を行った。

2016年5月1日 旭非正規職労組、工場前の座り込み場を再び設置

▲126周年世界メーデーを迎えた慶尚北道地域決議大会の参加者らが亀尾市役所によって強制撤去された金属労組旭非正規職支会の座り込み場を建て直している。

▲ホ・サンウォン金属労組旭非正規職支会組合員

▲2016年6月3日、金属労組は亀尾市庁前で集会を開き、座り込み現場の強制撤去に対する抗議書簡を渡そうとした。 しかし、警察によって進入路から塞がれた。

▲2016年6月3日、チャ・ホノ金属労組旭非正規職支会長は、立てこもり現場の強制撤去に対する抗議書簡を亀尾市に伝えようとした。

▲2016年6月22日、亀尾警察署は労組が集会を申請したことに対して場所の変更を通告したが、これを受け入れなかったため、集会禁止を通告した。 亀尾市庁は進入路の歩道に花壇を設置した。

▲2016年7月25日午前11時、大邱地方検察庁金泉支庁前で検察糾弾の記者会見を開いた。 [写真=金属労組旭非正規職支会提供]

▲2016年8月の2015年ゼネスト闘争で収監中のペ·テソン民主労総元組織争議室長が旭非正規職労組に送った手紙。

▲2016年9月11日、曹渓宗社会労働委員会が亀尾旭硝子の座り込み場を訪問した。

▲2016年9月11日、曹渓宗社会労働委員会が亀尾旭硝子の座り込み場を訪問した。

▲2016年10月6日国会環境労働委員会国政監査。 証人答弁する金在根(キム·ジェグン)旭硝子労務担当取締役(右)とこれを見守る車憲鎬(チャ・ホノ)支会長

▲ 2016年10月6日国会環境労働委員会国政監査。 旭硝子の非正規職解雇者たちが国政監査が開かれる大邱(テグ)雇用労働庁の前でピケットデモをしている。

▲2016年11月14日、金属労組旭非正規職支会組合員らが朴槿恵退陣を求めるピケットデモを行った。

▲2016年11月14日、朴槿恵(パク・クンヘ)と朴正煕氏支持者たちが’朴槿恵退陣’ピケットを奪おうとしている。

▲2016年11月19日旭非正規雇用闘争500日。

▲2016年11月19日旭非正規雇用闘争500日。

▲2016年11月19日旭非正規雇用闘争500日。

▲2017年1月10日、旭硝子の解雇労働者が不法派遣告訴17月目、黙り込んでいる検察糾弾記者会見を開いた。

▲2017年1月25日、旭硝子の解雇労働場の占拠現場の内部の様子だ。

▲▲2017年1月25日の旭硝子の解雇現場への座り込み入口。

▲2017年1月25日、慶北亀尾旭硝子テント立てこもり場で出会ったオ·スイル組合員。

▲2017年4月14日、光化門付近のビルの広告塔に上った労働者たち。 旭非正規職支会のオ·スイル組合員も含まれている。 [写真=旭非正規職支会]

▲2017年5月29日に出版した『野花、工業団地に咲く』、旭非正規職支会著、図書出版ハンティジェ

▲2017年5月29日に亀尾旭硝子立てこもり会場前でブックコンサートを行った。

▲2017年6月1日、旭非正規職支会は民主党慶尚北道党に間接雇用問題の解決を促した。

▲2017年7月21日、亀尾参加連帯など6つの市民団体は、大邱地方検察庁金泉(キムチョン)支庁前で記者会見を開き、旭硝子に対する不当労働行為捜査結果の公開を求めた。 [写真=欧米参加連帯提供]

▲2017年8月29日、亀尾旭硝子非正規職解雇労働者らが大邱地方検察庁前で座り込みを始めた。

▲2017年8月29日、亀尾旭硝子非正規職解雇労働者らが大邱地方検察庁前で座り込みを始めた。

▲2017年9月15日、旭硝子の解雇労働者らは東大邱駅前の現場労働庁に来たキム·ヨンジュ労働部長官に苦情を申し立てた。

▲2017年10月24日、旭硝子の立てこもりテントを訪れた魯会燦(ノ·フェチャン)議員(写真=魯会燦議員室)

▲2017年11月1日、旭非正規職労働者らは大邱地方雇用労働庁前で直接雇用命令の履行を促した。

▲2017年11月4日、慶尚北道慶山市(キョンサンプクト·キョンサンシ)のクルミ本屋で開かれたブックコンサートに出席したナム·ギウン氏、チャ・ホノ労組支会長、アン·ジンソク代議員、オ·スイル副会長が慶山に集まり、市民と会った。 写真はナム·ギウン組合員。

▲2017年11月4日、慶尚北道慶山市(キョンサンプクト·キョンサンシ)のクルミ本屋で開かれたブックコンサートに出席したナム·ギウン氏、チャ・ホノ労組支会長、アン·ジンソク代議員、オ·スイル副会長が慶山に集まり、市民と会った。

▲2017年11月6日午前、金属労組旭非正規職支会は労働部是正指示の履行を要求して出勤したが、会社側は「法的手続きが終わっていない」として労働者の出入りを阻止した。

▲2017年11月6日、旭硝子工場入口に労組が掲げられた横断幕。

▲2017年11月9日、金属労組旭非正規職支会が不法派遣と不当労働行為事件に対する速やかな起訴を検察に促した。

▲2017年12月28日、大邱キリスト教教会協議会人権宣教委は2旭硝子非正規職解雇労働者に9回人権賞を授与した。

▲2017年12月28日、チャ・ホノ金属労組亀尾支部旭硝子非正規職支会長が受賞の感想を伝えている。

▲2018年1月9日、チャ・ホノ金属労組旭非正規職支会長が旭硝子の不法派遣、不当労働行為に無嫌疑処分した大邱地方検察庁金泉支庁の金ドヒョン検事を職権乱用の疑いで告訴した。

▲2018年1月9日、民主労総亀尾支部などは大邱地方検察庁前で検察糾弾の記者会見を開いた。

▲2018年1月12日、寿城区役所が強制撤去を通じて大邱地方検察庁入口前の歩道に設置された旭硝子非正規職労働者の座り込み現場を強制撤去した。 [写真=金属労組旭非正規職支会提供]

▲2018年1月14日夕方、旭非正規職会が大邱地検前に再び設置した。 [写真=旭非正規職支会]

▲2018年1月31日、金属労組組合員など200人余りが旭硝子の平野武代表取締役を含む13人に対する不法派遣·不当労働行為を不起訴処分とした検察に抗議書簡を伝達するため、大邱地方検察庁前で座り込みを行った。 チャ・ホノ金属労組旭非正規職支会長が大邱(テグ)地方検察庁前で、盧承権(ノ·スングォン)地検長に抗議書簡を渡すと言っている。

▲2018年1月31日200人余りは金属労組が主催した旭無嫌疑処分検奪糾弾集会に参加した後、大邱地方検察庁前に移動した。

▲2018年1月31日午後5時20分に閉店した大邱地方検察庁舎

▲2018年1月31日シャッターが下ろされた大邱地方検察庁。 旭硝子

非正規職の解雇労働者らは地検長に抗議書簡の伝達を要求したが、検察はこれを受け入れなかった。

▲2018年1月31日、検察に抗議書簡を出しに行く金属労組の組合員たち。

▲18年3月7日、解雇問題解決のため、日本の旭硝子本社を訪問した南基雄(ナム·ギウン、中央)、張明珠(チャン·ミョンジュ、右)氏。

▲2018年3月7日、旭硝子日本本社に抗議訪問したナム·ギウンさん。

▲2018年3月7日、亀尾の旭硝子解雇労働者と日本の労組員が、日本の国会議事堂前で旭硝子解雇問題の解決を求める集会を開いた。

▲2018年3月7日 日本旭硝子本社

▲2018年3月9日、旭硝子千葉工場労働組合のオフィスを訪れたナム·ギウンさん。 事前に連絡を取ったが、ドアは閉ざされていた。

▲2018年3月 千葉県の旭硝子工場

▲2018年3月に動労千葉労組と夕食を共にする旭硝子の解雇者たち

▲2018年3月22日午前10時、亀尾市役所で旭硝子の解雇者が記者会見を開いた。

▲2018年4月20日午前11時、旭硝子の非正規職労働者が大邱高等検察庁前で記者会見を開き、不法派遣·不当労働行為に対する早い起訴を求めた。

▲2018年5月28日、労働者地位確認訴訟の現場検証のため、3年ぶりに亀尾旭硝子工場に入る非正規職解雇労働者たち。

▲2018年5月25日、旭非正規職支会が主催した労働政策懇談会に、張世龍(チャン·セヨン)民主党亀尾市長候補を含む地方選挙出馬者が出席した。

▲2018年11月5日午後2時、旭非正規職労組が大邱地方検察庁前にテントを設置している。

▲2018年12月27日午後1時ごろ、金属労組旭非正規職支会の組合員11人は、大邱地方検察庁1階ロビーに集まり、朴地検長との面談を要請し、座り込んでいる。 [写真=金属労組旭非正規職会提供]

▲2018年11月27日午後7時52分頃、警察が大邱地検1階ロビーで地検長との面談を要求し、座り込みをしていた労働者11人を退去拒否の容疑で現場から連行した。

▲2018年12月27日午後1時ごろ、金属労組旭非正規職支会の組合員11人は、大邱地方検察庁1階ロビーに集まり、朴地検長との面談を要請し、座り込んでいる。

▲2019年1月22日、金属労組旭非正規職支会は大邱地検前で座り込みに突入した。

▲2019年3月6日、張世龍亀尾市長の記者会見場には、旭硝子の非正規職解雇労働者も出席した。

▲2019年3月28日、旭硝子の非正規職解雇労働者が東京の旭硝子株主総会前で旭硝子の違法派遣起訴の事実を伝えている。 (写真提供=旭硝子支会)

▲2019年3月28日、旭硝子の非正規職解雇労働者が東京の旭硝子株主総会前で旭硝子の違法派遣起訴の事実を伝えている。 (写真提供=旭硝子支会)

▲2019年4月10日、大邱地裁金泉支院で旭硝子被告らに対する不法派遣の初公判が行われた。 解雇労働者12人を含む労組員40人余りも傍聴した。

▲2018年4月10日、大邱地裁金泉支院で旭硝子被告らに対する不法派遣の初公判が行われた。 会社代理人として出席したキム·ジェグン取締役は取材陣の質問に「原納猛元代表が退社したと聞いている」という言葉だけを残して帰った。

▲2019年6月7日、金属労組旭非正規職支会は不法派遣の疑いで起訴された旭硝子を厳重処罰してほしいという嘆願書を出した。 [写真=金属労組旭非正規職支会提供]

▲2019年6オル19日午後4時、亀尾市山東面旭硝子工場前で行われた決起大会

▲2019年6オル19日午後4時、亀尾市山東面旭硝子工場前で行われた決起大会

▲2019年6月22日、キム·ミスクさん、旭硝子解雇者、堤川ガンジー学校の学生らが22日、懇談会を開いた。

▲2019年6月19日 亀尾市山東面 旭硝子工場前

▲2019年6月19日 亀尾市山東面 旭硝子工場前

▲2019年8月20日、「非正規職はもうやめて、1100万人の非正規職共同闘争」、金属労組はソウル鍾路区の平和少女像の前で記者会見を開き、旭硝子の労働弾圧を糾弾した。

▲2019年8月23日、旭硝子非正規職の解雇労働者が労働者の地位確認訴訟で勝訴し、喜んでいる。

▲2020年1月、張世龍亀尾市長は2泊3日の日程で東京の旭硝子と東レ本社を訪問した。 張市長は日本を訪問中の16日、SNSを通じて「亀尾に投資しているAGCと東レ本社を訪問しました。 代表と役員に会って、亀尾投資にお礼を述べ、追加投資を要請しました。 しっかり仕上げて帰ります」という書き込みもした。 [写真=グミシ]

▲2020年5月13日~12日午後5時、大邱市中区の大劇場でキム·サンペ監督の映画『あなたはクモを見たことがありますか』の試写会が開かれた。 映画の主人公は、慶尚北道亀尾(キョンサンブクド·クミ)の旭硝子非正規職解雇労働者23人だ。 ●左からキム·サンペ監督、金属労組·旭非正規職支会長

▲2021年6月24日~24日午前11時、民主労総亀尾支部、金属労組亀尾支部と旭非正規職支会は、大邱地方裁判所金泉支院の前で旭硝子厳重処罰要求記者会見を開いた。 (写真提供=金属労組旭硝子支会)

▲2021年7月17日、亀尾旭硝子工場前で解雇6周年決意大会が開かれた。

▲▲2021年7月17日、亀尾旭硝子工場前で解雇6周年決意大会が開かれた。 亀尾·旭硝子工場の正門にステッカーが貼られた。

▲2021年8月11日、旭硝子派遣法違反の懲役刑判決後、抱擁した解雇者たち

▲2021年8月11日、旭硝子の解雇者が旭硝子派遣法違反の判決後に記者会見を開いた。

千容吉(チョン·ヨンギル記者

droadb@newsmin.co.kr

AGC旭硝子韓国子会社社長(当時)に懲役刑判決!

「22人の組合員の血の涙で勝ち取った有罪判決」(チャホノ支会長)

韓国-平和ニュースより

日本の国際企業と大宣伝してきた旭硝子(AGC)が、派遣した日本の社長原納猛に懲役刑。

裁判所「亀尾(クミ)工場の生産業務指示·労務提供·人事従属、最高裁派遣法違反基準に該当」の公訴事実をすべて認定

日本の社長は懲役6ヵ月、執行猶予2年、下請社長は懲役4ヵ月、執行猶予2年。労組「断罪、直接雇用履行せよ」

慶尚北道亀尾(キョンサンプクト·クミ)工場に労働者を不法派遣した容疑で起訴された旭硝子の経営陣が1審で有罪を言い渡された。 国内製造業で不法派遣の疑いで起訴され、懲役刑が言い渡された初の事例だ。

大邱地裁金泉支部刑事1単独(キム·ソンヨン裁判長)裁判部は9日、不法派遣(派遣勤労者保護等に関する法律違反)の疑いで在宅起訴された元請業者日本旭硝子(株·旭硝子ファインテクノ韓国)の原納猛志代表取締役、下請業者のジーティーエスのチョン某取締役ら元請経営陣に対する判決審で有罪を言い渡した。

原納猛取締役は懲役6カ月に執行猶予2年、下請け会社ジーティーエスのチョン代表取締役は懲役4カ月に執行猶予2年、旭硝子韓国株式会社とジーティーエスはそれぞれ1,500万ウォン、300万ウォンの罰金刑に仮納命令を出した。 裁判所は検察の公訴事実をすべて認めながら、求刑量をそのまま引用した。 ただし、原納猛とチョン某被告の場合、国内で同種犯罪の履歴がなく、刑事処罰を受けた前歴がないため、執行猶予となった。 元·下請法人も当初の求刑量2千万ウォン、500万ウォンの罰金刑からそれぞれ少しずつ減っている。 

同地裁は「被告人らは旭硝子とジーティーエスが請負契約を結んだだけで、労働者の認識事実がなく派遣法違反ではないと主張したが、大法院の派遣法違反基準を調べれば、5つとも該当する」と判断した。 特に「グラス(ガラス)生産の単一目的を持っており、作業量の大半が旭グラス作業量の影響を受けている」とし「ジーティーエス労働者に対する旭硝子作業指示事実が認められる」と判断した。

また「包装、出荷、支援など業務指示と業務投入がいずれも旭硝子に実質的に編入されることが認められる」とし「労務提供要件も旭硝子の指示に従って随時変更され、人事·解雇·雇用·採用も従属された」と述べた。 続いて「ジーティーエスは旭硝子以外の業者と契約した事実がなく、独自の決定権がなく、独自の技術·施設も持っていない」とし「許可なく勤労者派遣を提供されたものとみられる」と付け加えた。 それだけでなく「こうした行為が不法であることを認識したものと判断される」とし「罪は軽くない」と判決した。

国内メーカーの中で不法派遣で起訴され経営陣に懲役刑が言い渡されたのは初めてだ。 現代車社内下請不法派遣に対しては13年、罰金700万ウォンが言い渡された。 製造業ではなく、大手スーパーのセーブゾーン経営陣は19年、同じ容疑で起訴され、懲役1年、執行猶予2年を言い渡された。 派遣法に違反した場合、3年以下の懲役、3,000万ウォン以下の罰金に処することができる。 しかし、製造業関連はいずれも罰金刑に止まった。

メール1本での解雇事態から6年ぶりに経営陣に有罪判決が言い渡されると、解雇労働者は喜んだ。 金属労組旭非正規職支会(支会長チャ·ホンホ)、民主労総慶北地域本部(本部長キム·テヨン)、金属労組亀尾支部はこの日、裁判所前で記者会見を開き「解雇6年目にして経営陣に不法派遣の有罪が言い渡された」とし「有罪が宣告されただけに、会社側は直ちに解雇者に謝罪し、解雇者を直接雇用して復職を履行せよ」と促した。 

チャ·ホノ支会長は「期待していなかったのに懲役刑が言い渡され、少し驚いた。 犯罪を断罪して本当によかった」と明らかにした。 また「解雇者22人に対し、会社側は直ちに正規職として雇用せよ」と述べた。 タク·ソンホ弁護士は「最高裁の判決基準によってついに懲役刑が言い渡された」とし「犯罪に比べてやや低い量刑だが、意味が大きい」と述べた。

旭硝子は2009年から2015年までの6年間、慶尚北道亀尾の製造·生産工場に雇用労働部長官の許可なしに社内下請非正規職労働者178人を「不法派遣」して国内派遣法に違反したとして裁判にかけられていた。 旭硝子は三菱の主要系列会社で、世界にLCDガラス生産工場を置いているグローバル企業だ。 外資系企業として04年、亀尾に参入し、自治体から工場敷地50年無償提供に税金も減免された。 しかし、会社側は2015年に亀尾工場を社内で下請けに出してきた非正規労働者が、賃上げ(2015年の最低賃金5,580ウォン→8,000ウォン)と作業着の交換を要求すると、メール一本で178人全員を解雇した。

解雇者と会社側の長い訴訟が続いた。 解雇者は「不法派遣」「不当解雇」として会社側を告訴·告発した。 しかし、検察は嫌疑なしの不起訴とした。 議論が起きると、検察は捜査審議委を開き、2019年2月15日、会社側関係者らを不法派遣容疑で起訴した。 刑事裁判に先立って、2年あまり前、民事裁判ではすでに解雇者らが勝訴した。 大邱地裁金泉支院第1民事部(パク·チボン部長判事)は2019年8月23日、勤労者の地位確認訴訟1審の判決審で「正規職雇用」の判決を下した。 第2審は9月、大邱(テグ)高裁で開かれる。

一方、旭硝子の経営陣は、違法派遣1審の有罪に対して1週間内に異議申し立てをすることができる。 これに対し、控訴するかどうかを尋ねたが、いかなる答弁もせず、法廷を後にした。 以後、電話にも答えなかった。

金英和(キム·ヨンファ)平和ニュース記者

http://m.pn.or.kr/news/articleView.html?idxno=18906&fbclid=IwAR08z46GIr6PbYkB1uH34GMwU7xcDB5wvpfP-2OtL0jwR5jzey8t38eEoo8

ニュース民より

裁判所、旭硝子代表に懲役刑宣告

懲役6カ月、執行猶予2年···製造業派遣法違反の懲役刑の初事例

裁判所、「派遣法違反の程度は軽くない」

By パク·ジュンヨプ – 2021-08-11 15:49

派遣法違反で裁判にかけられた欧米の旭硝子代表に懲役刑が言い渡された。 旭硝子の解雇者が告発して6年ぶりに出た判決だ。 製造業で派遣法違反で懲役刑が下された初の事例と確認される。 旭硝子の解雇労働者たちは判決後、法廷を出る際、抱き合った。

▲旭硝子派遣法違反の懲役刑宣告後、解雇労働者が抱き合っている。

11日午後1時40分、大邱(テグ)地裁金泉支部刑事1単独(金善映裁判長)は、派遣労働者保護などに関する法律(派遣法)違反罪で、元旭硝子代表の原納猛被告に懲役6ヵ月執行猶予2年、元ジーティーエス代表の鄭在潤(チョン·ジェユン)被告の懲役4ヵ月、執行猶予2年を言い渡した。 旭硝子とGTS法人にもそれぞれ罰金1,500万ウォン、300万ウォンを言い渡した。

これに先立ち、検察は元旭硝子代表に懲役6ヵ月、元ジーティーエス代表の鄭在潤(チョン·ジェユン)被告に懲役4ヵ月、旭硝子法人に罰金2,000万ウォン、下請会社GTSに罰金500万ウォンを求刑していた。

裁判部は、「GTSは事実上、旭硝子の一部署のように、旭硝子の指揮命令を受けて運営された」と判断した。 旭硝子とGTS側が相互間で請負契約を結び、独立した企業組織だと主張したことが受け入れられなかったのだ。

同地裁は、旭硝子の不法派遣の根拠として、▲GTSが作業者数をはじめとする作業者の現場配置、作業内容を独自に決定できず、▲GTSが旭硝子以外の業者と契約を結んだり、他の事業場で業務を行ったりしたこともなく、▲旭硝子とGTSがガラス生産という単一の目的で運営されており、生産工程も連動している点などを指摘した

裁判部は「AFK(旭硝子)は(GTSに)追加業務を指示する度に変更契約を締結することで請負契約の外観を整えようとした」とし「現場事務室や一部装備について賃貸借形式に変更する点などは(旭硝子が)不法派遣に該当すると認識したようだ」と説明した。

続いて「製造業には労働者の派遣を禁止するが、会社は許可なく直接生産工程業務に派遣した。 派遣法違反の程度は軽くない」と付け加えた。

判決後、旭硝子の解雇労働者たちは結果を喜びながらも残念な気持ちを見せた。 今回の判決は、法人に対する罰金を除き、検察求刑と同様の水準であり、検察がより積極的に求刑したなら、より大きな処罰も可能だったと考えるためだ。 金属労組·旭硝子支会は判決後、大邱(テグ)地方裁判所·金泉支院の前で、旭ガラスの謝罪や直接雇用を要求する記者会見を開いた。

▲11日、旭硝子の解雇者たちが旭硝子派遣法違反の判決後、記者会見を開いた。

タク·ソンホ金属労組法律院弁護士は「検察と雇用労働部が寛大に捜査し、処罰しようとしている。 検察は1回不起訴処分にし、その次に起訴した後も懲役6ヵ月、4ヵ月だけを求刑した。 不法派遣は重大な犯罪だ。 派遣労働者に深刻な苦痛を与える。 さらに重い刑が宣告されなければならない」と述べた。

タク弁護士は「直接生産工程で不法派遣を行った元請事業主に懲役刑を言い渡したことは大きな意味がある。 裁判部が不法派遣を重大な犯罪行為と見た」と付け加えた。

卓弁護士によると、派遣法違反による懲役刑判決は製造業の事業場では初めてだ。 非製造業の事業所(セーブゾーンアイアンドシー、派遣法違反の懲役10ヵ月)を含めれば、量刑は2番目に重い水準だ。

旭非正規職支会の車憲鎬(チャ·ホンホ)会長は「検察が容疑なしとし、大邱検察庁前であきらめずに戦った同志たちが結局起訴するようになった結果だ。 私たちが当時、戦わなければ今のような結果はなかったはず」とし「大変苦労された。 ありがとう。今日この結果により、旭は裁判所の判決を認め、22人全員が完全に直接雇用することを願う。 最後まで最善を尽くして戦う」と述べた。

一方、今回の刑事裁判とは別に、旭硝子労働者の地位確認訴訟の控訴審も進められている。 2019年、原審裁判部(大邱地裁金泉支院第1民事部)は、旭硝子は解雇者を直接雇用すべきだと判決したが、会社側は不服を申し立てた。

旭硝子下請け会社のGTS所属の労働者は15年5月に労働組合を結成し、6月にメールで178人全員が契約解除の通知を受けた。 その後、復職闘争を続けている。 19年8月、裁判所は解雇労働者らが起こした労働者の地位確認訴訟で、解雇労働者に軍配を上げたが、旭硝子は不服とし、控訴審が行われている。

2017年12月、検察は旭硝子派遣法違反の疑いで不起訴の決定を下したが、労組の抗告により大邱高等検察庁が再起捜査命令を下した。 この過程で、検察の要請で最高検察庁検察捜査審議委員会が開かれ、委員会は旭硝子を起訴すべきだという意見を出した。 2019年2月、検察は旭硝子を派遣法違反の容疑で起訴した。