7月11日韓国大法院(最高裁)での地位確認とAGCの派遣法違反が確定した。AGCは旭非正規職支会組合員22名を正社員として雇用しなければならない。また正社員としての9年間の賃金を支払わなければならない。
AGC韓国はこの間、会社が厳しい、構造調整が必要だとしてラインを縮減すると発表した。旭非正規職支会を職場に戻さないためにいつもの手を使っている。
会社は、最高裁判決の翌12日に組合員宛に「大法院判決に伴う義務履行のための出勤通報」なる公文書を発出して、7月15日8時30分までに出勤せよ、「出勤しない場合、当社は無労働無賃金原則を適用し無断欠勤に伴う責任を問うことができる」とした。「強制出勤命令通知」だ。
これに対して、旭非正規職支会は、当日出勤を拒否して、出勤宣伝戦で応えた。以下はチャホノ支会長のフェイスブック投稿と配布されたビラである。職場闘争が新たに開始された。
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今日出勤しなければ無断欠勤にともなう責任を問うという会社。解雇されて路上に9年いたのに。 片付けの時間も与えないという会社。 脳出血で手術して入院している組合員、稼ぎに外国に出ている組合員、昼夜2交代で働く組合員、すべて整理する時間が必要だ。 出勤の代わりに労働者に宣伝物を配布した。
<本物の労組が入ります。 一緒にやりましょう!>
22人が勝ちました。 7 月 11 日、最高裁判所は 22 人の手を上げました。 7月11日からAGCと雇用関係が成立しました。 最高裁の判決により会社は直接雇用だけでなく不法派遣刑事処罰も受けます。 9 年間の賃金も支払う必要があります。
キム·ジェグン理事は不法を行い、9年間法に従おうという言葉を数えきれないほど繰り返しました。 さあ!もう法律通りにしましょう! 会社は 22 人を原職に復職させなければなりません。 元の仕事の席に配置する必要があります。 会社が賠償しなければならない賃金だけで100億をはるかに越えると推算されます。
2020年までに64億を支給せよとの判決を受けました。 64億に対する利子が年12%です。 毎月利子だけ数千万ウォンずつ貯まります。 さらに2021、2022年、2023年、2024年7月までに賃金も支給しなければなりません。
労組を壊すためにとんでもないことをしていなかったら、こんなことはありません。 責任者は、過ちを犯した場合は謝罪し、責任を負わなければなりません。
労組を排除するのに数百億を使い、「会社が厳しい」があり得ますか!
「会社」は今、構造調整とのことです。 労働者が3交代昼夜を問わず働いてお金を稼いでも意味がありません! 労組を壊すために数百億ウォンを勝手に注ぎ込んで、会社が厳しいからといって構造調整だなんて、とんでもないことです。
旭支会が会社に勝ちました。 勝利の気運で、 皆さんと一緒に過ごしたいです。 雇用と労働条件は、強い労組が守ることができます。 私たちの未来、私たちが堂々と作りましょう。
2024年7月15日
金属労組亀尾支部旭非正規職支会長チャ·ホノ