AFK(AGCファインテクノコリア)前社長・原納猛らに対する不法派遣の刑事裁判の判決が延期されて2020年8月9日に予定されている。求刑は懲役6カ月。労働者をコケにした不法派遣を終わらせるためにも、実刑判決を求めたい。
日本では、支援共闘会議として、この判決を受けて、AGC旭硝子本社に怒りの弾劾を叩きつけたいと判決予定日の2020年7月14日直後の7月16日に本社抗議行動とデモを計画した。判決は延期になったが、力強くデモを行った。
実は、デモコースの申請は東京駅丸の内北口向かいのAGC本社の入る新丸の内ビルを取り囲むコースを予定していた。しかしデモの申請に対して、警視庁は、丸の内では東京都がデモを認めない、コース変更を勧めるというのである。時間の余裕もなく、今回は100メートルほどまで近づくコースでよしとするよりほかはなかった。
しかしなぜ丸の内は東京都がデモを認めないのか?皇居と天皇にはデモは近づけないということか?AGC旭硝子は旧三菱財閥で韓国では戦犯企業と認定されている。天皇と日の丸に守られて朝鮮に侵略した旭硝子資本は、今も韓国で韓国の法律違反を平気で行い、追及されるや、またもや天皇と皇居を傘に着て身を守ろうとしているのだというしかない。
ならば、日本の私たちが、天皇と皇居に対する弾劾も含めて、AGC旭硝子本社に対する徹底した弾劾の声をぶつけていかなければならない。それが旭非正規職支会と連帯する道である。
韓国の亀尾(クミ)市にあるAFKの工場前にあるろう城場では2021年7月17日に旭非正規職支会解雇6周年の決起集会が開かれ、韓国各地から結集して、AGC旭硝子を包囲した。大結集だ。
彼らの闘いは、今や韓国の非正規職労働者、いや、労働者全体の希望である。
闘争基金のカンパ贈呈式には、ステージ上に40人が列をなした。
チャホノ支会長はフェイスブックに書いた。
「一生忘れられない闘争基金伝達式だった。封筒を持って40人も並び、計8百万ウォンを受け取った。 アサヒ資本がだめで。 労働部や検察、裁判所がいくら時間を長引かせても、我々は勝つしかない。」
日本の支援共闘介護も勝利までともに闘う。
次回AGC旭硝子本社行動は、2021年8月20日(金)。15時に東京駅丸の内北口前に集合でその後向かいの新丸の内ビルディング・AGC旭硝子本社前に移動する。デモの申請している。ぜひみなさんの結集をお願いします。