地位確認訴訟高裁勝利の宣伝戦

旭非正規職支会チャホノ支会長からシェア!闘争!

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久しぶりに宣伝物を配った。正規職労働者の雰囲気が変わった。 宣伝物をよくもらう。 新しく来た若い警備が宣伝物の配布を妨害して喧嘩をして謝罪される。 正当な労組活動という概念不足。 少しずつ変わると信じている。

<宣伝物>

裁判所の判決、履行せよ!

7月13日、大邱高裁は控訴審裁判で「旭グラスは解雇者を直接雇用せよ」という判決を下した。 民事2審を通じて旭硝子の不法行為が明白であることを再度確認した。 会社はひたすら時間ばかり稼いでいる。 結局、解決しなければならない問題が引き続き積もっていく。

8月19日は賃金損害賠償の宣告がある。 金泉裁判所でアサヒグラスが解雇者に支払わなければならない2020年までに賃金60億に対する損害賠償宣告がなされる。 今や会社は草刈りガマでも鋤でも止められない状況になった。

裁判所の判決は履行せずに持ちこたえたからといって問題は消えない。 労働組合を相手にするために使った費用と不法は隠すことができない。 裁判所の判決を無視して受ける社会的指弾はさらに大きくなる。 方法は労使が向かい合って円満に解決しなければならない。 労働組合はいつでも解決する準備ができた。 対話は開かれている。

旭硝子は裁判所の判決を履行し、円満に解決するための努力に最善を尽くせ!

賃金ピーク制で奪った賃金を直ちに返せ!

2015年から非正規職労組を相手にするために途方もない費用が使われた。 その費用を満たすために正規職労働者の賃金を数年間凍結した。 数百億のお金をとんでもないところに注ぎ込み、労働者の賃金は引き続き凍結した。 今年やっと物価上昇分にもならない2.75%を賃上げと引き上げた。

会社は賃金ピーク制が違法だという最高裁の判決が出ると、急いで55歳から適用していたものを58歳に変更した。 それさえも過ちを認めて変更したのは幸いだ。 しかし、不法ではないと主張している。 不法でなければ、あえて58歳に変えることがあるのか。

賃金ピーク制で奪った賃金を直ちに返せ。 訴訟する前に自ら返さなければならない。 企業が法を守らなければ数多くの労働者が被害を受ける。 旭硝子はより常識的な企業に、少なくとも法は守る企業に生まれ変わることを望む。

金属労組亀尾支部旭非正規職支会

解雇から7周年!勝利へ進撃!

2022年7月13日、韓国大邱(テグ)高裁勝利判決を喜ぶ組合員たち

 2022年7月13日、韓国大邱(テグ)高裁民事部は、旭非正規職支会組合員が提起した勤労者地位確認訴訟1審で、敗訴した会社側が提起した控訴審裁判の判決公判を開き、「控訴を棄却する」と判決した。亀尾(クミ)市にある旭硝子(AGCファインテクノ韓国株式会社)が非正規職解雇労働者たちを直接雇用しなければならないという判決である。2019年8月下した原審と同じ判決だ。昨年8月、会社側の派遣法違反刑事事件も有罪判決だったので、民事・刑事で旭硝子の不当解雇が認められた。

 裁判所は、「審理と現場検証も行った。被告(旭硝子)が1審判決に誤りがあり、誇張されたとした部分も、十分に審理した」とし、「最高裁が判断する派遣法勤労者に対する使用関係基準で見ると、原告たちに使用権を行使した」と説明した。

 この日判決直後、大邱高等裁判所前で開かれた記者会見で、解雇者側弁護士のイヨンウ弁護士は、「民事・刑事過程から裁判所と捜査機関がかなり徹底して内容を調べた。異例の現場検証も何回も行った。このように確認された内容が今日の勝訴に帰結した」とし、「会社が上告審に行っても、長い期間の注意深い判断があるので、予想するに、審理不続行で4か月以内に終わるだろう」と話した。

 続けて「製造業社内下請けで、請負として偽装した形態の雇用が認められないことを確認した。劣悪な地位の間接雇用労働者が容易に解雇される現実に裁判所が終止符を打ったもの」と付け加えた。

 チャホノ金属労組旭硝子非正規職支会支会長は、「解雇された労働者が長い時間苦痛を受け、闘った、今日の判決は、至極当然の判決」と言い、「旭硝子が裁判所の判決に従って直接雇用を履行すれば、すべての事は終わる。あらゆる特恵を受け、大韓民国の法を守らない日本企業旭硝子は今日の判決を必ず履行しなければならない」と話した。

 (以上、韓国『ニュース民』より https://www.newsmin.co.kr/news/75328/?ckattempt=1

 いよいよ解雇を撤回させて、全員が正規職として職場に戻る局面に突入した。韓国非正規職撤廃闘争の大きな勝利が勝ち取られようとしている。

 これに先立って、日本の旭非正規職支会支援共闘会議は6月30日、解雇7周年、解決から逃げ続けるAGC旭硝子本社に対する抗議行動とデモを闘った。目覚ましい日韓労働者連帯の力で勝利した韓国サンケン労組を支援する会の仲間も多数かけつけてともにデモに立った。

6・30AGC本社デモ
6・30AGC本社抗議行動
AGC本社前で連帯写真

 韓国では、巨済(コジェ)にある大宇(テウ)造船で下請け非正規労働者の決死のストライキとろう城闘争が闘いぬかれている。韓国の非正規労働者と労働者全体の未来をかけた命がけの闘争だ。これに民主労総も金属労組もすばらしい支援連帯闘争を組織している。その先頭に旭非正規職支会が立っている。この闘いの連帯のために旭非正規職支会は自分たちの7周年闘争を延期した。しかし、大宇造船闘争の画期的地平をわがものとして、7月10日、7周年闘争が感動的に勝ち取られている。

巨済・大宇造船工場前に集まった労働者(7/8)

狭い檻に自らを閉じ込めてストとろう城闘う大宇造船非正規労働者
AGC韓国工場前で解雇7周年集会。並んだ旭非正規職支会組合員たち
AGC韓国工場前のろう城場で解雇7周年集会。

 労働者はひとつだ。日本の労働者も韓国の労働者とつながり、さらに闘おう。7月21日、AGC旭硝子本社抗議行動への結集を呼びかけます。

6・30解雇7周年AGC本社抗議行動へのチャホノ支会長のアピール

山本議長はじめ旭闘争支援共闘会議の同志の皆さん、そして共に参加してくれた同志の皆さんありがとうございます。

今日は旭非正規職労働者が7年前、メール一つで解雇された日です。

旭闘争満7年になる日、日本で同志たちが忘れず、こうして闘争してくれてありがとうございます。旭闘争7年を耐え抜き闘うことができる力を今日同志たちが示してくれています。

7年前、旭資本がメールで178名もの労働者を解雇するとは思いませんでした。メールで解雇の通告を受け、びっくりしました。もっと驚いたのは、私たちが7年を闘うことができるとは思っていなかったことです。旭資本も驚いたことでしょう。また、旭資本は日本の同志たちがこうやって共に闘うとは考えもしなかったでしょう。

資本は私たちをたった1度驚かせましたが、私たちは今まで資本をたびたび驚かせて来ました。民主労組の力であり、労働者闘争の力です。

旭資本は1年前に21名を雇用するという立場を明らかにしました。旭資本は拒否されて以降、現在まで何の立場も明らかにしていません。どんな対話も行われていません。でも大丈夫です。時間が長くなったからといって、急いではならないと考えます。早く終わることより、正しく終わることが重要です。

旭闘争は韓国の非正規職闘争にとって意味ある闘争です。少数の組合員が闘っている闘争ですが、旭闘争は重要な道を作っています。日本の同志たちの献身的な連帯を学びながら、韓国で旭非正規職労働者は必ず必要な闘争に最優先で駆けつけ連帯の精神を示しています。

長期間闘っていても、資本に屈せず、22名の組合員が団結し、民主労組の精神を守り、闘っています。

旭資本が固辞している理由は、ひとつです。労働組合が恐ろしいからです。工場内で労組を絶対受け入れたくないからです。

グローバル企業、旭資本は反労働組合と労働組合に対する嫌悪を持っている企業です。グローバル企業らしくない非常に閉鎖的な企業です。労働に対する認識も浅薄です。

旭硝子は結局私たちの闘いを通して変わります。だから旭闘争は単に韓国で22名の解雇者の闘争ではありません。より大きな価値と意味がある闘争です。

旭闘争は必ず勝利します。旭闘争の勝利は私たちすべての勝利になるでしょう。その日まで同志の皆さん、健康に気をつけてください。ありがとうございました。

7/21(木)AGC本社抗議・申入れ行動

東京駅丸の内北口に15:30集合、その後新丸の内ビルに移動

労働者を路頭に放り出して7年!6・30AGC本社包囲デモへ!

 7年前の2015年6月30日、AGC韓国子会社は下請会社の178名全員を突然解雇しました。労働組合結成からたった一ヵ月、メール一本での全員解雇でした。組合つぶしの不当労働行為の判断を受け、当時の日本人社長は不法派遣で懲役6カ月の判決を受けています。しかしながらAGC本社は、組合つぶしの意思を継続し、解雇労働者を7年も路頭に放り出したままです。私たちは、直ちに組合員全員を正社員として職場に戻し、謝罪することをAGCに要求します。6月30日には不当解雇7周年AGC本社包囲デモを行います。ぜひ皆さんのご参加をお願いします。
 
 5/19、韓国検察庁は、旭非正規職支会チャホノ支会長に対して、集会・示威法違反·共同財物損壊容疑で懲役10カ月の求刑を行いました。他の5人にも罰金刑の不当求刑です。2019年6月の解雇4周年の抗議行動に対するものです。AGCに対して懲役6カ月の求刑だった検察が、不当解雇に抗議する労働者には懲役10カ月の求刑を行ったことに怒りが広がっています。
 ウクライナで戦争が始まり、東アジアでも中国・北朝鮮をめぐって、戦争準備が急ピッチで動き出しています。韓国では、米日韓の軍事同盟強化を主張し、新自由主義を賛美し、検察の権限強化を掲げるユン・ソンニョルが大統領になりました。労働者が、戦争に反対し、労働者の生活と命、権利のために、国境や民族を超えて闘わなければなりません。労働者の団結と連帯、闘う労働組合を作り出すことは、日本の労働者・市民の差し迫った課題です。

 AGCは、ご存じの通り、ガラス業界世界一のメーカーで、世界中に製造販売拠点を擁するグローバル企業です。この日本を代表するグローバル企業が韓国でやっていることは、社長が懲役判決を受ける違法派遣、そして労働組合つぶしの不当解雇です。ガバナンス刷新をうたって昨年就任した平井社長も何も変わりません。このような日本企業による組合つぶしは埼玉県のサンケン電気の偽装廃業とともに韓国の多くの人々の怒りの的になっています。このような日本企業の横暴を許しません。ご支援をお願いします。

2022年5月26日AGC本社抗議行動

AGCは全員を正社員として戻せ!

2022年1月19日、雪の降る韓国・亀尾(クミ)のAGC韓国工場前のろう城場で、旭水曜文化祭が開かれた。不屈の解雇撤回闘争は様々な苦難と困難を超えて、非正規職撤廃・全員の正社員としての職場復帰に向けて前進している。

日本では、1月13日にAGC旭硝子本社抗議行動が取り組まれた。コロナ・在宅勤務を理由に相変わらず申入れから逃げる本社。許せない。

この日は、毎週恒例の韓国サンケン労組を支援する木曜日行動があった。早朝から埼玉県新座市・志木駅に近いサンケン電気本社前に、旭非正規職支会支援共闘会議からも結集して、志木駅前行動、池袋の東京事務所行動もともに闘った。これを引き継いで韓国サンケン労組を支援する会の仲間3名がAGC旭硝子本社抗議行動にも参加してくれた。日韓連帯の旗のもとに連帯と共闘が広がっている。

東京駅丸の内は名だたるグローバル企業が集まっている。ここから日本の国際連帯をさらに広げたい。

1月13日サンケン電気に対する韓国サンケン労組を支援する会の行動

1月19日には神奈川の仲間たちが川崎のAGCテクニカルセンター(旧、AGC京浜工場)へビラまき行動を行った。地道な活動が継続されている。

非正規職労働者の正当な叫び、犯罪にするな

非正規職撤廃!2021年10月20日のゼネスト闘争にたつ非正規労働者

https://www.pressian.com/pages/articles/2021110315182207508#0DKU

(プレシアン 2021.11.3)

”不法派遣使用者処罰”を叫んだ非正規職労働者に懲役5年6か月を求刑した検察

〔寄稿〕非正規職労働者の正当な叫び、犯罪にするな

チャホノ金属労組旭正規職支会|2021.11.3


去る10月19日ソウル中央地方裁判所所管509号法廷で裁判があった。17名が法定に立った。現代起亜車、旭硝子、韓国GM、自動車販売代理店などで働いている非正規職労働者たちだ。

 この日検事の求刑があった。検事は17名に総計’懲役22年6か月’を求刑した。起亜車華城(ファソン)工場非正規職キムスオクは’懲役5年6か月’を受けた。一体どんな重罪を犯して検事は’懲役22年6か月’もの求刑をしたのか。最初に求刑を聞いた時耳を疑った。あまりにも途方もない話で笑ってしまった。時間の経過に伴い大事だと思うようになった。

2019年、ソウル雇用労働庁前のテントで。現代車華城(ファソン)工場の非正規職·キム·スオクさん

 2018年7月現代起亜車非正規職11名はソウル地方雇用労働庁抗議籠城を行った。11名は雇用労働部に直接雇用是正命令を要求し労働庁の籠城に入った。この事件が共同住居侵入で、特殊建造物侵入未遂になった。その過程で抗議書簡の伝達を妨害する警察との言い合いになった。警察は4週間の治療を要する打撲を受けたと主張した。しかし負傷した警察官は次の日集会現場で無傷で勤務していた。病院には行かず、薬の服用もなかった。警察官は以後2か月間一日も休暇を取らなかった。この事件が特殊公務執行妨害致傷になった。

 2018年10月現代起亜車、旭硝子、韓国GM非正規職6名は最高検察庁ロビーに入った。不法派遣犯罪者を処罰しろと要求した。検察から何の回答もなく、6名は全員引き上げた。この事件が共同住居侵入になった。2019年1月起亜車と旭硝子非正規職6名は、青瓦台100m以内で小さなプラカードを広げ「不法派遣使用者処罰」、「非正規職を止めよう」と叫んだ。この事件が集示法違反になった。

 このような事件を集めて検察は懲役22年6か月を求刑した。検察はこの闘争を代表した人物としてキムスオクに目を付け標的にした。

 2013年韓国GMリックライリー社長は不法派遣で罰金700万ウォンを受けた。旭硝子日本社長は不法派遣で検察の求刑懲役6か月を受けた。現代起亜車は不法派遣について10余年間起訴すらされなかった。検察は最近現代起亜車を起訴した。労働者の誰かが死に、数十名が拘束されてはじめて不法を思いのままにする使用者一人を拘束させるという話がまさにしっくりくる。

現代起亜車非正規職労働者たちはソウル雇用労働庁の籠城に入ったが、雇用労働部は最後まで是正命令を出さなかった。2019年8月キムスオクは再び47日間の断食籠城を行った。断食で体重が20キロ以上も落ち、呼吸困難で結局病院に運ばれた。雇用労働部と検察が不法派遣についてまともに処罰していたら労働庁の籠城や断食籠城はなかった。行政機関の故意の職権乱用を見て黙っていろというのか。

 検察の物差しは公正でもなければ常識的でもない。やりきれない非正規職労働者たちの苦しみは解決してもらえず、むしろ叩くことに懸命になるのが検察なのか?公公然と不法を犯す大企業は処罰することができず、やりきれない非正規職労働者たちについては加重処罰する。検察が労働者を処罰するように全く同じ物差しで使用者を処罰したなら不法派遣はすでになくなっている。そうなっていれば非正規職がわざわざ集まり検察を相手に闘うか。

 検察の求刑を見て恐ろしく思った。’懲役5年6か月’の検察求刑は労働者すべてを怯えさせ脅迫するものだ。検察の刃は非正規職ではなく数十回の不法派遣判決を受けても履行しない使用者たちに向けられなければならない。裁判所に望む。検察と同じように非正規職労働者たちの正当な叫びを犯罪として扱ってはならない。われわれは犯罪者ではない。

 

11・6国際連帯集会へのメッセージ

 2021年11月6日、千葉市文化センターにて国際連帯集会が開催され、コロナ下にあっても、揺るがない国際連帯集会として勝ち取られました。

 例年、11月全国労働者総決起集会の前段として開催されてきたのが国際連帯集会です。コロナパンデミックの前には、韓国民主労総ソウル本部からの数十人の派遣団を先頭に、アメリカ、台湾、ドイツなどからの訪日団を迎えて、貴重な国際連帯の場となってきました。コロナで海外からの派遣団を迎えることができない今年は、去年と同様に、海外からのビデオメッセージなどを中心にしながら、中止することなく国際連帯の前進のために集会を開催して成功することができました。

 とりわけ在日ビルマ市民労働組合の仲間が集会に参加して、熱烈なアピールをしてくれました。翌日の全国労働者総決起集会でも数十名の在日ビルマ市民労働組合の仲間の怒りと決意にあふれたアピールとコールが労働者の国際連帯の意志を示してくれました。

 韓国では、10月20日の民主労総のゼネストと全国での大集会がムンジェイン政権の弾圧を打ち破って闘われました。10月30日には「非正規職もうやめろ共同闘争」の第一次「ろうそくの火を再び」行動が取り組まれ、11月12日にはチョンテイル橋から光化門への行進が計画されています。

 国際連帯集会には、その先頭に立っている旭非正規職支会から、熱い連帯ビデオメッセージが届きました。旭非正規職支会支援共闘会議を代表して清水彰二事務局長から、報告と提起が行われました。

 以下、紹介・掲載します。

10・20ソウルでのゼネスト行動
10・20ソウルでのゼネスト行動

10・30非正規職もうやめろ共同闘争 ろうそく集会

旭非正規職支会と共に解雇撤回をもぎ取ろう

旭非正規職支会支援共闘会議事務局長 清水彰二

 旭非正規職支会支援共闘会議事務局長の清水です。群馬合同労働組合の委員長、合同一般労働組合全国協議会の幹事をしています。

 旭非正規職支会と民主労総の闘いについては報告と紹介がありました。ビラも資料で用意していますのでご覧ください。私からは、日本で支援共闘会議を組織して連帯闘争を闘う意味について、話をさせていただきます。

 支援共闘会議は2018年5月に結成しました。それに先立つ3年間の動労千葉を軸とした支援連帯の取組みがありました。民主労総ソウル本部を窓口として、旭支会の日本のAGC旭硝子本社に対する抗議行動の受入・サポートを打診されたところから始まりました。支援共闘会議を結成した意味は、新型コロナの状況の中であらためて明確にさせる必要があります。正規職として組合員全員の復職を勝ち取るために、日本で同じ立場と気持ちで、AGC旭硝子本社の責任を追及して闘うことが求められていると思います。

 AGCが、業界世界1の立派な会社だなどと涼しい顔でいられない状況を作るということです。解決せざるをえない状況を作り出す。そのために彼らと同じ気持ちで、考え、行動する。大したことができるわけではありません。しかし、日々彼らの闘いに心を寄せ、日常的にSNSでつながりながら、ビラを作り、ブログを作り投稿し、本社への抗議申入れ行動を繰り返す。

 そういう立場で闘いを継続することで、コロナの状況の中でもしっかりと連帯と団結を強めてきました。

 一つは、株主総会や本社に対する抗議行動を続けてきました。

 コロナで中止になってしまいましたが、前の島村社長が住む鎌倉の高級住宅街への抗議デモも計画しました。

 今年の夏には、違法派遣でAGC韓国の原納猛社長に6カ月の懲役判決が出されました。私たちは本社に解決を迫る抗議デモを行いました。この時、警視庁が東京駅丸の内にある本社へのデモのコースを、認めませんでした。おそらく皇居があるからです。2回目のデモで、ならば皇居と天皇制もいっしょに弾劾して闘う、デモコース変更には応じないという決意を固め、その立場を表明しました。そうすると警視庁は、デモコースを認めざるをえなくなり、本社へのデモを実現しました。

 コロナに乗じて、韓国で民主労組破壊を企てた日本企業が他にもあります。埼玉県新座市に本社を置くサンケン電気です。日本企業による組合つぶしを許さないと韓国で旭支会とサンケン労組が連帯を強化する闘いが始まりました。日本で全労協を中心として韓国サンケン労組を支援する会が結成され、また埼玉市民の会も結成され、毎週、本社や支店・営業所に対する抗議行動が闘われています。5月10日には本社に対して申入れを行おうとした株主でもある尾澤孝司事務局次長が不当逮捕され、起訴、いまだに勾留されています。韓国でも「食い逃げ企業」と大きな抗議がまきおこっています。旭支援共闘会議は、昨年末以来、日本でもお互いの連帯を強めなければならないと議論をして、門前行動や集会・デモへの参加を決めて取組みを開始しました。9月4日の旭支援共闘会議の結成3周年集会には韓国サンケン労組を支援する会から多数の参加と連帯の挨拶を受けることができました。

 支援共闘会議は、毎月の本社抗議行動の後に、運営委員会をもって、旭支会と連帯するために、闘いの方針について議論をしながら団結を固め、重要な前進を切り開いてきたと思います。

 なぜ私たちが、旭非正規職支会の闘いにこだわるのか。世界中の労働者を苦難に追いこんでいる新自由主義、この新自由主義攻撃の核心に非正規職化があります。これを打ち破る闘いとして旭非正規職支会の闘いが闘い抜かれているということです。

 支会の組合員たちはAGC韓国工場の請負会社に雇用された労働者でした。最低賃金ギリギリで、仕事がなくなれば簡単に整理解雇される。解雇されないために競争する。休みも取れない。休憩時間20分で昼飯を食べ、トイレに行き、一服する。粗末な弁当、粗末な作業着。管理職が目を光らせ、ミスをすれば懲罰で赤いチョッキを着せられる。奴隷のような境遇を何とかしたい。そうして2015年5月にGTSという請負会社の178名中138名を結集して旭非正規職支会ができました。

 しかしAGCは、この請負会社の労働者を、それからたった1ヶ月で、全員「整理解雇」しました。メール一本の通知でした。請負会社は解散してしまいます。

 非正規職労働者は、常にギリギリの生活で、解雇の恐怖にさらされ、正規職と分断・差別されながら、競争を強いられています。労働組合に加入することも大きなリスクだし、解雇撤回闘争を7年も闘うなど、途方もないことです。

 しかし、新自由主義のこの社会で、この壁を超えない限り、非正規職を撤廃して、労働者の階級的な団結を作り出すことはできないでしょう。これは世界中の労働者階級が直面する壁です。韓国の旭非正規職支会の闘いは、世界の労働者階級の最も先端に立って、非正規職撤廃を切り開く闘いです。

 私たち日本の支援共闘会議は、そのような闘いとして支援連帯すると同時に、支援連帯の中から、日本の労働者の中に、同じような非正規職撤廃の闘いを作り出していかなければならないと思います。

 少し群馬合同労組の話をさせていただきます。現在組合員80名ほどの個人加盟ユニオンです。コロナ禍で非正規労働者の相談は増えました。外国人の相談も多いです。

 結成から16年。地域に労働運動の拠点になるような組織と運動を作りたいと奮闘してきました。しかしまだ実現できていません。個別の闘争や相談には勝利できても、未組織や非正規の労働運動の拠点を作るのは並大抵ではありません。

 なぜかというと、国鉄の分割民営化から新自由主義が始まってもうすぐ35年です。労働者が労働組合の力を信じていません。やりがいも魅力も感じていません。そもそも労働組合に加入して職場をただす・闘うという選択肢を知りません。非正規職化も進んで、職場がひどければ転職するというのが普通の感覚になっています。

 さらに相談に来る人の職場はろくでもない職場が多いです。多くの相談は、パワハラがらみで、メンタル疾患を抱えての相談です。ハンディキャップを抱え、病気の治療という観点からは退職が最大の治療ということが多いです。悔しいけど、闘って、他の職場で再スタートするのが本人にとっては最大の勝利だということになります。

 個別の闘いが職場全体を変える、獲得するためには、ある意味、社会全体を巻き込まなければなりません。例えば群馬でも果敢に闘ったコンビニオーナーの闘いがそうでした。メディアも動かして、世論を味方にしました。しかしそれでも労働組合の拠点を作るにはいまだに力及びません。

 闘いが職場全体を獲得する段階に前進すると、資本との関係が一変します。資本は命がけで組合をつぶしに来ます。中央タクシー分会という分会の闘いがそうでした。分会長が夜陰に紛れて出勤途上で襲撃されました。これに負けずに団結を守り抜いて群馬合同労組の現在があります。地域に労働組合の拠点を作るのにあと一歩だと思います。

 そんな群馬合同労組には一つの確信があります。それは、旭非正規職支会との連帯・団結がユニオンの団結の深いところにすわっているということです。職場で闘う組合員は、孤立して苦しい思いをします。しかし、労働者・労働組合には力がある、国境や民族まで超えて団結できる、共感し励ましあうことができるのが労働者階級だということです。何よりも私自身がそのような思いで労働運動をやり、組合員がそれに共感して、いっしょに闘ってくれています。

 私たち日本の労働者は、日本の労働運動がおかれた現状を変革しなければなりません。新自由主義と闘える労働組合・労働運動を強固に発展させていかなければならない。それを抜きにしては、連帯を語ることはできないと思います。

 しかしその道は、旭非正規職支会との支援連帯闘争の中に、はっきりと示されています。

 原則的に闘うこと。昨年暮れから今年初めにかけて、AGC旭硝子本社は違法派遣訴訟の解決のために、旭非正規職支会に和解の協議を申し入れました。そこでAGCが示した解決案は、チャホノ支会長だけを外して残りの組合員全員を正社員として雇用するというものでした。旭支会は、支会長一人を外すことは許せないと、和解を拒否して、この卑劣な和解案を公表して、何年かかろうとも全員が正社員として戻るまで堂々と闘い抜くと宣言しました。組合員の総意です。非正規職撤廃の原則を裏切るような解決はできないということです。最初から彼らが原則的で強かったわけではありません。闘争と団結が、労働者を変えるということです。

 ご参加の皆さんに訴えたいと思います。ぜひとも、皆さんの地元で、旭非正規職支会支援共闘会議を組織してください。そして、日本において、新自由主義と対決できる労働運動の拠点にしていただきたいと思います。そして11月26日のAGC本社抗議行動に参加してください。最後までともに闘いましょう。

国際連帯集会の報告はこちら

9・4旭非正規職支会支援共闘集会で連帯広がる

 旭非正規職支会支援共闘会議は9月4日、文京区民センターにおいて、支援連帯集会を開催しました。日本本社から派遣されたAGC韓国社長(当時)・原納猛に対して、派遣法違反で懲役6カ月の有罪判決を勝ち取った旭非正規職支会の闘いは、解雇撤回・非正規職撤廃へ向け、大きな闘いの山場を迎えています。民主労総の10・20ゼネスト闘争の先頭で非正規職撤廃を掲げて闘っています。支援共闘会議は日本での連帯闘争を大きく作り出す決意を込めて集会を勝ち取りました。
 韓国・ソソンリでのサード配備反対集会に参加している旭非正規職支会チャ・ホノ支会長とリモートで結び、挨拶と報告をもらいました。チャ・ホノ支会長は最初はAGCを不起訴にした検察に対して、テントを張り、ロビーを占拠して、拘束されてもあきらめずに闘い、ついに起訴させて、製造業で初めて懲役刑判決を出させた、少数でも民主労総は強い力をもっている、われわれがどんな精神と決意で闘うかによって変わる、韓国サンケン労組と連帯し最後まで力強く闘うと決意表明を受けました。
 またサンケン労組を支援する会からも多数が参加、代表して大畑さんから、旭とサンケンは共通する闘い、韓国で連帯して闘っている、日本でもいっしょに闘わなければならない、と連帯の挨拶を頂きました。
 基調報告を清水事務局長(群馬合同労組)が行い、日本での支援連帯は、同じような非正規職の闘いを作り出し、労働組合と団結を取り戻す闘いにしなければならないと訴えました。外注化と闘い外注職場で非正規職労働者の組織化を前進させる動労千葉から報告と決意、最後に元在日政治犯で、再審無罪を勝ち取った金元重顧問から、小さくても韓国のろうそく革命のような闘い方をしようとまとめの提起がありました。
 さらに闘いを前進させるためにみなさんのご支援とご協力をお願いします。

8/20AGC本社への抗議行動・デモに結集を!

 2021年8月11日、韓国の裁判所はついに旭ファインテクノコリア(AGC旭硝子韓国子会社)社長(当時)原納猛に対して懲役6カ月の有罪判決を下した。あらゆる詭弁を弄しても、非正規労働者をこき使って違法に莫大な利益を上げたきたことが、不法派遣の犯罪行為であったと断を下されたのだ。

 そしてそれはまた請負会社GTSの労働者138人の労働者が旭非正規職支会を結成したことに対して、たった1ヶ月で請負契約を破棄して全員解雇したことが労働組合つぶしだったことを明らかにしている。

 AGC旭硝子本社は、世界30カ国でグローバル展開するが、このような汚いやり方で、労働者を支配し、莫大な利益を上げている。私たちは日本の労働者民衆としての責任を果たす。

 AGC旭硝子本社は、ただちに解雇者全員を正社員として職場に戻せ!不法派遣と不当解雇に謝罪せよ!本社の責任で解決せよ!

 旭非正規職支会支援共闘会議は、8月20日(金)に決意も新たにAGC旭硝子本社に対する抗議行動とデモに決起する!警視庁のデモコース変更を許さず、ついにAGC旭硝子本社(新丸の内ビルディング)へのデモを認めさせた!みなさんの結集をお願いします!

8・20AGC旭硝子本社抗議行動/デモ

日時 2021年8月20日(金)

15:00 AGC本社申入れ・抗議宣伝行動
15:45 デモ出発地点(常盤橋公園)に移動
16:00 常盤橋公園入口に集合
16:15 デモ出発
【デモコース】常盤橋公園→大手町駅前左折→新丸ビルの角左折→東京駅丸の内北口→ガード下→呉服橋→常盤橋公園前(16:50 解散)

http://worknworld.kctu.org/news/articleView.html?idxno=403857

(労働と世界 2021.8.12)

旭硝子、製造業不法派遣元請け最初の懲役刑

支会、”闘争で勝ち取った元請け処罰、直接雇用しろ”…勤労者地位確認は2審、不当労働行為は最高裁

大邱地裁金泉支院が旭硝子元請けの不法派遣犯罪に懲役刑を言い渡した。製造業不法派遣最初の元請け懲役刑だ。

刑事1単独裁判所は、元請け原納猛前旭硝子代表に懲役6か月執行猶予2年、旭硝子法人に罰金1500万ウォンを言い渡した。下請けチョンジェユンGTS前代表に懲役4か月執行猶予2年、罰金300万ウォンを言い渡した。

裁判所は、「間接雇用は労働者に不利益の大きい雇用形態であり、法律上許されない製造業直接生産工程に不法派遣を行った行為は重大な犯罪行為だ」とし、「178名の社内下請け非正規職労働者の被害者がいて、6年にわたり犯罪行為を犯したという事実を重要と判断し量刑を考慮した」と明らかにした。

検察は去る5月原納猛前代表とチョンジェユン前代表にそれぞれ懲役6か月、懲役4か月と元・下請け法人にそれぞれ罰金2千万ウォン、500万ウォンを求刑した。

金属労組亀尾支部旭硝子非正規職支会長は、「元請けの明白な犯罪行為を大邱地検金泉支庁が不起訴にした事件を支会が検察庁占拠籠城まで行い、起訴にした」とし、「告訴してから6年1か月ぶりに有罪判決が出た。闘わなかったら出なかった判決だ」と強調した。

亀尾支部旭非正規職支会の組合員たちは、旭硝子社内下請け会社で働き、2015年5月29日労組を結成し、6月30日メールで解雇の通達を受けた。支会は同年、旭硝子を不法派遣と不当労働行為で労働部に告訴・告発した。

労働部が2017年9月起訴意見で検察に送致したが、キムチョン支庁は証拠不十分で不起訴処分にした。支会が控訴し、大邱高検は再起捜査命令を下した。2019年2月最高検捜査審議委員会が起訴意見で送致したことによって金泉支庁が起訴した。

支会は現在会社側の不当労働行為・不法派遣などについて法廷闘争を展開している。不当労働行為は最高裁に、不法派遣は高裁段階にある。支会が、’労組破壊のための会社契約解除’という主張を1.2審は証拠不十分だと判断した。不法派遣(勤労者地位確認訴訟)は、2019年8月1審大邱地裁金泉支院が支会の主張を認めた。控訴審は9月29日に始まる。

해고 후 판결까지. 6년의 투쟁.(解雇後判決まで6年の闘争)

http://www.ntoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=80042&fbclid=IwAR29SO2aSAUDNFnlHs3Ofh-S1zREGYNgmadOPF3dUtzNYAygkaknVn9V0BM

旭硝子、違法派遣1審で有罪判決「控訴するかどうかを検討」

パク·ジュファン記者承認 2021.08.12 18:00

旭硝子の不法派遣や不当労働行為を糾弾してきた非正規労働者らが、1審裁判で勝訴した。

【トゥデイ新聞のパク·ジュファン記者】

下請会社の労働者を不法派遣で使用してきた旭硝子が6年ぶりに裁判所で有罪判決を受けた。 ただ、旭硝子は19年、非正規職を直接雇用せよという裁判所の決定にも関わらず、追加裁判を続けてきただけに、今回も控訴する可能性が高いものと見られる。

12日、労働界や法曹界などによると、大邱(テグ)地裁金泉(キムチョン)支院刑事1単独(金ソンヨン裁判長)裁判部は、慶尚北道亀尾(キョンサンブクド·クミ)の旭硝子派遣法違反に対して有罪判決を下した。 これによって、旭硝子の原納猛前代表は懲役6ヵ月に執行猶予2年を宣告され、法人にも罰金1500万ウォンが科された。

製造業分野で派遣法違反で懲役刑まで言い渡されたのは今回が初めてだ。 裁判所は「間接雇用は労働者に不利益が大きい雇用形態であり、派遣法は直接製造·生産工程で派遣を禁止している」とし「派遣が原則的に許されない製造業の直接生産工程に不法派遣をしたことは重大な犯罪行為だ。 社内下請非正規職労働者178人の被害者がおり、6年間にわたり犯罪行為が行われたことを重要に判断して量刑に考慮した」と判決した。

旭硝子の非正規職労働者がこのような1審の裁判結果を導き出すのに6年という時間がかかった。 彼らは2015年、旭硝子を不法派遣·不当労働行為で雇用労働部に告訴し、2017年9月に起訴意見で検察に送致されたが、金泉支庁が証拠不十分として不起訴処分を下した。

その後、労働者らは再び抗告を行い、大邱高等検察庁が再起捜査命令を下した。 結局、2019年2月、最高検察庁捜査審議委員会の審議で起訴意見で送致したことで、金泉支庁の起訴が行われた。

金属労組亀尾支部のチャ·ホンホ朝日非正規職支会長は「大邱地方検察庁金泉支庁が明白な犯罪行為を不起訴にしたにもかかわらず、労働者たちが検察庁占拠座り込みまでして起訴とした」とし「1審判決は告訴してから6年1カ月ぶりに出ており、労働者たちが争っていなければならなかった判決だ。 旭硝子は裁判結果を認め、労働者に謝罪した後、直接雇用を履行すべきだ」と主張した。

ただ、旭硝子は、今回の判決に対し、控訴する可能性が高そうだ。 2019年にも非正規職労働者が提起した労働者地位確認民事訴訟1審で裁判所は彼らを直接雇用するよう判断したが、まだ2審が進行中だ。 このため、旭硝子の事業所は、依然として一部請負いで運営されている状況だ。

実際、旭硝子側は判決文を検討した後、控訴するかどうかを決める計画だと明らかにした。

旭硝子の関係者は、「今回の刑事判決について、会社としては残念な気持ちがある。 判決文を綿密に分析した後、控訴するかどうかを決定する計画だ」と述べた。

[出典] 本記事はトゥデイ新聞で作成された記事です(www.ntoday.co.kr)

【ニュース民・写真特集】旭硝子(AGC)労働者2015年5月から2021年8月11日まで

【写真】旭硝子(AGC)労働者2015年5月から2021年8月11日まで

By チョン・ヨンギル – 2021-08-1123:47

[編集者注=11日午後1時40分、大邱(テグ)地裁金泉(キムチョン)支部刑事1単独(金ソンヨン裁判長)は、派遣労働者保護などに関する法律(派遣法)違反罪で原納猛(はらのたけし)元旭硝子(AGC)代表の懲役6ヵ月、執行猶予2年、チョン・ジェユン元ジーティーエス(GTS)代表の懲役4ヵ月、執行猶予2年を言い渡した。 旭硝子とGTS法人にもそれぞれ罰金1,500万ウォン、300万ウォンを言い渡した。 旭硝子(AGC)の解雇労働者が告訴して6年ぶりのことだ。 <ニュースミン>は旭硝子(AGC)の労働者たちが2015年労組を結成した5月から報道した写真を集めた。]

http://www.newsmin.co.kr/news/61117/?fbclid=IwAR2Ynqxzh40_5ynhi4lQLmt8jlI6JgkGWTrN9JuToPmdS8i7k1Lk7INtxkw

2015年4月 旭硝子、社内下請労働者に辞職勧告

15年5月29日、労働者140人あまり、旭社内下請労働組合結成(関連記事=欧米非正規職労働者として希望されるだろうか?) 旭社内下請労組を結成)

▲2015年5月、旭硝子工場前に掲げられた垂れ幕

2015年6月15日、旭社内下請労組、下請会社ジーティーエス(GTS)と初の団体交渉(関連記事=【インタビュー】 チャ・ホノ旭グラス社内下請労組委員長)

▲2015年6月17日 チャ・ホノ旭社内下請労働組合委員長

2015年6月30日旭硝子、下請業者ジーティーエス(GTS)に7月31日付け請負契約の解約を通知

2015年7月1日、旭硝子、下請け会社GTS労働者に出勤中止通知、工場前のテント立てこもり突入

▲2015年7月2日に突入したテント座り込み現場の写真 [写真=旭硝子社内下請け労組]

2015年7月3日 希望退職受付開始

2015年7月29日 ジーティーエス整理解雇通知

2015年7~8月 旭硝子非正規職労働者、不当労働行為、派遣法違反で告訴

OECD多国籍企業ガイドライン違反で陳情

平成27年8月旭硝子大量解雇事態解決のための亀尾(クミ)市民署名3万4千人

▲2015年8月、旭社内下請労組と亀尾地域の市民社会団体が、旭硝子大量解雇事態の解決を求める全市民署名運動の記者会見を開いている。

2015年9月5日、「旭社内下請労組闘争勝利連帯ハンマダン」東洋セメント労組、現代重工業社内下請支会、現代自動車非正規職支会、韓国ジーエム群山非正規職支会など全国の社内下請非正規職労組300人余りが参加

▲2015年9月5日午後4時30分、慶尚北道亀尾市山東面(キョンサンブクド·クミシ·サンドンミョン)の旭硝子工場前で「旭社内下請労組闘争勝利連帯ハンマダン」文化祭が開かれた。

▲2015年9月5日午後4時30分、慶尚北道亀尾市山東面(キョンサンブクド·クミシ·サンドンミョン)の旭グラス工場前で「旭社内下請労組闘争勝利連帯ハンマダン」文化祭が開かれた。

2015年9月9日、緑の党、「非正規職弾圧旭硝子圧迫」を国際連帯要請

2015年9月10日 旭硝子国会産業通商資源委員会国政監査

2015年10月1日 旭硝子国会環境労働委員会国政監査

▲2015年10月1日、国会環境労働委員会の国政監査に出席したキム·ジェグン·旭硝子本部長。

2015年10月5日、旭社内下請労組が亀尾市役所前で座り込みに突入

▲旭社内下請労組は、亀尾市が事態解決に乗り出すまで、旭硝子工場前での座り込みとともに市役所前での座り込みを続ける計画だ。 [写真=旭社内下請け労組]

2015年10月13日 亀尾市労使民政実務協議会、旭硝子問題解決のための懇談会開催

▲懇談会では、旭硝子、GTS、労組がそれぞれ1人ずつ証人として出席したが、積極的な解決策よりは質疑応答の水準にとどまり、「労組をやらなくてはならないのか」という質問も出てきて残念だった。 亀尾市は「早急な解決に向けて関係機関の協議を続けていく」としているが、労組は「形式的な場で協議会を持続するのは意味がない」という立場だ。

▲2015年10月、亀尾市役所前の旭硝子労組座り込み場。

2015年10月22日、大量解雇事態の解決を促した旭硝子の解雇労働者が亀尾市役所前で南ユジン亀尾市長の車両にぶつかり病院に入院

▲旭硝子下請け会社の解雇労働者が対話を求めている途中、ナム·ユジン亀尾市場の車両にぶつかった。 [写真=旭社内下請け労組]

2015年10月30日亀尾市、旭社内下請労組に立てこもり現場撤去通知…電気も切るよ。

平成27年11月16日旭社内下請労働組合、金属労組加入。 金属労組旭非正規職支会に名称変更

▲2016年1月、旭非正規職支会組合員のアン·ジンソク。 テント立てこもりの現場で

▲2016年1月、旭硝子工場前にて

▲2016年1月、旭硝子工場前にて

▲2016年1月12日、大邱(テグ)参加連帯の姜錦洙(カン·グムス)事務処長(左)がチャ・ホノ金属労組旭非正規職支会長(右)に連帯基金を渡している。

▲2016年1月12日、大邱·亀尾市民社会団体が非正規職解雇闘争200日を控えた旭硝子の座り込み場を訪れ、労組(金属労組旭非正規職支会)に連帯基金200万ウォンを渡した。

▲2016年3月15日、旭硝子大量解雇事態解決のための総選挙実践団結成の記者会見を開いた。 [写真=金属労組旭非正規職支会]

2016年3月25日、中央労働委員会、旭硝子の不当労働行為判定

▲2016年2月12日の旭硝子工場入口写真。

2016年4月21日亀尾市、旭硝子労組の立てこもり現場を強制撤去

▲2016年4月21日午前、亀尾市が旭硝子非正規職労組の座り込み現場2カ所に行政代執行を行った。

▲2016年4月21日午前、亀尾市が旭硝子非正規職労組の座り込み現場2カ所に行政代執行を行った。

▲2016年4月21日午前、亀尾市が旭硝子非正規職労組の座り込み現場2カ所に行政代執行を行った。

▲2016年4月21日午前、亀尾市が旭硝子非正規職労組の座り込み現場2カ所に行政代執行を行った。

2016年5月1日 旭非正規職労組、工場前の座り込み場を再び設置

▲126周年世界メーデーを迎えた慶尚北道地域決議大会の参加者らが亀尾市役所によって強制撤去された金属労組旭非正規職支会の座り込み場を建て直している。

▲ホ・サンウォン金属労組旭非正規職支会組合員

▲2016年6月3日、金属労組は亀尾市庁前で集会を開き、座り込み現場の強制撤去に対する抗議書簡を渡そうとした。 しかし、警察によって進入路から塞がれた。

▲2016年6月3日、チャ・ホノ金属労組旭非正規職支会長は、立てこもり現場の強制撤去に対する抗議書簡を亀尾市に伝えようとした。

▲2016年6月22日、亀尾警察署は労組が集会を申請したことに対して場所の変更を通告したが、これを受け入れなかったため、集会禁止を通告した。 亀尾市庁は進入路の歩道に花壇を設置した。

▲2016年7月25日午前11時、大邱地方検察庁金泉支庁前で検察糾弾の記者会見を開いた。 [写真=金属労組旭非正規職支会提供]

▲2016年8月の2015年ゼネスト闘争で収監中のペ·テソン民主労総元組織争議室長が旭非正規職労組に送った手紙。

▲2016年9月11日、曹渓宗社会労働委員会が亀尾旭硝子の座り込み場を訪問した。

▲2016年9月11日、曹渓宗社会労働委員会が亀尾旭硝子の座り込み場を訪問した。

▲2016年10月6日国会環境労働委員会国政監査。 証人答弁する金在根(キム·ジェグン)旭硝子労務担当取締役(右)とこれを見守る車憲鎬(チャ・ホノ)支会長

▲ 2016年10月6日国会環境労働委員会国政監査。 旭硝子の非正規職解雇者たちが国政監査が開かれる大邱(テグ)雇用労働庁の前でピケットデモをしている。

▲2016年11月14日、金属労組旭非正規職支会組合員らが朴槿恵退陣を求めるピケットデモを行った。

▲2016年11月14日、朴槿恵(パク・クンヘ)と朴正煕氏支持者たちが’朴槿恵退陣’ピケットを奪おうとしている。

▲2016年11月19日旭非正規雇用闘争500日。

▲2016年11月19日旭非正規雇用闘争500日。

▲2016年11月19日旭非正規雇用闘争500日。

▲2017年1月10日、旭硝子の解雇労働者が不法派遣告訴17月目、黙り込んでいる検察糾弾記者会見を開いた。

▲2017年1月25日、旭硝子の解雇労働場の占拠現場の内部の様子だ。

▲▲2017年1月25日の旭硝子の解雇現場への座り込み入口。

▲2017年1月25日、慶北亀尾旭硝子テント立てこもり場で出会ったオ·スイル組合員。

▲2017年4月14日、光化門付近のビルの広告塔に上った労働者たち。 旭非正規職支会のオ·スイル組合員も含まれている。 [写真=旭非正規職支会]

▲2017年5月29日に出版した『野花、工業団地に咲く』、旭非正規職支会著、図書出版ハンティジェ

▲2017年5月29日に亀尾旭硝子立てこもり会場前でブックコンサートを行った。

▲2017年6月1日、旭非正規職支会は民主党慶尚北道党に間接雇用問題の解決を促した。

▲2017年7月21日、亀尾参加連帯など6つの市民団体は、大邱地方検察庁金泉(キムチョン)支庁前で記者会見を開き、旭硝子に対する不当労働行為捜査結果の公開を求めた。 [写真=欧米参加連帯提供]

▲2017年8月29日、亀尾旭硝子非正規職解雇労働者らが大邱地方検察庁前で座り込みを始めた。

▲2017年8月29日、亀尾旭硝子非正規職解雇労働者らが大邱地方検察庁前で座り込みを始めた。

▲2017年9月15日、旭硝子の解雇労働者らは東大邱駅前の現場労働庁に来たキム·ヨンジュ労働部長官に苦情を申し立てた。

▲2017年10月24日、旭硝子の立てこもりテントを訪れた魯会燦(ノ·フェチャン)議員(写真=魯会燦議員室)

▲2017年11月1日、旭非正規職労働者らは大邱地方雇用労働庁前で直接雇用命令の履行を促した。

▲2017年11月4日、慶尚北道慶山市(キョンサンプクト·キョンサンシ)のクルミ本屋で開かれたブックコンサートに出席したナム·ギウン氏、チャ・ホノ労組支会長、アン·ジンソク代議員、オ·スイル副会長が慶山に集まり、市民と会った。 写真はナム·ギウン組合員。

▲2017年11月4日、慶尚北道慶山市(キョンサンプクト·キョンサンシ)のクルミ本屋で開かれたブックコンサートに出席したナム·ギウン氏、チャ・ホノ労組支会長、アン·ジンソク代議員、オ·スイル副会長が慶山に集まり、市民と会った。

▲2017年11月6日午前、金属労組旭非正規職支会は労働部是正指示の履行を要求して出勤したが、会社側は「法的手続きが終わっていない」として労働者の出入りを阻止した。

▲2017年11月6日、旭硝子工場入口に労組が掲げられた横断幕。

▲2017年11月9日、金属労組旭非正規職支会が不法派遣と不当労働行為事件に対する速やかな起訴を検察に促した。

▲2017年12月28日、大邱キリスト教教会協議会人権宣教委は2旭硝子非正規職解雇労働者に9回人権賞を授与した。

▲2017年12月28日、チャ・ホノ金属労組亀尾支部旭硝子非正規職支会長が受賞の感想を伝えている。

▲2018年1月9日、チャ・ホノ金属労組旭非正規職支会長が旭硝子の不法派遣、不当労働行為に無嫌疑処分した大邱地方検察庁金泉支庁の金ドヒョン検事を職権乱用の疑いで告訴した。

▲2018年1月9日、民主労総亀尾支部などは大邱地方検察庁前で検察糾弾の記者会見を開いた。

▲2018年1月12日、寿城区役所が強制撤去を通じて大邱地方検察庁入口前の歩道に設置された旭硝子非正規職労働者の座り込み現場を強制撤去した。 [写真=金属労組旭非正規職支会提供]

▲2018年1月14日夕方、旭非正規職会が大邱地検前に再び設置した。 [写真=旭非正規職支会]

▲2018年1月31日、金属労組組合員など200人余りが旭硝子の平野武代表取締役を含む13人に対する不法派遣·不当労働行為を不起訴処分とした検察に抗議書簡を伝達するため、大邱地方検察庁前で座り込みを行った。 チャ・ホノ金属労組旭非正規職支会長が大邱(テグ)地方検察庁前で、盧承権(ノ·スングォン)地検長に抗議書簡を渡すと言っている。

▲2018年1月31日200人余りは金属労組が主催した旭無嫌疑処分検奪糾弾集会に参加した後、大邱地方検察庁前に移動した。

▲2018年1月31日午後5時20分に閉店した大邱地方検察庁舎

▲2018年1月31日シャッターが下ろされた大邱地方検察庁。 旭硝子

非正規職の解雇労働者らは地検長に抗議書簡の伝達を要求したが、検察はこれを受け入れなかった。

▲2018年1月31日、検察に抗議書簡を出しに行く金属労組の組合員たち。

▲18年3月7日、解雇問題解決のため、日本の旭硝子本社を訪問した南基雄(ナム·ギウン、中央)、張明珠(チャン·ミョンジュ、右)氏。

▲2018年3月7日、旭硝子日本本社に抗議訪問したナム·ギウンさん。

▲2018年3月7日、亀尾の旭硝子解雇労働者と日本の労組員が、日本の国会議事堂前で旭硝子解雇問題の解決を求める集会を開いた。

▲2018年3月7日 日本旭硝子本社

▲2018年3月9日、旭硝子千葉工場労働組合のオフィスを訪れたナム·ギウンさん。 事前に連絡を取ったが、ドアは閉ざされていた。

▲2018年3月 千葉県の旭硝子工場

▲2018年3月に動労千葉労組と夕食を共にする旭硝子の解雇者たち

▲2018年3月22日午前10時、亀尾市役所で旭硝子の解雇者が記者会見を開いた。

▲2018年4月20日午前11時、旭硝子の非正規職労働者が大邱高等検察庁前で記者会見を開き、不法派遣·不当労働行為に対する早い起訴を求めた。

▲2018年5月28日、労働者地位確認訴訟の現場検証のため、3年ぶりに亀尾旭硝子工場に入る非正規職解雇労働者たち。

▲2018年5月25日、旭非正規職支会が主催した労働政策懇談会に、張世龍(チャン·セヨン)民主党亀尾市長候補を含む地方選挙出馬者が出席した。

▲2018年11月5日午後2時、旭非正規職労組が大邱地方検察庁前にテントを設置している。

▲2018年12月27日午後1時ごろ、金属労組旭非正規職支会の組合員11人は、大邱地方検察庁1階ロビーに集まり、朴地検長との面談を要請し、座り込んでいる。 [写真=金属労組旭非正規職会提供]

▲2018年11月27日午後7時52分頃、警察が大邱地検1階ロビーで地検長との面談を要求し、座り込みをしていた労働者11人を退去拒否の容疑で現場から連行した。

▲2018年12月27日午後1時ごろ、金属労組旭非正規職支会の組合員11人は、大邱地方検察庁1階ロビーに集まり、朴地検長との面談を要請し、座り込んでいる。

▲2019年1月22日、金属労組旭非正規職支会は大邱地検前で座り込みに突入した。

▲2019年3月6日、張世龍亀尾市長の記者会見場には、旭硝子の非正規職解雇労働者も出席した。

▲2019年3月28日、旭硝子の非正規職解雇労働者が東京の旭硝子株主総会前で旭硝子の違法派遣起訴の事実を伝えている。 (写真提供=旭硝子支会)

▲2019年3月28日、旭硝子の非正規職解雇労働者が東京の旭硝子株主総会前で旭硝子の違法派遣起訴の事実を伝えている。 (写真提供=旭硝子支会)

▲2019年4月10日、大邱地裁金泉支院で旭硝子被告らに対する不法派遣の初公判が行われた。 解雇労働者12人を含む労組員40人余りも傍聴した。

▲2018年4月10日、大邱地裁金泉支院で旭硝子被告らに対する不法派遣の初公判が行われた。 会社代理人として出席したキム·ジェグン取締役は取材陣の質問に「原納猛元代表が退社したと聞いている」という言葉だけを残して帰った。

▲2019年6月7日、金属労組旭非正規職支会は不法派遣の疑いで起訴された旭硝子を厳重処罰してほしいという嘆願書を出した。 [写真=金属労組旭非正規職支会提供]

▲2019年6オル19日午後4時、亀尾市山東面旭硝子工場前で行われた決起大会

▲2019年6オル19日午後4時、亀尾市山東面旭硝子工場前で行われた決起大会

▲2019年6月22日、キム·ミスクさん、旭硝子解雇者、堤川ガンジー学校の学生らが22日、懇談会を開いた。

▲2019年6月19日 亀尾市山東面 旭硝子工場前

▲2019年6月19日 亀尾市山東面 旭硝子工場前

▲2019年8月20日、「非正規職はもうやめて、1100万人の非正規職共同闘争」、金属労組はソウル鍾路区の平和少女像の前で記者会見を開き、旭硝子の労働弾圧を糾弾した。

▲2019年8月23日、旭硝子非正規職の解雇労働者が労働者の地位確認訴訟で勝訴し、喜んでいる。

▲2020年1月、張世龍亀尾市長は2泊3日の日程で東京の旭硝子と東レ本社を訪問した。 張市長は日本を訪問中の16日、SNSを通じて「亀尾に投資しているAGCと東レ本社を訪問しました。 代表と役員に会って、亀尾投資にお礼を述べ、追加投資を要請しました。 しっかり仕上げて帰ります」という書き込みもした。 [写真=グミシ]

▲2020年5月13日~12日午後5時、大邱市中区の大劇場でキム·サンペ監督の映画『あなたはクモを見たことがありますか』の試写会が開かれた。 映画の主人公は、慶尚北道亀尾(キョンサンブクド·クミ)の旭硝子非正規職解雇労働者23人だ。 ●左からキム·サンペ監督、金属労組·旭非正規職支会長

▲2021年6月24日~24日午前11時、民主労総亀尾支部、金属労組亀尾支部と旭非正規職支会は、大邱地方裁判所金泉支院の前で旭硝子厳重処罰要求記者会見を開いた。 (写真提供=金属労組旭硝子支会)

▲2021年7月17日、亀尾旭硝子工場前で解雇6周年決意大会が開かれた。

▲▲2021年7月17日、亀尾旭硝子工場前で解雇6周年決意大会が開かれた。 亀尾·旭硝子工場の正門にステッカーが貼られた。

▲2021年8月11日、旭硝子派遣法違反の懲役刑判決後、抱擁した解雇者たち

▲2021年8月11日、旭硝子の解雇者が旭硝子派遣法違反の判決後に記者会見を開いた。

千容吉(チョン·ヨンギル記者

droadb@newsmin.co.kr

判決は8/11に延期。被告の不出席で!

2021年8月9日、この日は7月14日に出る予定だった旭硝子韓国子会社元社長などに対する不法派遣の責任を問う刑事裁判の判決が延期されて、再度の判決予定日だった。ところが、被告のうちの一人・元請負会社の社長が無断欠席。全員揃っていないと判決は出せないと、8月11日に延期された。AGC旭硝子韓国子会社AFKの当時の社長・原納猛もコロナを理由に欠席している。全く何という奴らだろう。絶対に実刑で刑務所に送らなければならない!

以下はチャホノ支会長のフェイスブック投稿。悔しいことだろう。

『6年間待った「旭不法派遣」判決、被告が出席せずに再び延期。 ソウルにいると言って出ないで…』

http://www.pn.or.kr/news/articleView.html?idxno=18900

旭硝子:6年間待っていた判決、非出席で延期

記事承認 2021.08.09 15:31:47

– 1審判決当日、被告4人のうち下請会社の代表は出席せず、「ソウルに行って」

裁判所「有罪·無罪、流出可能·分離宣告不可」、2日延期の11日判決

解雇者「6年待っていたのに虚しい…」厳重処罰」を促す。

慶尚北道亀尾(キョンサンブクド·クミ)工場社内下請非正規職労働者178人を不法派遣した疑いが持たれている日本の旭硝子に対する判決当日、被告人のうち下請会社の代表者が裁判に出席しなかったため、裁判所が判決を延期した。  

大邱地裁の金泉支部刑事1単独(金善淵〈キム·ソンヨン〉裁判長)は9日、違法派遣(派遣労働者保護等に関する法律違反)の疑いで在宅起訴された元請業者の旭硝子(株)、原野武史(69)代表取締役、下請業者のジーティーエスのチョン代表取締役(55)をはじめ、旭グラス韓国株式会社代表取締役のキム代表、ジーティーエスの清算人代表者ら4人に対する1審判決期日を開いた。

 

▲大邱地方裁判所金泉支院(2021.8.9)写真。金英和(キム·ヨンファ)平和ニュース記者

しかし、被告4人のうち、下請会社代表者が宣告される姿を現さず、裁判が中断された。 元受会社代表の原野武も判決審に出席しなかったが、公示送達の手続きを踏んで裁判を開廷することができた。 一方、下請代表の李某氏の場合、裁判所に何の通知もなく出席しなかった。

裁判長は「被告全員が出席しない場合、判決が不可能だ」として法廷に出席した者に告知した。 さらに、法律代理人側に連絡し、「今日中に出席が可能か確認してほしい」と命令した。 その結果、Lさんは「ソウルで裁判に出席できない」と告げた。

刑事裁判で被告人が特別な理由なく出席しない場合、裁判所は拘引令状を発行して強制的に拘引することができるが、裁判長はこの日、この方式を使用しなかった。 その代わり、李被告に出席可能な日を再度確認し、同日、法廷に出席したほかの被告人らにも同意を求め、日程を再び調整した。

裁判長は「分離宣告が不可能な上に有罪·無罪流出の可能性がある」とし「やむを得ず宣告を延期する」と明らかにした。 また「多くの労働者が外で待っているが、出席者は理由を伝えてほしい」と付け加えた。 

旭硝子の元下請代表者に対する1審判決は11日午後に二日延期された。

 

▲「旭硝子不法派遣厳重処罰」法廷前の解雇者たち(2021.8.9)写真。金英和(キム·ヨンファ)平和ニュース記者

メール一通で15年に解雇され、6年間復職闘争を繰り広げている旭硝子の解雇労働者らは残念がった。 旭硝子非正規職支会の車憲鎬(チャ·ホンホ)会長は「6年待っていたのに下請代表が出席せず宣告が延期され虚しい」とし「2日後の宣告審では犯罪企業に対して厳重処罰があることを願う」と促した。   

一方、ガラスを生産する三菱電機大手の旭硝子は、2009年から2015年まで、慶尚北道亀尾の製造·生産工場に雇用労働部長官の許可なしに社内下請非正規職労働者を「不法派遣」して韓国派遣法に違反したとして裁判にかけられた。 検察は元請代表には懲役6ヵ月、下請代表には懲役4ヵ月を求刑した。 特に、会社側は15年、亀尾工場の社内下請け非正規職労働者178人を一度に解雇し、議論を呼んだ。 大邱地裁金泉支院第1民事部(パク·チボン部長判事)は2019年8月23日、労働者の地位確認訴訟1審判決審で「職雇用」の判決を下したが、会社側は依然として解雇者を復職させずにいる。

平和ニュースの金ヨンファ記者movie@pn.or.kr