労働者を路頭に放り出して7年!6・30AGC本社包囲デモへ!

 7年前の2015年6月30日、AGC韓国子会社は下請会社の178名全員を突然解雇しました。労働組合結成からたった一ヵ月、メール一本での全員解雇でした。組合つぶしの不当労働行為の判断を受け、当時の日本人社長は不法派遣で懲役6カ月の判決を受けています。しかしながらAGC本社は、組合つぶしの意思を継続し、解雇労働者を7年も路頭に放り出したままです。私たちは、直ちに組合員全員を正社員として職場に戻し、謝罪することをAGCに要求します。6月30日には不当解雇7周年AGC本社包囲デモを行います。ぜひ皆さんのご参加をお願いします。
 
 5/19、韓国検察庁は、旭非正規職支会チャホノ支会長に対して、集会・示威法違反·共同財物損壊容疑で懲役10カ月の求刑を行いました。他の5人にも罰金刑の不当求刑です。2019年6月の解雇4周年の抗議行動に対するものです。AGCに対して懲役6カ月の求刑だった検察が、不当解雇に抗議する労働者には懲役10カ月の求刑を行ったことに怒りが広がっています。
 ウクライナで戦争が始まり、東アジアでも中国・北朝鮮をめぐって、戦争準備が急ピッチで動き出しています。韓国では、米日韓の軍事同盟強化を主張し、新自由主義を賛美し、検察の権限強化を掲げるユン・ソンニョルが大統領になりました。労働者が、戦争に反対し、労働者の生活と命、権利のために、国境や民族を超えて闘わなければなりません。労働者の団結と連帯、闘う労働組合を作り出すことは、日本の労働者・市民の差し迫った課題です。

 AGCは、ご存じの通り、ガラス業界世界一のメーカーで、世界中に製造販売拠点を擁するグローバル企業です。この日本を代表するグローバル企業が韓国でやっていることは、社長が懲役判決を受ける違法派遣、そして労働組合つぶしの不当解雇です。ガバナンス刷新をうたって昨年就任した平井社長も何も変わりません。このような日本企業による組合つぶしは埼玉県のサンケン電気の偽装廃業とともに韓国の多くの人々の怒りの的になっています。このような日本企業の横暴を許しません。ご支援をお願いします。

2022年5月26日AGC本社抗議行動

「落書き」でチャホノ支会長に懲役10カ月求刑!

 5月19日開かれた集示法違反·共同財物損壊容疑裁判で検察はチャホノ支会長に対して懲役10カ月というとんでもない不当な求刑を行った。不法派遣罪でAGC韓国社長(当時)は懲役6カ月判決。それに抗議したチャホノ支会長が懲役10カ月とは!絶対に許せない。無罪しかない。AGC本社は即刻解雇撤回して、全員を正社員として戻せ!

 5・26AGC本社抗議行動から6・30AGC本社包囲デモへ!

▲2019年6月19日亀尾市山東面旭硝子工場前

https://www.newsmin.co.kr/news/72868/?fbclid=IwAR0M5Wd33LdeQ998qITHaau-dOY7Qm1yZIzGcdSDuFEqt3KAzAClbiUziW4&ckattempt=1

(ニュース民記事から転載)

検察、アサヒグラス不法派遣は懲役6カ月···解雇者は懲役10カ月?
チャホノ支会長、”悔しさに抗議してラッカーを塗ったのが不法派遣より大きな罪なのか。”



Byパク·ジュンヨプ-2022-05-1918:49

検察が亀尾旭硝子(AGCファインテクノ韓国株式会社)解雇者である金属労組のチャ·ホンホ旭非正規職支会長に集示法違反·共同財物損壊疑惑で懲役10ヶ月を求刑した。 検察は集会の原因と見られる旭硝子の派遣法違反に対しては、代表者に懲役6ヵ月を求刑している。

大邱地方裁判所の金泉支所(ソ·チョンウン裁判長)は19日、チャ·ホノ支会長など労組関係者5人の共同財物損壊などの容疑に対する結審公判を開いた。

この日検察はチャ支会長に集示法違反·共同財物損壊疑惑で懲役10ヶ月、残りの労組関係者には共同財物損壊疑惑で300~400万ウォンの罰金刑を求刑した。



検察はチャ支会長などが2019年6月、亀尾市山東面のアサヒグラス前で集会を開催した後、申告された位置を抜け出し会社正門前まで移動してスローガンを提唱した点、ラッカースプレーを利用して道路などに文字を刻んだ点などが集示法に違反する行為だとしチャ支会長を起訴した。 特にラカチルは共同財物損壊にも該当するとし、チャ支会長と共に他の労組関係者4人も起訴した。

検察の求刑に車支会長は虚しい心情を明らかにした。 集会の原因になったアサヒグラス不法派遣には検察が派遣法違反で懲役6ヶ月を求刑したためだ。

チャ支会長は「懲役10ヵ月というが、到底理解できない。 あきれる。 私たちが今まで戦う理由が労働組合を作ったと178人が携帯メール解雇されたため」とし、「検察はアサヒグラス不法派遣には懲役6ヶ月を求刑した。 無念にも8年間路上にいて、それに抗議しようとラッカーを塗ったのが不法派遣を犯して大きな利益を得た不法行為よりも大きな罪なのか。 してもひどすぎる」と話した。

続けて「不法派遣問題が続く理由がまさにこのためだ。 検察は不法派遣を正すよりは被害者が戦うことを処罰することに関心がある」と指摘した。

今回の事件の宣告は7月7日だ。

一方、最高裁は2020年ラッカースプレーで会社道路の床に文句を刻んだ類似事件で、ラッカー塗りが道路の効用を害する行為とは見難いとし、財物損壊罪が成立しないと判断した経緯がある。 最高裁は「道路の床に記載された文句に会社役員実名と侮辱的内容が含まれているが、道路利用者が本来の使用目的どおりに使用できないほどに達したと見るには足りない点、原状回復にそれほど多くの時間と費用がかからない点などを総合すれば、文句を書いておいた行為が道路の効用を害する程度に達したとは見難い」と判示した。

レイバートゥデイ記事

「不法派遣より集会の方が悪い?」 検察の「偏狭な物差し」
不法派遣代表は懲役6月求刑、抗議した解雇者は懲役10月求刑

▲資料写真、チョン·ギフン記者


検察が不法派遣疑惑が認められた元請け代表よりこれを糾弾した解雇労働者に高い刑量を求刑し批判が出ている。 労使の犯罪行為に対する検察の見解が公正性を失ったという指摘が出ている。 労働界は不法派遣犯罪処罰意志が弱いと批判した。
アサヒグラス非正規職集会·落書き
不法集会と財物損壊容疑の適用
22日法曹界によれば検察は19日大邱地方裁判所金泉支所刑事2単独(ソ·チョンウン判事)審理で開かれた結審公判で金属労組アサヒグラス非正規職支会長のチャ·ホンホに懲役10月を宣告してくれと裁判所に要請した。 一緒に裁判に付されたオ·スイル首席副会長を含む4人には罰金300万~400万ウォンを求刑した。
チャ支会長らは不法集会を開催し、会社所有の物を壊した疑いが持たれている。 彼らは2019年6月、慶尚北道亀尾のアサヒグラス本社前の車線で会社を糾弾する集会を開いた。 検察は支会が当初申告した場所を離れて会社正門前まで移動し約11~12分間スローガンを提唱し集会およびデモに関する法律(集示法)に違反したと見た。
また、ラッカースプレーで会社前の道路に文字を刻んだ疑い(暴力行為など処罰に関する法律上の共同財物損壊)も適用した。 検察は控訴状に「あらかじめ準備して配布した多様な色のラッカースプレーを利用して会社前の道路·歩道·正門の柱に『朝日は戦犯企業』などの文字を刻んだ」とし「修理費5千200万ウォン相当がかかるよう道路などの効用を害し損壊した」と指摘した。
検察は控訴状に組合員の犯罪履歴を詳細に記載した。 チャ支会長は03年と07年、集示法違反罪でそれぞれ懲役1年6月、執行猶予3年を言い渡されたことがある。 すでに処罰内訳があるという点を強調したものと解釈される。
一方、車支会長側は無罪だという立場だ。 この日の裁判でチャ支会長らを弁護したタク·ソンホ弁護士(金属労組法律院)は「集会によって公共安全や秩序に脅威を与えたことはない」とし「集会申告書に記載された通り移動し集会を平和的に終えた」と主張した。 チャ支会長も最後の陳述で「毎年集会を進行し、警察も違法な行為だと言ったことが一度もない」と強調した。
特にスプレーで落書きしたことは犯罪行為に該当しないと抗弁した。 最高裁の判決を根拠に提示した。 最高裁は2017年と2020年共同財物損壊などの疑惑事件で落書き行為が道路の効用を害さず原状回復に大きな費用がかからないと判断した経緯がある。
「不法派遣」4年ぶりに元請け起訴され有罪
支会長「不法派遣厳罰の意志はない」
同日、検察の求刑は不法派遣の疑いで起訴されたアサヒグラス代表に下した求刑量と比較される。 検察は昨年5月、ハラノタケシ前アサヒグラス代表と下請け業者ジーティーエスのチョン·ジェユン前代表にそれぞれ懲役6月と懲役4月を求刑した経緯がある。 車支会長の求刑量より少ない。
検察の捜査も遅々として進まなかった。 支会組合員らは2015年5月、労組設立1ヶ月ぶりに解雇された。 アサヒグラス韓国子会社エイジシーファインテクノ韓国が下請けであるジーティーエスとの契約期間が6ヶ月残っているのに契約を解約して発生したことだ。
これに対し支会はその年の7月、元·下請けを告訴したが、検察は2年が過ぎて不起訴決定を下した。 支会の抗告で大邱高等検察庁が再起捜査命令をすると、最高検察庁検察捜査審議委員会の起訴意見の末、2019年2月になってアサヒグラスを起訴した。 告訴4年ぶりに裁判に付されたわけだ。
裁判所は元請けの不法派遣疑惑を認めた。 アサヒグラス代表は昨年8月、1審で懲役6月に執行猶予2年を、ジーティーエス代表は懲役4ヵ月に執行猶予2年を言い渡された。
労働界は検察の求刑が二重の物差しだと批判した。 チャ支会長は「不法派遣疑惑は懲役6ヶ月を求刑し、これにより被害を受けた労働者がデモしたという理由で懲役10ヶ月を求刑したことは公平性に合わない」とし、「不法派遣犯罪を厳罰しないので企業が継続して違法行為をするのではないか」と指摘した。 チャ支会長などに対する宣告公判は7月7日に開かれる。

5・26AGC本社行動から6・30本社包囲デモへ!

6・30解雇7周年!AGC本社包囲デモへ!

 韓国・旭非正規職支会の解雇撤回の闘いは6月30日で7周年を迎える。旭非正規職支会支援共闘会議はこの日、東京・丸の内にあるAGC本社に対する抗議デモを決定しました。5月26日AGC本社行動から6・30本社包囲デモへ!多くの仲間の結集を訴えます。

①5/26(木)AGC本社(東京駅丸の内北口・新丸の内ビル)前に15:45集合
②6/30(木)不当解雇7周年AGC本社包囲デモ15時本社前集合

韓国サンケン労組を支援する会の毎週木曜日行動への結集もお願いします。

韓国サンケン労組を支援する会 毎週木曜日行動

https://www.facebook.com/kankokusanken/

朝7:15 サンケン電気本社(埼玉県新座市北野三丁目6番3号)門前集合

8:30頃~ 志木駅前宣伝行動

昼休み サンケン電気東京事務所(東京都豊島区南池袋二丁目25番5号 藤久ビル東5号館)前行動

4月21日(木)AGC本社行動へ!

旭非正規職支会支援共闘会議は3月30日のAGC株主総会抗議行動を引き継ぎ、4月21日(木)にAGC本社への抗議要請行動に立ちます。午後3時30分に東京駅丸の内北口集合、その後3時45分を目途に新丸の内ビルディング前に移動して抗議行動を行います。ぜひとも結集をお願いします。

連絡先 090-9016-0272(清水)

    asahihiseiki@ybb.ne.jp

労働者を路頭に放り出して7年!

韓国AGC社長 懲役6カ月有罪!

違法派遣!不当解雇!解決は本社の責任!

 AGC労働者のみなさん。市民のみなさん。
 7年前の2015年6月、AGC韓国子会社で働く請負労働者138人が旭非正規職支会を結成しました。するとAGC韓国子会社は、たった一ヵ月で組合員全員を解雇しました。私たち日本の支援共闘会議は、直ちに組合員全員を正社員として職場に戻し、謝罪することをAGCに要求します。
 昨年2021年8月11日、韓国テグ地裁キムチョン支院は、派遣法違反罪で、当時のAGC韓国社長の原納猛(はらのたけし)被告に懲役6ヵ月執行猶予2年、元GTS(請負会社)代表に懲役4ヵ月執行猶予2年を言い渡しました。法人としての旭硝子とGTSに罰金刑も課しました。違法を認識した上での行為で悪質と断罪されました。AGC韓国はAGC旭硝子の完全子会社、社長も本社の人事で派遣された社長です。
 旭非正規職支会組合員の解雇について、AGC本社は、子会社が行ったこと、子会社が適切に対応している、本社がコメントする立場にはないと、一貫して無責任と対応拒否を決め込んでいます。その一方で、一年余り前にAGCが用意した和解協議の中では、チャホノ支会長を除いて、全員を正社員として採用するという和解案を提示しました(協議は決裂)。この期に及んでも組合員を分断して労働組合をつぶそうというのです。
 AGCは、ご存じの通り、ガラス業界世界一のメーカーで、世界中に製造販売拠点を擁するグローバル企業です。この日本を代表するグローバル企業が韓国でやっていることは、社長が懲役判決を受ける違法派遣、そして労働組合つぶしの不当解雇です。ガバナンス刷新をうたって昨年就任した平井社長も何も変わりません。このような日本企業による組合つぶしは埼玉県のサンケン電気の偽装廃業とともに韓国の多くの人々の怒りの的になっています。
 新型コロナで、韓国の組合員の来日がかないません。彼らの7年にわたる長期・不屈の解雇撤回の闘いは、世界中の非正規労働者の希望の光です。旭非正規職支会組合員全員を必ず正社員として職場に戻さなければなりません。
 ウクライナで戦争が始まりました。次は「台湾有事」をめぐって、米日は中国を軍事的に叩こうと準備を始めています。旭非正規職支会は地元のソソンリ村でサードミサイル配備に反対して闘っています。労働者の国際連帯こそが戦争を止めます。日本の労働者市民のご支援をお願いします。

AGC株主総会抗議行動でのチャホノ支会長のオンライン・アピール

2022年3月30日、午前10時から、皇居前の東京會舘において第97回AGC株主総会が開催された。会場前には旭非正規職支会支援共闘会議や韓国サンケン労組を支援する会の仲間たち30数名が結集して、宣伝カーを使った抗議・宣伝戦が繰り広げられた。

この場で、韓国から旭非正規職支会チャホノ支会長とオンラインでつなぎ、アピールをしてもらった。この堂々たるアピールを紹介する。

 旭非正規職支会・チャホノ支会長アピール

 旭非正規職支会支会長チャホノです。日本の同志たち、おはようございます。

 昨年に続いて今年も旭硝子(AGC)株主総会に対応し、株主総会会場前で行動していただきありがとうございます。

 旭非正規職職支会は、旭闘争にいつも共に闘ってくれる同志たちがいて8年目の闘いを続けることができています。同志たちが共に闘ってくれるのでうれしく思います。

 AGCは犯罪企業であり、不法企業です。

 AGCは、韓国工場の不法行為が認められ、不法行為が明らかになっても未だに否定しています。AGC資本は、長い間派遣法に違反する不法行為を犯しました。

 韓国労働部は旭硝子のAGCの派遣法違反について行政命令まで出しました。

 裁判所も民事裁判におけるAGCの派遣法違反が明らかになり、解雇された非正規職労働者を正規職として雇用しろという判決を出しました。

 刑事裁判ではAGCファインテクノ韓国の元社長に懲役刑の判決を出しました。

 AGCの犯罪行為は明白です。AGCは不法行為を犯したのならそれに対して答えなければなりません。何の言及もありません。AGC資本は一言も発することなく沈黙しています。

 AGCは昨年、自分たちの不法行為を解決するために私たちに初めて提案してきました。解雇者22名を雇用するとすべきにもかかわらず、私を除外し、代わりに慰労金を出すという提案でした。

 22名全員断固として拒否しました。私たちは誰かを除外して合意することはできません。それが民主労組の基本精神です。

 AGCは私たちを分裂させようとしました。しかし、民主労組はそのように簡単に分裂などしません。AGCは未だに旭非正規職支会をよくわかっていません。そして自分たちが何を間違ったのか、わかっていません。どう責任取るのかもわかっていません。

 AGC闘争は、ここに来て慰労金を出し、一部雇用すると言っても闘いは終わりません。AGC闘争はAGC資本が合意しようとすれば終わるというものではありません。AGC闘争は私たちの意志によって終わるのです。

 長期に闘っているからといって簡単に合意できると思ったら大間違いです。

 旭非正規職労働者は7年前に労働組合を初めてつくった時の純真だった労働者ではありません。7年の闘いは私たちを団結させ、私たちははるかに堂々としています。私たちはどう団結するのか、どう闘うのかを学びました。

 AGC闘争は毎日毎日新しい歴史をつくっています。検察との闘い、非正規職労働者との共同闘争などは、民主労組の新しい道をつくっています。

 AGC闘争は韓国で多くの同志たちが支持し共に闘っています。

 必ず勝利する以外ない闘いです。

 

 同志の皆さん、AGC闘争を通して民主労組の力をみせてやります。

 少数でも民主労組の団結と階級的連帯の力がどれほど強いものかを見せてやります。

 同志たちと共に堂々と勝利します。

 同志の皆さん、共に闘ってくれてありがとうございます。トゥジェン!

韓国とオンラインでつなぎAGC株主総会へ抗議・宣伝行動

 2022年3月30日、皇居前の東京會舘にてAGC第97回定時株主総会が開かれた。新型コロナが収まらず、旭非正規職支会の訪日がかなわない中、日本の支援者30人余りが結集して、AGCに抗議の声をあげ、株主に訴えた。

 AGCファインテクノ韓国に旭非正規職支会が結成されたのは2015年5月29日。下請会社GTSの請負労働者138人が結集して職場でシュプレヒコールをあげた。しかしAGCは一か月後の6月30日に一斉メールで全員を解雇させた。「整理解雇」が口実だった。GTSは会社解散してしまう。

 旭非正規職支会組合員が、日本の本社に面談を求めて初めて日本に来たのは、その年の7月の暑いさなかだった。受け入れたのは動労千葉だった。以来、毎年のように訪日・本社への申入れを繰り返して、連帯を強め、旭非正規職支会支援共闘会議が結成されたのが2018年の5月だった。コロナのパンデミックでお互いの往来はできなくなったが、連帯は強くなった。

 やはり業界大手の日本企業・サンケン電気による偽装廃業・韓国サンケン労組組合員の全員解雇が「日本企業の食い逃げ」として批判をあびている。コロナを好機とした悪質な組合つぶしだ。日韓労働者の連帯の中に、希望がある。日本でも連帯と共闘を強めようという機運が作られ、この日のAGC株主総会行動にも韓国サンケン労組を支援する会の仲間たちが結集して、ともに声をあげてくれた。

 オンラインでつないでアピールしてくれたチャホノ支会長の言葉は力強かった。

 「旭硝子は私たちのことをわかっていない。私たちは解雇された時の私たちではない。長引かせれば思うような解決ができると思うな。解決を決めるのは私たちだ!」

 昨年8月に当時のAGCファインテクノ韓国の社長・原納猛に違法派遣罪で懲役6カ月の有罪判決が下された。昨年1月に島村琢哉現会長に代わって就任した平井良典社長は、ガバナンスの刷新をうたったが、それはなんだったのか?相変わらずの無責任と居直りを決め込んでいる。

 本社は責任を取れ!

 謝罪の上、組合員全員を今すぐ正社員として職場に戻せ!

 組合つぶしをやめろ!

 旭非正規職支会は、勝利するまで旭支会と共に闘う!

動労千葉・佐藤正和副委員長のアピール

韓国サンケン労組を支援する会の仲間の連帯アピール
韓国サンケン労組を支援する会の仲間の連帯アピール

韓国サンケン労組を支援する会・ノレの会の仲間が韓国の闘争歌を日本語でうたってくれた
全国労組交流センター飯田事務局長

顧問の金元重さんからアピール

AGC株主の皆様へ。AGCのコンプライアンスを正してください!

AGC韓国社長 懲役6カ月有罪!

違法派遣!不当解雇!解決は本社の責任!

 AGC株主のみなさん。市民のみなさん。
 7年前の2015年6月、AGC韓国子会社で働く請負労働者138人が旭非正規職支会を結成しました。するとAGC韓国子会社は、たった一ヵ月で組合員全員を解雇しました。私たち日本の支援共闘会議は、直ちに組合員全員を正社員として職場に戻し、謝罪することをAGCに要求します。
 昨年2021年8月11日、韓国テグ地裁キムチョン支院は、派遣法違反罪で、当時のAGC韓国社長の原納猛(はらのたけし)被告に懲役6ヵ月執行猶予2年、元GTS(請負会社)代表に懲役4ヵ月執行猶予2年を言い渡しました。法人としての旭硝子とGTSに罰金刑も課しました。違法を認識した上での行為で悪質と断罪されました。AGC韓国はAGC旭硝子の完全子会社、社長も本社の人事で派遣された社長です。
 旭非正規職支会組合員の解雇について、AGC本社は、子会社が行ったこと、子会社が適切に対応している、本社がコメントする立場にはないと、一貫して無責任と対応拒否を決め込んでいます。その一方で、一年余り前にAGCが用意した和解協議の中では、チャホノ支会長を除いて、全員を正社員として採用するという和解案を提示しました(協議は決裂)。この期に及んでも組合員を分断して労働組合をつぶそうというのです。
 AGCは、ご存じの通り、ガラス業界世界一のメーカーで、世界中に製造販売拠点を擁するグローバル企業です。この日本を代表するグローバル企業が韓国でやっていることは、社長が懲役判決を受ける違法派遣、そして労働組合つぶしの不当解雇です。このような日本企業による組合つぶしは埼玉県のサンケン電気の偽装廃業とともに韓国の多くの人々の怒りの的になっています。
 新型コロナウイルス感染拡大によって、韓国の組合員が日本に来て解雇撤回を訴えることができません。しかし彼らの長期・不屈の解雇撤回の闘いは、世界中の非正規労働者の希望の光であり、必ず勝利しなければなりません。
 株主向けの宣伝文句とは裏腹に、AGCはコンプライアンス違反を居直っています。平井良典社長は、ガバナンス刷新をうたって昨年社長に就任しましたが、無責任・無対応は島村琢哉前社長と何も変わっていません。株主のみなさんの良識でAGCのコンプライアンスをただしてください。労働者の正義のために、路頭に放り出されて7年を闘う旭非正規職支会組合員を正社員として職場に戻してください!

3・30AGC株主総会抗議行動へ

ただちに全員正社員で職場に戻せ!

 AGC(旭硝子)は2022年第97回定時株主総会を3月30日(水)10時から(受付開始9時)東京會舘3階(「ローズ」)にて開催することを株主に通知しました。7年前、AGC韓国子会社は、請負労働者138人が労働組合を結成して立ち上がるや、たった一ヵ月で組合員全員を解雇しました。旭非正規職支会支援共闘会議は、この株主総会において、即座に全員を正社員として職場に戻せ、謝罪せよ!と求める宣伝行動に立ちます。共に闘う仲間のみなさん、労働者市民のみなさんにともに声をあげて頂くようにお願いします。
 昨年2021年8月11日、韓国大邱(テグ)地裁金泉(キムチョン)支院刑事1単独裁判部(キム・ソンヨン裁判長)は、派遣労働者保護などに関する法律(派遣法)違反罪で、元AGC韓国社長の原納猛(はらのたけし)被告に懲役6ヵ月執行猶予2年、元GTS(請負会社)代表のチョン·ジェユン被告の懲役4ヵ月、執行猶予2年を言い渡しました。法人としての旭硝子とGTSにもそれぞれ罰金1,500万ウォン、300万ウォンを言い渡しました。AGC韓国はAGC旭硝子の完全子会社、社長も本社の人事で派遣された社長です。
 旭非正規職支会組合員の解雇について、AGC本社は、子会社が行ったこと、子会社が適切に対応している、本社がコメントする立場にはないと、一貫して無責任を決め込んでいます。一方で、昨年行われた和解協議の中では、チャホノ支会長を除いた全員を正社員として採用するという和解案を提示しました(協議は決裂)。分断して労働組合つぶしを貫こうという組合敵視を続けているのです。
 AGCはガラス業界で世界一のメーカーで、世界中に製造販売拠点を擁するグローバル企業です。この日本を代表するグローバル企業が韓国でやっていることは、社長が懲役判決を受ける不法派遣、そして労働組合つぶしの不当解雇です。このような日本企業による組合つぶしは埼玉県のサンケン電気の偽装廃業とともに韓国の多くの人々の怒りの的になっています。
 新型コロナウイルス感染拡大によって、韓国の組合員が日本に来て解雇撤回を訴えることができなくなっています。しかし彼らの長期・不屈の解雇撤回の闘いは、世界中の非正規労働者の希望の光になっています。日本の私たちは、彼らの分もしっかりと声をあげなければなりません。AGC株主総会抗議行動への結集・支援を重ねてお願いします。

「財閥は釈放し、非正規職は実刑判決」正義は死んだ

[社説]非正規職の入場はもうやめて
<2月9日、非正規社員17人全員、実刑および有罪判決>
「財閥は釈放し、非正規職は実刑判決」正義は死んだ。
-非正規職のない世界への闘争を止めない。
◆今日、大韓民国の司法部は、すでに傾いた秤で、非正規労働者17人全員に実刑と有罪を言い渡した。 常識と正義は作動しなかった。 2月9日、ソウル中央地裁刑事合議27部(金鮮一部長判事)は、不法派遣犯罪者の処罰と「仕事中に死なないように」を叫んだ非正規職に対する判決で、金寿億に1年6月の実刑、5人に懲役1年6月または6月と執行猶予、11人に罰金200万ウォンを言い渡した。
金鮮一(キム·ソンイル)部長判事は「不法派遣や非正規職、必ず解決しなければならない問題が正しい。 誤った部分は正さなければならない。 被告人の主張そのものについては異議はない. 裁判所はその主張が不当だとは思わない」とし、非正規労働者の主張と要求は正当だと認めた。 しかし「その主張を提示する方法は法の枠から外れることはできない」とし、無罪判決の余地はないとして全員有罪判決を下した。 非正規職の要求と主張に対し、正当性を認めながらも矛盾したことに、皆に実刑と有罪を言い渡した今日、大韓民国の常識と正義は共に殺された。 キム·スオクに実刑を言い渡したが、法廷拘束はしなかったとして免罪符を受けることはできない。
5年前、文在寅、政府は労働尊重、非正規職のゼロ時代を約束した。 仕事をして死なないように重大災害企業処罰法の制定を約束した。 不法派遣犯罪者への処罰や正社員への転換を約束した。 しかし、どれ一つ守られなかった。 非正規職労働者らは、「法に則ってやれ」、「約束を守れ」と要求せざるを得なかった。
しかし、検察は非正規社員17人に22年6ヵ月を求刑したが、「ただ一つの無罪でも出るのではないか」と思って、公訴状まで変更して粘り強く21年2ヵ月を求刑した。 裁判所は、すでに傾いた秤で非正規職の正当性を認めながらも、実刑と有罪を言い渡す矛盾した判決を下した。 不法派遣犯罪者、財閥、大企業の誰一人が処罰されていないが、不法派遣被害者は犯罪者になった。
真実は隠すことができず、正義は閉じられない。 「仕事をして死なない世の中を諦められない」。 非正規職をなくさない限り、不平等を断ち切ることはできない。
2月19日(土)、私たちは故ペク·ギワン先生1周忌に際し、「一歩踏み出すために命をかけろ」という精神に基づき、<不平等を覆す非正規職大行進>闘争を展開する。 ろうそくと非正規職を裏切った文在寅民主党と保守野党候補の誰が大統領になっても、この現実を変えないことを知っているからこそ、我々は止めずに闘争する。
2022年2月9日
非正規労働者、「もうやめて」1100万人の非正規労働者の共同闘争

MBCニュース『「文字一つで解雇」旭非正規労働者らが7年間立っている会社前のテント』

MBCニュース

「文字一つで解雇」旭非正規労働者らが7年間立っている会社前のテント

前社長に懲役刑が言い渡されたが、会社控訴により裁判は進行中

7年前、文字一つで解雇された欧米の旭硝子工場の労働者たち。

今は会社名がAGCファインテクノに変わりましたが、この工場の前には、7年間テントが張られています。

「7年前にここで解雇された非正規職労働者たちの座り込みろう城です。

これまで裁判所が、会社に彼らを直接雇用せよという判決を下し、不法派遣で前社長に懲役刑が言い渡されたが、会社が控訴し、裁判は依然として進行中です。

職場に戻る希望を抱いて長期闘争を続けている旭非正規職の労働者たちに、ド・コンヒョプ記者が会いました。

◀記者▶

テントでの座り込みを、アサヒ非正規職支会の組合員イ·ヨンミンさんとチャ·ホンホ支会長が守っています。

座り込みの壁には、全国各地から応援のキャッチコピーが貼ってあります。

2015年にメール一つで解雇されてから7年目、178人の社内下請労働者のうち22人は依然として会社を相手取って復職を要求し法廷闘争を繰り広げています。

財政事業と全国各地から集まった後援金を合わせて、1ヵ月百万ウォンの生計費として今まで耐えてきました。

◀イ·ヨンミン/朝日非正規雇用支会組合員▶

「僕たちより行ったらもっと大変なところも 見えたりするんですが、僕たちに またこういう力をくれるお話も」

その間、会社を相手取った2件の訴訟1審で裁判所は解雇者たちの手をあげてくれました。

労働者の地位確認訴訟では、「元請の旭硝子は、解雇者を直接雇用せよと言いました。

解雇者の告発で始まった派遣法違反の刑事訴訟では、6年後の2021年、前任の日本人社長と下請会社の社長に懲役刑が宣告されました。

しかし、会社側が判決を不服として抗訴したため、裁判は続いています。

未払い賃金54億ウォンを要求して起こした損害賠償訴訟は3年目の2月10日、1審の判決を控えています。

最高裁判所まで行けばどのくらいもっとかかるか分かりません。

会社側の法律代理人は、韓国最大法務法人キムアンドチャンです。

◀チャ·ホンホ/朝日非正規雇用支会長▶

「裁判を最大限迅速に進めるのが私は基本だと思います。 迅速かつ公正に。 これが司法府の基本的な役割でもあります。 長く引きずっていくことは結局は被害者たちだけをもっと苦しめることになると思います。”

ただ昔のように平凡な日常を取り戻してもらいたいというのが彼らの唯一の切実な望みです」

◀イ·ヨンミン/朝日非正規雇用支会組合員▶

「ずっと同じ考えだから、一度出勤してみよう。 まだ僕ら···。 メール解雇された日···。 まだ社員証を持っています。 社員証を持って見せながら入りたいです。”

MBCニュースもコンヒョプです。 (映像取材:イ·スンジュン)

AGCは全員を正社員として戻せ!

2022年1月19日、雪の降る韓国・亀尾(クミ)のAGC韓国工場前のろう城場で、旭水曜文化祭が開かれた。不屈の解雇撤回闘争は様々な苦難と困難を超えて、非正規職撤廃・全員の正社員としての職場復帰に向けて前進している。

日本では、1月13日にAGC旭硝子本社抗議行動が取り組まれた。コロナ・在宅勤務を理由に相変わらず申入れから逃げる本社。許せない。

この日は、毎週恒例の韓国サンケン労組を支援する木曜日行動があった。早朝から埼玉県新座市・志木駅に近いサンケン電気本社前に、旭非正規職支会支援共闘会議からも結集して、志木駅前行動、池袋の東京事務所行動もともに闘った。これを引き継いで韓国サンケン労組を支援する会の仲間3名がAGC旭硝子本社抗議行動にも参加してくれた。日韓連帯の旗のもとに連帯と共闘が広がっている。

東京駅丸の内は名だたるグローバル企業が集まっている。ここから日本の国際連帯をさらに広げたい。

1月13日サンケン電気に対する韓国サンケン労組を支援する会の行動

1月19日には神奈川の仲間たちが川崎のAGCテクニカルセンター(旧、AGC京浜工場)へビラまき行動を行った。地道な活動が継続されている。