チョンテイル烈士50周年記念 映画上映会
旭非正規職労働者の世の中を変える話
あなたは蜘蛛を見たことがありますか
監督:キムサンペ
特別鑑賞券:1000円 予約受付中!
11月15日(日)午後6時45分開会
(開場6時30分)
亀戸文化センター・カメリアホール
(JR総武線亀戸駅北口)
日本企業・旭硝子(あさひがらす、現・AG⊂)の韓国工場で働いていた非正規職労働者たちが、あまりに非人間的で劣悪な職場を変えようと2015年春、労働組合を結成した。しかし1カ月後、メール1本で解雇される。「解雇撤回!正規職として職場に戻せ!」
旭非正規職支会の22人の組合員の闘いは6年目に入っている。
彼らは非正規職労働者が闘っていると聞くとどこにでも駆け付け、連帯の蜘蛛の巣を張る。旭非正規職労働者について行けば、韓国の非正規職労働者の現実を見ることができる。この映画は、旭非正規職労働者が世の中を変える話だ。
主催 旭非正規職支会支援共闘会議
連絡先 千葉市中央区要町2-8DC会館 TEL 090-1258-6201 / 090-9016-0272
AGCは旭支会の解雇撤回しろ!
「非正規職と正規職はあらゆるものが違った。正規職は社員証だが、非正規職は出入証だった。工場に乗り入れることができるように車に貼る車両ステッカーの色も違った。社内下請け会社GTSは毎年最低賃金しか払わなかった。支給された作業服は汗が吸収されないナイロン製の安物だった。管理者はわれわれに人間的に接することはしなかった。ちょっと間違っても懲罰の赤いチョッキを着せた。小さな問題も始末書を書かせた。現場には労働者の不満が充満していた」
これは韓国・亀尾(クミ)市にある旭硝子工場で働いてきた請負労働者の話です。彼らは2015年5月29日、ついに亀尾工団で初の非正規職労働組合を結成しました。工場の力関係が一変しました。「民主労組を死守して人間らしく暮らそう!」と職場でスローガンを堂々と叫びました。奴隷のように働いていた工場が「現場」に変わり、解放感を感じた瞬間です。しかし1カ月後に旭硝子は組合員138人を含むGTSで働く178人をメール1本で解雇しました。今も旭支会は「共に闘って共に勝利しよう」とAGC亀尾工場の正門前で籠城(ろうじょう)し、全国の争議現場に駆け付け、解雇撤回を闘っています。
私たち旭非正規職支会支援共闘会議は、解雇直後の7月に旭支会の日本本社遠征闘争を動労千葉が受け入れたことを機に出会いました。そして、日本で旭硝子一AGC本社に解雇と不法派遣の責任を取らせる闘いをしようと結成しました。
コロナ時代を生き抜くために労働者の国際連帯が求められています。アメリカのBLM運動をはじめ世界中で労働者の怒りの行動が起こっています。勝利の鍵は、労働者が団結し、闘う労働組合を取り戻すことです。韓国の非正規職撤廃闘争をリードし、連帯の軸となっている旭支会と共闘し、労働者の未来を切り開きましょう!