9月6日㈮。
旭非正規職支会第5次遠征団の滞日最後のAGC本社への申入れ・抗議行動。
11時に東京駅丸の内北口に集合して早速AGC本社に申し入れ。
対応に出てきた総務部中村主任は、3日前と同じように、韓国法人が適切に対応している、本社は対応する立場ではないと、オウムのように繰り返す。オスイル副支会先頭に、ミンドンギ法規部長、ソンドンジュ文化体育部長が次々と追及する。怒りを抑えながら。特にこの日は韓国検察庁から違法派遣容疑で起訴されると退職して雲がくれしてしまった原納猛(はらのたけし・当時の韓国法人社長)について問いただした。人事も雲がくれも本社の指示は疑いようがない。答えられない、と逃げる中村に対して、勝利するまで何度でもやってくると決意を叩きつけた。
外に出て、全体で怒りのシュプレヒコールを叩きつける。
本社は責任を取れ!
判決に従え!
島村社長は出てきて謝罪しろ!
横断幕を広げて座り込む。交代でマイクを握りアピールを行い、ビラをまく。夕方まで持久戦。
連日予想以上に受け取りがよく、ビラが足りなくなって、あわててコピーに走る。
警備会社の警備員も最初は敷地に入るなとうるさかったが、あまり言わなくなる。彼らも労働者。アピールに共感するのがわかる。
夕方。
本社に対するシュプレヒコールを再度あげて、東京駅丸の内北口の方へ横断歩道をこえて移動。
丸の内から退勤する労働者に対して、ビラまきとマイクアピール。
仕事をおえてかけつけた労働者も宣伝戦に加わる。
今までで最大の人数になる。これだけの人数がいると、退勤の人渦にも負けない。ここでも旭支会の仲間がマイクを握る。
安倍政権によって韓国に対する敵意があおられる中、中には、敵意を示す人もわずかにいた。
しかし、労働者はひとつ。日韓の労働者の国際連帯で社会を変え、戦争を止めよう、というアピールは、大きな共感をつくり出し、明日への希望をつくり出した。
旭非正規職支会支援共闘会議は、絶対にAGC旭硝子のふざけた対応を許さない。必ずや国際連帯の力で、旭支会の職場復帰を勝ち取る決意だ。